本格タイ料理『スイートバジル』遠慮のない大胆なスパイス使いにグッと来た！ : スウィートバジル

嫁を梅田スカイビルに迎えに行った帰りがけ。
晩飯を食って帰ることにした。
　
丁度その日『龍多風亜』のレビューを書いてた俺・・
　
トムヤムクンが無性に食いたいんだけど・・。(;ﾟωﾟ;)
　
衝動的に、中毒的に、タイ料理に走りたくなった。
で、
事前に調べてみたら『スイートバジル』が近くにあった。
しかも、かなりの人気店じゃねぇか！(*ﾟ∀ﾟ)=3
　
ここは行きたい！(*>ω<)
しかし、嫁がアジア系の味(香草系)を苦手としてるのだ。
不安材料はあったが、試しに提案してみたら、意外にもすんなりＯＫ。
マジか！？(*ﾟ∀ﾟ)
　
早速ウキウキで車を走らせる。
　
取り敢えず、人気店なので座席を確保に予約電話する。
すると、今なら空いてるので、スグに来れるなら案内できますとの事。
　
行　き　ま　す　が　な　！！ヽ(*ﾟ∀ﾟ)ノ
　
入店すると、確かに1卓のみ空いてた。
ラッキーだったッスね。
　
●場所は、ＪＲ環状線 福島駅から徒歩7～9分。
　ＪＲ東西線 新福島駅から徒歩10～12分。
　阪神本線 福島駅から徒歩10～12分。
　
●専用駐車場は無し。
　付近のコインパーキングを利用。
　探し回る時間がなかったので、30分300円の鬼高い駐車場に停めた。
　
【　外　観　】
1Fはエントランスで、店舗は２Fにあり、階段で上がります。
上部にタイの3輪タクシー「トゥクトゥク」が乗ってるユニークな外装。
ただ夜だとあまり目立たなかった。(;￣∀￣)
　
２F店なのと、怪しげな像が迎えるエントランス・・。
なので、やや入り難いイメージがある。
知らないとスルーされ易いかも。
　
　
【　店　内　】
● 座席
テーブル席のみの構成。
半テラス席のような窓側の席に案内された。
● 内装
木目を基調として、天井は天板抜きの組木が見えるスタイル。
少し天井高めなので、シーリングファンがくるくる回ってる。
ゆったりしたクラブハウス風の内装で、タイのリゾート感を演出されていた。
　
女性客が多めで、店内は賑やか。
カジュアルなので、気兼ねなく過ごせ居心地は良好でした。
片付いていて清潔感もありました。
　
【無料サービス】
● カトラリーはフォーク・ナイフ・洗い箸。
　ペーパーナプキン常備、使い捨ておしぼり提供、店内喫煙可。
　※お冷は有料(ミネラルウォーター150円)
●料理の辛さUPは有料(+200円)だが対応可能。
　
で、
　
【メニュー】
メニュー表を眺め口頭オーダー、後精算。
※外税なので注意せよ！お会計すると思ったより高いぞ！(`･ω･´)
俺は内税派なので、以下は内税表示します。
メニュー写真と価格が違うのは、消費税8％を加算してます。
　
■■興味あるメニューだけ抜粋紹介方式■■
≪　サラダ　≫　
●「豚ミンチとハーブ チェンマイ式サラダ」1134円　
　「ラープ・クオー」と言う料理で、辛さNo.1らしい。
　サ　ラ　ダ　な　の　に　？(;ﾟ∀ﾟ;)
　サニーレタスも追加(+350円)できる。
　
●「春雨サラダ」　　　　　1026円
　「ヤム・ウン・セン」言う料理で、人気No.1らしい。
　辛味があるので、嫁とこっさん(娘7歳)が食えずオーダー断念。
●「イーサン式牛肉サラダ」1296円
　「ヤム・ヌア・ナント」ゆう料理
●「青いパパイヤのサラダ」1134円
　「ソム・タム」っちゅう料理で、人気No.2らしい。
　そしてやはり辛いｗｗ(ﾉ∀`)
　パクチーも追加(+400円)できる。
　
≪　前　菜　≫
●「スイートバジルソーセージ」 　　　 1296円
　「サイウア」です。チェンマイ式の辛いソーセージ。
●「スイートバジルの豚サラミ(自家製)」1026円
　「ネーム」ですね。
　
≪　炒　め　物　≫
●「豚入りオムレツ(ｶｲ･ｼﾞｵ･ﾑｯｻｯﾌﾞ)」　　　　　　 1026円
●「かにと卵のカレー炒め(ﾌﾟｰﾆﾝ･ﾊﾟｯ･ﾎﾟﾝ･ｶﾘｰ)」　 2592円 高級品ｗ
●「鶏肉とレモングラスのスパイシー炒め(ｶﾞｲ･ｸﾜ)」1296円 炒め系辛さNo.1
●「空芯菜のタイ式炒め(ﾊﾟｯ･ﾌﾞﾝ･ﾌｧｲﾃﾞﾝ)」　　　　1026円
●「魚とセロリの炒め物(ﾊﾟｰ･ﾊﾟｯ･ｸﾝﾁｬｰｲ)」　　　　1404円
　
≪　カ　レ　ー　≫
●「タイ北部の豚カレー(ｹﾞﾝ･ﾊﾝﾚｰ･ﾑｰ)」1134円
　カレー部門辛さNo.1　北部料理の定番らしい。
●「海老のココナッツミルクカレー(ｼｭｼｰ･ｸﾝ)」1728円
　カレー系人気No.１
　
その他、ご飯・麺類・デザートあります。
　
■ゆっき～家のオーダーは、
「元祖トクヤムクン」　　　　　　648円
「豚入り炒めご飯 目玉焼きのせ」1296円
「タイ式焼きビーフン」　　　　 1134円
「鶏のカシューナッツ炒め」　　 1296円他、ドリンク
　
　
●サーブタイム　遅い←－－－－－★－－－－－→早い
　意外とスピーディで、あまり待たずに食べられました。
　手際が良いです。

　ζ ζ ζ
.＿＿＿＿
.＼トム／
　└―┘
　
　
【元祖トクヤムクン】648円
●器は店名のロゴが入ったオリジナルの陶器製。
　大きな有頭海老が横たわり、スパイシーな赤を魅せるビジュアル
　
≪　味　評　価　≫
①味　　　　　☆４．２　★★★★★★★★
②トッピング　☆３．８　★★★★★★★
③構成センス　☆４．３　★★★★★★★★
④満足度　　　☆３．３　★★★★★
　総合評価　　☆３．９　★★★★★★★
　
●フォーカスポイント！（味の焦点）m9(`☆ω･´)
　
①結構大胆にスパイシーなので、お子様と辛さ苦手な人には厳しい。
　大胆に辛味、大胆に酸味
　この巨大なメリハリ・抑揚が素晴らしい。
　
　アッサリサッパリしてるので、全然重くなくてスルスルイケちゃう♪
　
　香り付け用のレモングラスやバイマックルーは、他店では食べらない事が多い。
　だが、ここは細かに刻まれ、煮込まれてやわらかくなってたので食えた。
　
②トッピング
●大きな海老は迫力があって、ブリンブリンの弾ける弾力・噛み心地。
　背中を割ってあるので、少し剥き易い。
　
●フクロタケが入ってた。
　旨みがあって、プリンと滑らかな食感がユニーク♪
●パクチーの葉が一枚、ワンポイントの薬味と飾りを兼ねて浮いていた。
　
③ガツンと辛味も酸味も香味も効かせた、痛快なスタイルが好き♡
　センスは本格的で、内容も上品だ。
　軸は太く、個性と安心感があり、
　
⑤器は小さ目だが、意外と深さあって食べ応えはそこそこあった。
　価格は微妙に高めだが、満足度は普通に良い。
　
単体評価：☆３．９
※評価詳細基準は下記をご参照願います。
【評価基準】
http://tabelog.com/rvwr/neokunno1/diarydtl/36526/
　
　
チャーハン作るよ！！
　 ∧,,∧
　(;`･ω･）　｡･ﾟ･⌒）
　/　つｏ━ヽニニフ))
　しー-Ｊ
　
　
【豚入り炒めご飯 目玉焼きのせ】1296円
●カオ・パッ・ムー・カイダオ
●地味めの陶器製広皿に、取り分け用のお玉を付けてのサーブ。
　ビジュアルはチープだが、そこがタイ料理らしくて良い！
　野菜が添えられる点も好感度高い。
　
≪　味　評　価　≫
①味　　　　　　☆４．０　★★★★★★★★
②飯・トッピング☆４．２　★★★★★★★★
③構成センス　　☆３．８　★★★★★★★
④満足度　　　　☆３．３　★★★★★
　総合評価　　　☆３．８　★★★★★★★
　
●フォーカスポイント！（味の焦点）m9(`☆ω･´)
　
①大　衆　食　堂　の　焼　き　飯　や　ん ！？Σ(ﾟДﾟ;)
　普通に定食屋の焼き飯味ｗｗ(ﾉ∀`)
　
　特にタイタイしてなくて、香草感も、異国感も無いに等しい。
　シンプルな豚塩味で、普通にウメェｗｗ
　高火力でキチンと焼き仕上げられており、香ばしさも問題なし！
　
　あれ？おかしいな？
　カオ・パッ・ムー・カイダオだったよね？
　
　大　衆　食　堂　の　焼　き　飯　だ　お ！？(;ﾟДﾟ;)
　
②トッピングは豚肉、玉ねぎ、ネギ、玉子 ON 目玉焼き
　普通に日本の焼き飯と構成は変わらないｗｗ
　付け合せにデッカいキュウリ、トマトスライス、カットレモンがあるので
　サッパリ感がやや高めなパラメータ。
　豚肉多めで、目玉焼きはサニーサイドエッグで、卵黄とろ～り♡
　
　ご飯はタイ米と日本米ブレンドかな？
　パラッと軽やかで、油も適量ハラハラほどけて軽快に食える。
　香ばしく均等に火が通ってあって、調理センスも良かった。
　
③ものっそい馴染み深い味で、普通に日本食として入ってくるｗｗ
　ある意味期待を裏切り、不安までも裏切ってくれたｗ
　一周回ってガチの焼き飯出てきた的なｗｗ(ﾉ∀`)
　
　シンプルな味の構成で親しみ易い味。
　センスは地味だが、仕上げは丁寧で好感度高い一皿だった。
　
⑤ボリュームがあって食い応えある。
　ただ、そのクセ価格は1296円・・・
　食　堂　で　な　ら　2　杯　食　え　る ！ヽ(`Д´;)ノ
　価格が満足度を下げる構図です。
単体評価：☆３．８
　
　　　　　･|ヽ
　　　｡･ﾟ･｡|｜ミ　
　　｡･ﾟ･ 　〆　
　 ∧,,∧　┃ラヴィ!!
　(∩ﾟ∀ﾟ)∩　
　/　　 ﾉﾉ　
　しー-Ｊ
　
　
【タイ式焼きビーフン（パッ・タイ）】1134円
●器は地味めの陶器製平皿。
　中央にこんもり焼きそば、頂上に海老が２尾。
　レモンと一味を添えられたサーブスタイル。
　ビジュアルは大衆感高い。
　
≪　味　評　価　≫
①味　　　　　　☆３．６　★★★★★★
②麺・トッピング☆４．０　★★★★★★★★
③構成センス　　☆３．８　★★★★★★★
④満足度　　　　☆３．５　★★★★★★
　総合評価　　　☆３．７　★★★★★★★
　
●フォーカスポイント！（味の焦点）m9(`☆ω･´)
　
①辛味は無く、甘味があって、異国情緒感じる不思議な味
　ナンプラーかオイスターソース的な香り。
　マイルドで色々な食感が一皿で楽しめるのでお得感高い。
　
　玉子が和えられてるので、フワッとやわらかく感じる。
　香り付けはバイマックルーかな？爽やかな香りも奥から少し漂う。
　
　複雑な味の構成でタイらしさがあるが、クセは無いので食べ易い。
　こっさん(娘7歳)がウマいと言ってたのが証拠。(´∀`)
　
　タイには、タマリンドを使う甘酸っぱいレシピもあるらしい。
　第二次世界大戦時、タイの首相が紹介して広めたとの歴史あり。(=ﾟωﾟ)
　
②具材はもやし、ニラ、ピーナッツ、玉子、干し小海老
　トッピングに海老、カットレモン、唐辛子パウダーが添えられてある。
　
　もやしはシャキシャキ歯応えで量が多め。
　ピーナッツが時折クリスピー、玉子はふわっとやわらかい。
　小エビが香ばしく、味付けにも一役買ってる良い仕事。
　
　麺は「センレック」と呼ばれる米粉の細い麺。
　ビーフンというか、蕎麦みたいなビジュアル。
　平打ち中細ストレート多加水麺で、長さは10cm位の短めの麺。
　グニムチ食感で弾力に優れ、ビヨヨンと伸縮性も持ち合わせる。
　しかし細いので歯切れも悪くなく、ユニークな食べ心地だ。
　
　麺と同じくらいもやしがあるので、麺が目立たないというｗｗ(ﾉ∀`)
　
③やや油多めで、ちょっと重い。
　タイって玉子好きよね～ｗｗ
　
　センスはチープで、個性があり、野菜多めで良心的。
　安心感があり、実直な頑固な姿勢を感じる
　
④ボリュームがあって食い応えはある。
　ただ、そのクセ価格は1134円・・・
　こ　れ　も　食　堂　で　な　ら　2　杯　食　え　る ！ヽ(`Д´;)ノ
　価格が満足度を下げる構図です。
　
単体評価：☆３．７
　
　
カシューナッツ炒め作るよ！！
　 .∧,,∧
　(;`･ω･）　｡･ﾟ･⌒）
　/　つｏ━ヽニニフ))
　しー-Ｊ
　

【鶏のカシューナッツ炒め】1296円
●ガイ・パッ・メッ・マムアン
　「メッ・マムアン」はタイではカシューナッツの事。
　メッは「種」でマムアンは「マンゴー」の事を意味します。
　カシューナッツがマンゴーの形に似てるから？
　
　中華料理を源流に、タイにも浸透したこの料理。
　タイバージョンを味わいます♪
　
●器はパッタイと同じ地味めの陶器製平皿。
　中央にこんもり盛られてサーブ。
　
≪　味　評　価　≫
①味　　　　　☆３．９　★★★★★★★
②トッピング　☆４．４　★★★★★★★★
③構成センス　☆４．１　★★★★★★★★
④満足度　　　☆３．４　★★★★★★
　総合評価　　☆３．９　★★★★★★★
　
●フォーカスポイント！（味の焦点）m9(`☆ω･´)
　
①ニンニクの香りがフワッと広がる。
　味付けは適度な具合で、少しだけ甘みもあり。
　オイスターソース系のタレっぽいのが絡んでいた。
　　
　唐辛子が一緒に炒められていますが、辛味は殆どありません。
　カシューナッツがポリポリ楽し気な食感を出す。
　
②具材は、鶏もも肉、玉ねぎ、中ネギ、パプリカ、ピーマン
　カシューナッツ、唐辛子とバラエティ豊か♪
　パクチーも忍ばせてあった。
　
　鶏もも肉は一度揚げられているかな？
　プリッとした肉で、メッチャジューシー♡(´∀`*)
　玉ねぎ甘い、パプリカやピーマンの苦みがアクセント
　カシューナッツポリポリ♪ヽ(´ω`)ノ
　
③バラエティー豊かな内容で、野菜多め鶏も多めで好感高い。
　全部一口サイズにカットされており、食べ易い丁寧な仕事。
　
　油多めで、ニンニクも粒でいたので、香りが乗っていた。
　お蔭でかなり後口がニンニク臭いｗｗ(ﾉ∀`)
　
　複雑な味の構成で、中華料理とはまた違う個性があって面白い。
　タイらしさを取り入れた内容に納得した。
　
⑤ボリュームがあって食い応えはあるが高め。
　バラエティの豊富さに優れ、価格は高いが内容的には分からなくもない。
　満足度普通。
単体評価：☆３．９
　
　
何故かチャーハンが出来たよ？
　 ∧,,∧
　(´･ω･`）　ζ ζ
　/　つｏ━ヽニニフ
　しー-Ｊ
　
Review end ( ﾟωﾟ )y─┛~~
　
.
　
で、
タ　イ　料　理　ウ　メ　ェ　な　オ　イ　！　
って言うか、最近大陸系の味にグッと来てるゆっき～がいる。
　
元々トムヤムクンが大好きな俺。
『龍多風亜』がトドメだったのか、最近ややハマりしてますｗｗ
　
素材を活かし、繊細な味を取り扱う日本料理
対極を成すかのような大陸料理。
香味・辛味・酸味・甘味・旨味をフル動員して、味付けで勝負するスタイル。
　
日本料理は、ある限定した環境でしか、その滋味を享受できない。
環境を含めて味として提供するスタイルもあるからだ。
だからこそ奥深く、情緒あり、上品でたおやかなのだが・・
　
言うなれば、線が細い。(￣ω￣;)
　
いくら高名な板前が、腕を揮おうと、どこぞの会社の下品な宴会で供されたら、
「なんやこれ、味薄っすいなぁｗｗ」「物足りへん」
等と揶揄されて終了である。
（まぁ舌が鍛えられた人は分かるだろうけど・・）
　
活躍できる場所とダメな場所がある・・
　
何 こ の エ イ ル シ ュ タ ッ ト の 白 き 魔 女 ！！(ﾉ∀`)
　
週末か？週末のイゼッタか！？
　
　
その点大陸料理は軸が強い。
屋台だろうと高級レストランだろうと、どこでもその威力を発揮できる。
味そのものが強い存在感を持っているからだ。
　
南インド料理から始まり、スリランカ、タイ・・
その辺のコシの強さに、グッと来てるゆっき～なのでした。
　
≪関連レビュー≫
『龍多風亜』
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