ワンランク上のコロッケそばを〆にいただく。 : おでんと鴨蕎麦居酒屋 じんべえ

年明け、初めての来店でした。
立ち飲みのじんべえに立ち寄った後、梅田界隈をぶらぶらしつつ、少し酔いが醒めたくらいで訪問しました。
なかなかに賑わっているようで、立ち飲みスペースしか空いてませんでした。

この日はこちらも刺身が大半売り切れていたのですが、はりいかのゲソぬた和えがあったので注文しました。モンゴイカのは食べたことがありましたが、はりいかのは初めてだったのでどんなものだろ……と思っていましたが、美味しかったですね。恐らく、はりいかのゲソは小さいんだろうなあという感じでしたが、適度な歯ごたえと柔らかさでとても良かったです。
相変わらずの、低温調理の鶏肝煮は美味しかったですが、ローストビーフはやや筋が多い感じで微妙でした。値段もそれなりなので致し方ない気はしますが、もう少し良いお肉を使って欲しい気がしましたし、ドレッシングも薄めなのが物足りない気がしました。

ここは、男気ビールなど、大ジョッキ設定があるのもうれしいですね。日本酒も、立ち飲みの方とラインナップが違うので、色々と試してみてますが、もうそろそろコンプリートしたかもしれません。

そして〆のそばは、今回はコロッケそばを。ノーマルのかけそばからは+100円という設定ですから、割とお得かもしれません。コロッケ自体は、割と何処でもある甘めのイモ感しかないコロッケですが、揚げたてなんですよね。ぐずぐずになる前のサクサク感が残っている時に食べるのも良いのですが、それなりにつゆに浸かり、つゆと一緒に食べるコロッケもなかなかの美味でした。何より、手打ちのそばとコロッケの組み合わせが、イメージよりも美味しく感じられて満足しました。

いつになったら鴨そばを食べられるのかわかりませんが、とにかくそばは美味しいので是非試して欲しいと思います。

早くも2度目の来店です。夜に映画を観た後、大阪駅前第3ビルで何処に入ろうかと物色していたのですが、やはり馴染みのココにしようと思い入りました。土曜夜の20時くらいでしたが、ほぼ満員でしたね。最初の飲み物が出てくるのが遅かったのは減点対象でした。

メインはおでんとそばのお店ですが、おでんメニューは、一度に頼んでもバラバラに出てくることが多いっぽいです。最初からおでん鍋に入っている基本的な種と、後から温め直す種とがあるようで、そこを見極めないと、時間差で別皿で出てくるので、テーブルがいっぱいになってしまいます。
この日は、焼き豆腐にロールキャベツ、豆苗などをいただきました。焼き豆腐は安くて、しかも結構ダシを吸い込んでいて美味しかったです。ロールキャベツは、モッツァレラチーズを入れたものらしく美味しかったですが、思ったほどチーズ感が弱く、お値段ほどのものとは感じませんでした。豆苗はおでんダシで出される前にしゃぶしゃぶしてから出されるもの。頼んでから出てくるまでが遅かったですけど、良い感じでした。

刺身で、おじさんをチョイス。白身で淡白な感じですが、脂も載っていてなかなかに味わい深い美味しい魚でした。モンゴイカ下足のぬた和え、前回は食べたのに写真がありませんでしたが、今回は写真付きです。イカもネギ？も美味しかったです。
そして特筆すべきは、低温調理の鶏肝旨煮です。よくある鶏肝煮とは色からして違うのですが、食べてみて割と衝撃的でした。決して濃いタレで煮込んだわけではないのに、肝の臭さなんて全くありませんし、それどころか、肝のフレッシュな味わいと、薄めのタレというかダシの味が絶妙で、日本酒だろうがハイボールだろうが、どんな酒とも合いすぎる最高のアテになってました。レバーの本体はなめらかなペースト状のなめらかな舌触りですし、端っこのほうの部位であれば、管のプリッとした食感も楽しめましたし、これはとにかくオススメです。

〆は辛味おろし蕎麦。おろしは鬼おろしであまり辛く無かったのですが、コシの強い麺といい、海苔や揚げ玉などの薬味とのバランスも素晴らしく、ほぼ汁気まで完食してしまいました。

何となく、もう少しオペレーションが上手く行ければ、もっと良いお店になるような気がするのですが……でも、12月も後半に差し掛かる忙しい時期の週末だけに、仕方ない部分もあるでしょうね。
おでんや刺身、一品メニューは案外遅いのですが、そばメニューや揚げ物なんかはスムーズに出てくる気がしたので、もう少しメニューによって早い遅いを明記しても良いのかもしれませんね。

少し前に立ち飲みじんべえで、いつもいるはずの板さんがいないので店長に聞いてみると、実は大阪駅前第3ビルに、そばメインの店を出してそっちにいってて、寂しがってると思うので行ってみて、と言われていたのですが、ようやっと行くことが出来ました。
開店前にも覗いたのですが、開店前で絶賛仕込み中だったこともあって、別の店で飲んだ後に再び訪問しました。

店内は、全部見渡したわけではないのですが、立ち飲みのほうと比較するとかなり広く、ゆったりとした印象がありました。何より座れますからね。これは大きいです。

まずは刺し盛りを。立ち飲みのほうと同じく、5種2貫盛りが580円です。相変わらず美味しかったですし、連れも大満足でした。写真にはありませんが、モンゴイカ下足のぬたも美味しかったです。
次に、この店のもう一つの目玉であるおでんを。写真には大根と玉子しかありませんが、牛すじも頼みました。立ち飲みのほうにも、数は少ないながら置いているのですが、やっぱりこちらのほうが本格的な気がしました。
そして、どうしても食べたくなった、うにとモンゴイカのサタデー盛りを。うには全くくさみはなく、非常にフレッシュなもので美味しかったですし、モンゴイカももっちりしていて美味しかったです。そして、うにとイカを合わせて食べてなお美味しかった。
メニューを観ると、立ち飲みのほうと共通のメニューもあり、仕込みを共同してしているものと思われます。この店独自と言えば、やはり多種多様なおでんメニューとそばメニューでしょう。
最後に〆のそばを頼んだはずですが、写真もなく、記憶も曖昧なので割愛しておきます。美味しかったことだけは覚えているのですが……（汗。

日曜はやってないのがネックですし、土曜もランチ営業はやっていないので使い道が限定されてしまいますが、今度は空腹な状態で、かつ1軒目で訪れたいお店でした。