【豚匠 川ばた屋】ありそうでなかった豚ホルモン割烹 : 豚匠 川ばた屋

お初天神境内から国道に向けて進む小路。たくやさん・酒肆門さんなど、名店がひしめき合う、そして隠れ家的な好立地に登場した新店、川ばた屋さん。大人気、天下茶屋たゆたゆさんのグループです。
以前の営業スタイルから一変し、豚料理の割烹コース2500円。がらっとスタイルも変えて、和洋折衷な豚料理が楽しめちゃう素敵なお店。で、居心地は今まで通りなんだから、これから間違いなく人気出ちゃいますよね〜。


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2017/05再訪多数
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飲み仲間の先輩から、私の好きだった川ばた屋さんが豚割烹になってたよ！と聞いたので、その日のうちに大将に挨拶しに訪問。で翌週、一人でこっそりうかがっちゃいました。

お店の雰囲気はそのまま、気軽な外観と店内です。ちょっと入り口は豪華になってるような、なってないようなw
ちなみに、天下茶屋たゆたゆさんグループが始める豚割烹とあってこの日も満席。まぁ、店主の人柄で元々のお客さんが集まって来てる感じですかね。

メニューは、まず2500円の豚料理の割烹を頼んでもらう感じです。

とりあえず、朝昼食べてないので、キンミヤで喉を潤してコーススタート。
この日の2500円コースはこんな感じ。

・豚バラ軟骨とフクの煮込み
・豚ガツとろ火刺し
・八寸(左側から)
苺のラルド(背脂塩漬け)
豚コンソメのスープ茶漬け 生つくね入り
豚コブクロとろ火刺し 酢味噌和え
豚鹿の子とろ火刺し 生姜醤油で
豚コンソメの出汁巻 豚佃煮入り
豚タン漬け
和風リエット
豚ヘレ香草パン粉焼き
・そら豆の炭火焼きパルメザンチーズ掛け
・豚カルビ 有馬山椒と

まずスタートの煮込み。この日は豚バラ軟骨とふわ(肺)の煮込みです。
これ、豚のコンソメと鰹出汁のダブルスープで優しいお味。このお出汁がベースの味になってるわけですね〜。間違いないわ。
そして、豚バラ軟骨はとろとろに煮込まれストレスなくほぐれます。フワは優しい火入れが感じられる食感でこれも美味いですね！速攻酒お代わり。

続く豚ガツとろ火刺し。
たゆたゆさんグループの上ガツはかなり質が良いのですが、ここはさらにとろ火でゆっくり煮込んでから冷製にしてるので肉質の良さが感じられます。

で、新生川ばた屋さんと言えばこれでしょう。豚料理の八寸。
単に豚の焼き物やら冷製を盛ってるわけじゃなく更に一工夫あるんです。

和風リエット、生ハムメロンみたいな苺のラルドなんかは洋な雰囲気を漂わせてますね〜。酒が進みます。
で、生つくね入り豚コンソメがかなり良い。生つくねは生ハムのつくねで若干の塩気を感じさせながら、優しい豚と鰹のWスープと酢飯の酸味で楽しませてくれます。ぐふふ。

豚鹿の子とろ火刺し。豚頬の下部分で脂も乗っており、炭火の香りに生姜醤油でさっぱりと。店主曰くこれは人気メニューらしいです。

しっとりと優しく火の通ったタンを漬けにしたアテに、ヘレのレア焼きを香草パン粉で仕上げたアテにと酒が進む進むw 美味いですね。

ここで季節の野菜も出てきて(味は省略w)
〆は全店舗の名物だった豚カルビ。これは安定の美味さですね〜。ぶりんとした食感にご飯が進みそうな濃い味タレ。骨周りまでガツガツ食べちゃう味付けです。更に有馬山椒までついててこれまた合うんですよね。
やっぱり間違いないわ〜。

そんな感じで食べてると自然に焼酎も3杯目。あ、酒が余ってるってことで、もちろん料理も追加ね。

・豚つくね 300円
・豚カシラ 瞬間燻製焼き 900円

前形態の時も名物だった豚つくねは健在。
つくねの美味さもさることながら、氷水で〆たピーマンに乗せていただくこれがめっちゃ美味いんですよ。変わらぬ名作ですね。

店主に自信作を聞いたところオススメしてくれたのがこちらの豚カシラ。ブロック肉でじっくり炭火で焼く脂ののったカシラ。これに甘い新玉ねぎ(多分)も付いてます。

この豚カシラ、炭火と燻製オイルの香り付けがとっても良くって、肉の美味さも存分に味わえます。
だって、ブロック肉で焼くカシラなんて見たことないですよね？？多分ここから来る美味さなんじゃないかと。知らんけど。

てな感じで、酒も結構飲んで、色々食べ6500円ほど。
確かにお値段は前店舗の倍(そもそも食べてる量は違うけど)になってますが、その料理の質や楽しめる感じは更に倍みたいなw

まだ新生川ばた屋さんは始まったばかり。
大人気の天下茶屋たゆたゆさんグループですし、色んなメニューを試行錯誤されるでしょうし、人気出ることは間違いないお店ですね。

これからが本当に楽しみですわ。

ごちそうさまでした。