ヤベェ～、売り切れ寸前だった・・・。ラストギリギリの客として何とか美味しいカレーにありつけました！ラッキー♪ : SOMA

土曜日に中津でのランチ。と言う事で向かったお店が、
「ＳＯＭＡ」さん
でした。
こちらは中津界隈に数多くあるカレー屋さんの中でもトップクラスに人気のある大人気のスパイスカレーのお店ですね。
お店の場所は『阪急中津駅』の目の前にある『中津中央公園』を駅から公園の周囲をぐるっと回るか或いは公園の中を通り抜けるかした反対側で、駅から歩いて２～３分程の所にありました。お店の前には『北スポーツセンター』って施設もある辺りですね。
お店の前に到着した時間は１３時０５分。
おっ～！？当然と言うかやっぱりと言うかお店の前には２５名の方々が行列を作って待っておられました。行列はお店の前の道からお店の横の路地にまで達しています。う～む、１３時００分を過ぎてもこの人数なのかぁ、仕方無いなぁ、と思いながら行列の最後尾に着き暫し大人しく入店を待ちます。この待っている間店内から漏れ出てくるスパイスの香りにお腹ペコペコ状態も限界になりましたね。
しかし、毎度このお店に来る度に思う事なのですがこの店舗、初めて来る人はあの行列が無かったらここが目的のカレー屋さんだとは気付かずにお店の前を多分通り過ぎてしまうんじゃないかと思う佇まいですよね。昭和の高度成長期くらいからありそうな『ＡＬＷＡＹＳ～三丁目の夕日～』的な少し古びた（失礼＼(_ _)）普通の商店って言うか民家って感じのお店ですもんね。店内は古びた和風の土間が有る普通の家屋を何とかお洒落な感じにしようとしている努力は伺える手作り感のある感じなんですが、まあ、ギリ飲食店っぽくはなっているかな（笑）。
何て事を考えながら行列に並んで待っていると１３時５５分に女性の店員さんがお店の外に出て来られて「私の３人前まででカレーが売り切れそうである事。引き続き並んで待ち続けても構わないが提供出来るかどうかの保証は出来ない事を承知の上で並んで欲しい事。」を告げられました。う～ん、３人前までかぁ、微妙なライン・・・。でも、まあ、折角１時間近く待ったんだからもう暫く待ってみようと駄目元で引き続き待ってみる事にしました。『あいがけ』的なカレーとまでは言わないのでせめて普通のシングルのカレーでも良いからどうか私の分まで残っていますように（祈）。ちなみに私の後ろにも１５人くらいの人が並んでいたのですが１人を残して皆このタイミングで諦めて帰ってしまいましたね。まあ、そりゃそうでしょうけどね。
と言う事でまた暫く待って１４時２０分に入店し店内に有るウェイティング用の二人ベンチ１台と丸パイプ椅子３脚に座わりつつまだまだ待ちます。
うむ、お店のオペレーションは相変わらずマスターらしい調理担当のお父さんとフロア担当のお姉さんのお二人ですね。テキパキと仕事をこなされていますが二人では限界があるでしょうからねぇ、かなり効率良く回されていますが、あれだけの人が来ると無茶苦茶混み混みになっちゃうのは仕方無いなんだろうなぁ。
そうこうしているといよいよ１４時３４分にようやっとカウンター席に通され着席出来ました。ヤッタ～！何とかカレーはまだ残っていたようです！！ホッ、良かった。辛抱して１時間３０分待った甲斐がありました（感涙）。
ちなみにこちらのお店の席数はカウンター席４席、一人角テーブル１脚、二人角テーブル１脚、二人丸テーブル２脚が有りました。
着席後、既にカウンターの上にお冷やと共に置いてあったメニューを見ながらどのカレーをいただくか検討。
ふむふむ、やっぱり既に売り切れているカレーもありますねぇ。本当は注文したかったこのお店で１番の人気だと思う「チキンキーマ＋トマトカレー」系の三種類のカレーは案の定既に売り切れかぁ。仕方無いなぁ、と思いながら今回注文したのが、
「牛スジ肉＋野菜」￥９５０
でした。
ここで店員さんから辛さの好みを聞かれるので辛さは３倍でお願いしております。ちなみにこちらのカレーの辛さは、【そのまま】が中辛。私が頼んだ【３倍】で辛口だそうで、これが５倍までが無料になっています。そして６倍からの辛さからは有料になるんだそうです。
って事でオーダー後、カレーは９分で出来上がって来ました。
では、届いたばかりのカレー皿全体を俯瞰で眺めてみましょう。
お皿の直径は３０ｃｍ弱ってところでしょうか。そこにお皿一面になみなみとカレーらしい色合いの茶色っぽいカレールゥーが注がれており、その中の具材達は割合良く煮込まれている感じかな？目に付くところでは、牛スジ肉、蒟蒻、大根煮、ひよこ豆？、胡瓜？、パクチー？って感じでしょうかねぇ？
ライスは何かのカップに入れてからカレー皿の上に盛られた感じのする少し何かの出汁が染み込んだような色合いの白米主体の雑穀米。ボリューム的にはご飯茶碗一杯くらいかなぁ。そのライスの上には赤レンズ豆？それとも赤いんげん豆？って感じの何か赤い粒的なモノも乗っていますねぇ。
そしてカレー皿の隅っこには極々少量の副菜的なモノも２種類添えられていましたよ。
う～ん、カレーは本当に全く詳しくないのでよく分からないなぁ。まあ、そんな事は兎も角、早速ですがカレーにカブリ付いてみましょう。
まずはカレールゥーだけを少しいただいてみましょうかねぇ。
なかなかにコクがあるカレールゥーですね。スパイスもよく効いており香味と風味もとても高いです。クミン、カルダモン、コリアンダー、ターメリック、カイエンペッパー、ガラムマサラ・・・。う～ん、一般的なスパイスしか思い浮かばないなぁ・・・。ただ、まあ、この辺りはどんなカレーでも普通使われているだろうからなぁ、ここだけって訳じゃないもんね・・・。この複雑な香りと旨味を産み出すにはこれ以外にも数多くのスパイスやハーブを調合しているんでしょうが、それが何なのかは全く分かりません。キッチンの横の棚にはスパイスが入った瓶が５０種類くらい有ったもんなぁ。色々と調合されているだろうなぁ。それとスパイスだけのツンツンした感じたげなく優しい感じもするので和風出汁的なモノも入っているのかなぁ？う～む、カレーは全く分からん・・・。
後、具材なんですが牛スジ肉と蒟蒻の煮込みは大阪らしい甘辛い味付けっぽいですね。大根の味付けは薄く少しサクサクした感じでした。
それとカレーと言えばの辛さなんですが、私のような辛さ耐性が全く無い人間でもギリ耐えられる辛さでしたね。口に入れた瞬間よりも一口を胃袋に放り込んだ後に口の中にジンジンした辛さが来てそれが段々と大きくなっていき暫く口の中に居座る感じなんですよね。これはカイエンペッパーやガラムマサラ等のスパイスの他に花山椒なんかも使われていそうな感じのする辛さなんですかねぇ？
次にお米！
これはインディカ米のパスマティライスではなく普通にジャポニカ米なんだなぁ。カウンター席の横の柱に貼ってあったモノを見ると奈良県産コシヒカリって書いてありました。ただ、表示してあった年度が随分前のものだったのでこれが本当に正しいのかどうか怪しいですけどね。しかもこれはほぼ白米が主体ですがそれだけではない雑穀米ですよね？このライスは普通に水だけで炊いた訳ではなさそうですね。和風出汁や鶏出汁？、豆乳？とかが使われていそうな感じがするのですがどうでしょうかねぇ？水分は結構含んでいそうで表面はモチッとしているのですが中は少しパサパサした感じでした。
あっ、それと２種類の副菜なんですが一つはニンジンを使った料理なんですがこれは人参のクミンサラダでしょうか？この仄かな甘味はクミンっぽいかな？
もう一つは胡瓜と人参からスパイス香りの中に酸味も感じるお漬物っぽい感じの料理なんですがこれは何？これがアチャールってヤツのなのかなぁ？それとも普通にピクルスとかなのかなぁ？よく分からん・・・。
そんな感じに中身がよく分からないモノも多いなぁと思いながらも美味しいカレーライスに満足しながら一杯完食です。
あっ、ちなみに私の後のお客さんは４名までの人が入店出来ていました。しかし、最後の人は注文出来るのが「野菜カレー」のみなっていましたけどね。やっぱりほぼほぼ私も最後の方の客って事でしたね。って言う事はお店の前に１３時００分以降到着では場合によってはカレーにありつけない事もあるって事かぁ。土曜日のランチでこのお店に訪れるなら１３時００分前に並んでおく事がやっぱりマストっぽいですね。