最高の松阪牛の生肉を次々頂く肉づくし。こりゃあ参りました。 : 牛寶

　久し振りの訪問、いつものオヤジチームですが、若手の面子が変わりました。
歓迎会を兼ねて「肉、行く？」ってことで、伺いました。
扱う肉は松阪牛のみ。なんとも贅沢なお店。今や、かのミシュラン本でも☆付きですね。
今日は、奥の小上がり。ちょっと窮屈、、、ま、いいか。
いつも通り、ビールで乾杯。
付き出しは牛モツの煮込み。いきなり美味しい。くどさのないアッサリめの煮込みです。
生レバー。これも見事に臭みのないレバー、胡麻油か粗塩で。どちらもいいですねー。甘〜い。
ワインはBourgogne CHANSON ほのかにフローラルな香り、美しいブルゴーニュレッドの飲み口のいいすっきり感です。

生タン。何度食っても旨し！生タンにしては切り身も厚め。固形醤油がまたうまく絡んでイイ感じです。
生ハツ。凄い弾力。生もいいですねー。
ユッケ。ん〜。文句なし。やっぱ、ここのユッケはちょっと違うな〜。
焼き物
焼きタン。に続いて、
モモのローストビーフ。脂身の少ないぎゅーっと肉の味が凝縮された感じです。
いかにも「肉、食ってます！！」って言いたくなる，，，そんな感じです。
巨大なブロックのハラミの焼き物。見事なまでのレアーで。
〆には、炊き込みご飯。

満腹満腹。たらふく頂きました。
やはりミシュランのお蔭でしょうか？　依然と較べると客も途切れず大盛況。大きなカウンターも終始
一杯の賑わいでした。
最近、肉はヘビー　かなあっていう訪問前の心配は全くの杞憂。
やっぱ、旨い肉はまだまだいけるぞー。
痛風オヤジの明日が心配です。。。。


＜2009/10　のレビュー＞
扱う肉は松阪牛のみ。大阪でも数少ない松阪食肉公社認定焼肉店という箕面の蔵一が新地に出したお店だとか。本通りのビルの一階です。中央に備長炭の網焼きグリルも設えられた広いつけ場をコの字型に囲むように、十数人は掛けられる広めの綺麗な木目のカウンター席と小さな小上がりのみ。
店内の内装全体にカウンター同様、木目が生かされ、木の温もりがいい感じで、鮨屋、あるいは高級な焼き鳥屋の雰囲気です。

　いつものオヤジチームでの訪問でしたが、仕事が押してしまって、予定の時間にはまたも大遅刻！（反省）。でも、嫌な顔一つせず、笑顔でお出迎え頂きました。（ホッ）
　先ずはビールで乾杯！！お料理は基本はコースですが、アラカルトにも対応して下さるようです。初訪問の我々はコースをお願いしておりました。
　品がすすむ度、どの部位でも美しい大きなブロックのお肉を目の前で次々捌いていかれます。
全ての食材が目で見ても美しいからこそできるパフォーマンスなんでしょうね。

　生レバー。見た目にも美しいピンク色のブロックをやや厚めに切り身に。
特製の胡麻油を漬けて頂戴します。何と言う弾力なんでしょう。
こんな生レバーは初めてかも知れません。下処理の違いなんでしょうか。それとも素材の違いだけなんでしょうか。全く臭みもなく寧ろ甘み一杯で、これはいきなり期待が膨らみます。

　生センマイ。特製酢みそで頂きますが、これまた、旨い。あっさりとしていてあとをひかず、何ともいえない歯応え、オヤジにはピッタリですねえ。

　ハツの刺身。九州の甘い醤油で。ハツは焼いても好きなんですが、こうして生で頂くとまた違った旨味があるんですよねえ。脂肪分の全くないちょっとコリッとした歯応えといい、旨味一杯です。

　ユッケ。贅沢に希少部位のクラシタと前脚部分をいずれも短冊状にカットして混ぜ合わせ、山芋トロロと生卵が添えられ、なんとも贅沢な一品の完成です。
　赤身と脂身の食感が程よく混ざり合いかつトロロがいい繋ぎになって絶妙です。

　ミノとアキレス腱の湯引き。ポン酢で。これ、河豚っていわれたら、そうかもって思いそうです。プリプリとした食感が堪りません。

　ここから焼き物、巨大タンステーキ！これまた、無茶苦茶見た目にも美しい
生タンのブロックの登場です。
しかも惜しげもなく端肉を切り捨て乍ら、分厚くスライスされていきます。
表面に切り目を加え、備長炭でじっくり焼かれますが、こんな分厚いタンは勿論初めてですし、食感といい、旨味といい流石、松坂牛！これ、ホントに人生で一番分厚く旨いタンステーキでしょう。

　次いで、これまた希少な下顎の焼き物、サラダを挟んで、ハラミの焼き。
サシの少ないまさに、お肉らしいお肉です。どれも脂がキツくないので、どんどんいってしまいます。こんなにお肉食べたのって久々かも、、、と油断していると、テールの煮込みに続いてサーロインの焼き物の登場です。
さすがに、炭火のグリルからは結構滴った脂で炎が上がり。煙も、もうもうとなりますが、この匂いが既に堪らないですね。フワーッととろける脂と旨味、最高です。
　〆はこれまた希少部位のカイノミの握り。お肉づくしのメニューって、もう無理！って思っていたんですが、少量ずつ取り分けて頂くせいもあって、何とかここまで完走しました。

　こちらのお店、生肉苦手と仰る方にはまるで合わないでしょうが（そんな時は、アラカルトで焼き物のみもできるようですが）、生肉オッケーの向きには堪らないところ。私も、久し振りに色んな種類の美味しいお肉を頂きました。
こんなに色々とお肉を食べたのは何年振りでしょう？　最近、牛肉はチョコっと食べれば、いいかなあって感じの悲しいオヤジと化してしまっていましたが、今日は久々に満喫させて頂きました。
いつの間にか、ワインも３本・・・。
・・・　♪♪　これじゃ，身体に言い訳ないよ、分っちゃいるけど止められない♪♪
スススーダラ♪・・・・・　　って、分る人いないですよねえ。