キタの堂山にあるコスパ高い人気のスパニッシュ・バル♪ : cafe and bar SOL

キタで少しだけ軽く夕方飲みしようと思ってフラリと入店したお店が、
「ｃａｆｅ・ａｎｄ・ｂａｒ　ＳＯＬ」さん
でした。
こちらは店名にある通りにワインをはじめウィスキーやスピリッツ、カクテル、リキュール等々のお酒の種類が数多くラインナップされているバルですが、お酒のアテになるフードも結構美味しいスパニッシュ・オステリア的なお店でもあります。
お店の場所は『阪急東中通商店街』のアーケードを少しだけ外れた所にありました。
入店時間は１８時１３分。
この時点での一階のフロアの先客はペア客２組のみ。まあ、まだ夜の部の開店時間から間もないですし、飲むには少しだけ早い時間ですからこんなものでしょう。ただ、予約がかなり入っているような感じで私以降の飛び込み客は断られていましたし、１９時００分過ぎには席はほぼほぼ満席になっていました。
ちなみにこちらのお店の一階のフロアの席数は、カウンター席がペア配置３ヶ所の６席、二人テーブル３脚、六人テーブル１脚が有りました。この他に二階にも席は有るようでしたが私はそちらには全く行っていないのでどれだけの席数があるのかは分かりませんでした。
私はカウンター席の一つに通され着席です。
じゃ、席も確保出来たのでまずはドリンクからオーダーしましょう。でも、ガッツリ飲むつもりは全く無いので極軽くにしておきましょうね。
１．「プレミアム・モルツ」￥６００
次にフードもお願いしましょうか。本日は以下の三種類の料理をオーダーしました。
２．「前菜盛り合わせ」￥６００
メニューには二名分からオーダー受け付けになっていましたが、融通を利かせて一人前で出していただけました。有難い。感謝です。お皿の上には以下の六種類のタパスが乗っかっているミストでした。
（１）若鶏のエスカベッシュ
鶏肉１キレに細く切られたパプリカ、玉葱、人参が乗っかっていました。スペインの南蛮漬けであるエスカベッシュ。ビネガーの酸味は弱めでしたが、その分食べ易いエスカベッシュでしたよ。
（２）生ハム
生ハム１枚の上にはパルミジャーノ・レッジャーノとオリーブオイルが少々振り掛けられていました。少し塩気の強い生ハムに対して粉チーズがその塩気を少し和らげながらも風味とコクをプラスしていました。まあ、生ハムは間違いの無いお酒のアテですよね。
（３）ピクルス
胡瓜、人参、パプリカ、カリフラワーが各々１キレのピクルスです。ピネガーへの漬かり具合は浅めな感じがするのですが、これはエスカベッシュと違ってビネガーの酸味が強い！私的にはチョットだけ酸っぱかったかな。
（４）合鴨の燻製・バルサミコソース
合鴨の燻製１枚には少し多めにバルサミコソースが掛かっています。野趣味が高い合鴨肉を燻製にしてあるので野趣味感が更に上がっていると思うのですが、それをバルサミコソースの甘味が良い塩梅に抑えている感じが良かったですね。
（５）タコ足のポテサラ
タコ足が入っているポテサラですね。そのポテサラの上にはタップリのパプリカパウダーと極少量のピンクペッパーが振り掛けられていました。これは割合パサパサ系のポテサラですね。タコ足の食感が良いアクセントになっています。塩の効きはそれなりで胡椒は弱め。アッサリしたお酒に合う大人な味付けのポテサラでした。
（６）とびっこと青ネギのクリームチーズ
とびっこと青ネギのクリームチーズのクロスティーニ。こちらにも極少量ピンクペッパーが振り掛かっていましたがこれは隣のポテサラから溢れたものでしょうか？基本的にクリームチーズのコクと風味の強い一品なんですが、そこにプチプチした食感のとびっこが良いアクセントを与えている感じですかね。でも、青ネギは殆ど感じることが出来なかったなぁ。
３．「海老のアヒージョ」￥７５０
具材の海老は５尾。ラスクも８枚デフォルトで付いており、このラスクはお代わりも可能なんだとか。カスエラの中を見てみると具材の海老の上には極少量の細かく刻んだパセリも散らされています。オリーブオイルの味付けはタップリのニンニクと赤唐辛子がマルっと１本入っていたのでニンニクと辛味のパンチ力は有りました。特に辛味は口の中に少しだけヒリヒリした感じが残るくらいのピリ辛さが有ったかな。でも、塩胡椒の効きは思いの外弱めでしたね。海老の身はプリプリ系の海老ではなくしっとり系の身の海老で、身はなかなかに肉厚で食いでがあり、海老らしい風味が強い美味しい海老でしたよ。途中でラスクをオリーブオイルの中に浸していただいてみましたが、サクサクのラスクってアヒージョのオリーブオイルの中に浸していただくと程好い硬さになるので、バケットなかよりもピッタリかもしれませんね。
４．「スモークサーモンのマリネ・ディル風味」￥７００
スモークサーモンの上にはディル、ケッパー、ピンクペッパー、みじん切りされたパセリ、薄くスライスされカットされたレモン３枚が乗っかっていました。ガラス皿一面にスモークサーモンが敷き詰められていたんですが、その上からオリーブオイルが掛けられていました。本当にタップリ過ぎて掛けられていると言うよりもこれはもう完全にスモークサーモンがオリーブオイルの中に浸されている感じでしたね。なのでサーモンも燻製感よりもオリーブオイル感の方が高かったです。正直オリーブオイルはもう少し少なめでも良かったんじゃないかなぁ・・・。
そんな感じで１時間ちょい程飲み食いしてからお店を後にしました。しかし、ここはいつ来ても人気がありますよねぇ。まあ、コスパ高いのにフードもお酒も美味しいですからそれも納得のお店なんですけどね。