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選りすぐりの酒にほろ酔いし見事な接客に心酔する。憂き世を離れ浮き世にしばし浸れる処
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mknpass
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mknpassさんの他のお店の口コミ
店名 |
山吹(ヤマブキ)
|
---|---|
ジャンル | 日本料理、日本酒バー |
予約・ お問い合わせ |
050-5456-9267 |
予約可否 |
予約可 『お部屋』のご予約のお客様は店舗入り口が2軒隣になります。 |
住所 | |
交通手段 |
JR東西線 北新地駅 徒歩3分 北新地駅から234m |
営業時間 |
|
予算 |
¥6,000~¥7,999 |
予算(口コミ集計) |
¥5,000~¥5,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
1,000円(税抜き) |
席数 |
16席 |
---|---|
個室 |
有 (4人可、6人可、8人可) ※※お部屋は半個室の掘り炬燵席です。 ※※5名様以上のご予約は直接ご連絡ください! ※※『お部屋』のご予約のお客様は店舗入り口が2軒隣になります。 『山吹はなれ』の暖簾を目印にご来店ください。※※ |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可 |
オープン日 |
このお店はリニューアルしました。※リニューアル前の情報は最新のものとは異なります。 |
電話番号 |
06-6345-0706 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
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相棒の大阪里帰りに付き合う最大の楽しみが良い店に出会える事だ。今回、どこぞのオトナ向けのグルメ雑誌に掲載されていたこの店を鼻が利く相棒が予約していた。事前に地図を印刷して持参したにも関わらず、すでに多くのレビュアさんが書いておられるように見事に迷った。そこで私の提案は先ずは広い道路に面している一階のお店を発見すること。次にまさかここに店があるとは思えないような細い路地に臆せずに入る事。最後に、これまたこの階上に店があるとは思えない細い階段を昇る事。階段を昇り切ると小さく店名が書いてある。
カウンター席が12名分、テーブル席が2名分。それとカウンター右奥に隠し部屋があるが何名入れるのかは不明。その隠し部屋の怪しさときたら偉い人が密談とか良からぬ相談とかをするにはもってこいな雰囲気が漂っている。それはさておき、正に知る人ぞ知る的な店のようで訪れたのが週末金曜日ということもあってか、予約なしで直接店を尋ねてきたお客さんや電話で入店の可否を尋ねてきたお客さんは総てお断り状態であった。
まずは飲み物のリストを開く。日本酒好きの私は他の酒には目もくれない。最初に選んだのは石川県の「遊穂」の純米吟醸うすにごり。爽やかな香りに反して口に含んだ時の濃厚な旨みとしっかりした喉越しの酒だ。これは旨い。
ツマミはしっかりしたものを食べないと酔ってしまうと相棒が言うので「こぼれイクラのかっぱ巻き」や「ポテトサラダ」「ハマグリの酒蒸し」などを注文。これらのメニューで見事だったのが「ポテサラ」。そこいらの300円で盛りが良いポテサラも好きなのだが、何しろこの店のポテトの食感はフワフワでかなりの薄味。上に掛かっているマヨネーズベースのソースには蟹の出汁が溶け込んでいてマヨネーズの酸味が控え気味となっているので香りの良い日本酒の邪魔を全くしない。ただし量的にも随分とお上品だったので、もうちょっと食べたかった。
イクラが大量に乗ったかっぱ巻きのご飯の酢もかなり抑えられていて醤油を付けなくても醤油漬けが持っている塩分だけで十分に美味しくいただけるようになっている。ハマグリも塩分や旨味はハマグリから出るものだけで何も足していないように思ったし、この店で提供される料理の中心には日本酒が据えられている事を理解した。関西の食文化が根底にあるとは思うけれど日本酒を美味しく飲ませることが大前提となっているのが何より嬉しい。
マスターと思われる方はおそらく30代、スタッフの女性は20代だろう。客との適度な距離を保ってくれるので、静かにゆったりした気分で酒と食事を堪能できる。隣の席との余裕を持たせた席の配置もありがたい。カジュアルな店だが配慮は行き届いているのだ。
お酒以上に上質な雰囲気に飲まれてしまったのと、正直に白状すると価格が書かれていないメニューを注文することにいささか臆してしまい、腹六分目位で店を出ることにした。
帰り際、マスターが階段の下まで見送ってくれて我々の姿が見えなくなるまで階下に控えていてくれた。なかなか出来ない事だと思う。予約しないと入れないのも頷ける。良い店のリストが1つ増えた。
この後、腹六分目な私は、もう少し庶民的な店に行きたかったのだけれどカッパ巻を殆ど一人で平らげてしまった相棒は「もうお腹いっぱいだし折角良い雰囲気に浸っているのを壊したくない」との事で宿泊先に戻ることになった。相棒のこの判断は正しかったと思う。