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050-5868-5030
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美味しんぼう次郎さんの他のお店の口コミ
店名 |
アデッソ(Adesso)
|
---|---|
ジャンル | スペイン料理、バル、ワインバー |
予約・ お問い合わせ |
050-5868-5030 |
予約可否 |
予約可 コースのご予約は、3日前までのご予約をお願いいたします。 |
住所 | |
交通手段 |
四ツ橋筋より北新地本通を東へ、約350m先東側 北新地駅から278m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 |
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、AMEX、JCB、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料¥300(1人) |
席数 |
20席 (テーブル14席、カウンター6席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 9月1日より全席禁煙とさせていただきます。喫煙されるお客様は玄関前、エレベーターホールに設置された灰皿にてお願いいたします。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、ソファー席あり |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる、カクテルにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可(バースデープレート)、ソムリエがいる |
ドレスコード | 特にございません |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2003年 |
電話番号 |
06-6348-1256 |
備考 | |
初投稿者 |
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2013.05
“綺麗処のとっておき”
ここのところ、すっかり“同伴ガイド”から離れてしまって、非常に少数でコアな私の読者
の皆様から“不当表示”で訴えられそうな記事しか書いていなかったが、言い訳するわけで
はないが、そこそこ“ご同伴”もサボらずに続けてはいたのだ。以前から書いているように
そもそもが私は“面倒くさがり”で、食事でも呑み屋でも、一度気に入ったら(お互いにね)、
よほど何か無い限り浮気はしないので、出張で何度も赴く先には、少なくとも1軒のお気に
入りの店があり、一応、私は今でこそ、間違いなく死語になったであろう“メッシー君”とし
てはかなり真面目で安全?な方なので、出張でよく出かける花街にも、食事の相手をして
くれる“綺麗どころ”ぐらいは一人ずつは居るのだ。
すすきのは○惠さん、銀座の△織ちゃん、錦三は無論美人秘書君の☆紀ママで、北新
地の◇雪ちゃん、そして那覇は若狭の◎△子ママという具合だ。彼女らの共通点は、すべ
からく自分用の“美味しくて、御値打ちで、尚且つ雰囲気が良くて、おまけに遅く(朝
早く?)まで営業している隠れ家”を持っているが、流石に一歩下がって男を立てる仕事
をしているからなのか、なかなか彼女達の口から“次郎さん、今度は是非○○に行きましょ
うよ!!”と言う積極的な誘いは殆どなくて、たまたま悩み事の相談に乗ったりする時など
に“一番気が休まる店”という事で連れて行かれることが多いが、それがなかなかどうし
て、結構我々オッサンにも“良い店”なのである。
今回も北新地の“綺麗処”におまかせしておいたら、ここの予約をしておいてくれたのだが
ここがなかなか“私好みの店”であった。先ずは北新地の“本通”という立地が良い。ここ
なら出勤時間ギリまで話が出来る。やや歴史の有るビルの1階の奥に控えめにたたずん
でいる雰囲気も良い。カウンターの予約席に案内されるとカウンターに鎮座する“ハモン・イ
ベリコ”の原木が否が応にも目に飛び込んで来る。この店が厳密に“スペイン・バル”なのか
“カジュアル・イタリアン”なのか、はたまた“ビストロ”か“ワインバー”なのかはオッサンに
は一切関係が無いことで、とにかく静かな大人の雰囲気の中、美味い肴とワインが楽しめ
ればカテゴリーなどどうでも良いのだ。
“メニュー”と“その日のおすすめを書いたホワイトボード”から、ワインの摘みになりそうな
料理を数品選ぶ。無論、“ハモン・イベリコ”も忘れてはいない。さっそく削りたてが運ばれ
たが、蹄に巻かれているタグを見ると“ベジョータ”ではなく“レセボ”ではあったものの、や
はり“微塵も酸化臭の無い”削りたては別格に美味い。私は断然“プロシュート”より、やや
熟成臭の強い“ハモン・イベリコ”派だな。そしてグリーンサラダやフルーツトマトのブルスケ
ッタなど野菜系を挟みながら待つ事暫し、熱々の“小海老のアヒージョ”が小さな鉄のパン
で運ばれて来た。
これはなかなか“罪な料理”で、キリッと冷えた白で小海老を突付きながら、薄く切ったバ
ゲットに海老やにんにくの風味が滲みたオリーブオイルを浸しながら味わえば本当に止ま
らなくなってしまう。これではいくらオリーブオイルが体に優しいといっても、脂質の過剰摂
取は避けられず、かといって、あのオイルを喰わずしてこの料理を頼む価値は無いので辛
い処である。やはり古今東西、“美味いもの”と“訳あり美女”はオッサンにとって、お
よそ“危険な喰い物”なのだ。
特に今夜の“ワインの友”の中で印象深かったのが画像にも撮り止めた“マッシュルー
ムの姿焼き”で、マッシュルームを襞が上になるようにグリルにならべ、真ん中にアンチョ
ビの切れ端とオリーブオイルを垂らして焼き上げただけの料理だが、これがまた実にマッシ
ュルームのエキスが良く滲み出ている上に、アクセントのアンチョビが旨味と微かな塩味を
補っていて、美味かった。初めての店で、このような料理に巡り合えると実に印象深くなる。
最後の驚きは御勘定の場面で、この夜は“ワインの友”を8品ほど、〆にパスタとピッツア
を頼み、お酒は生ビール、デキャンタの白、フレッシュスクイーズのカシスオレンジなどを頼
んで二人で約12Kというのは北新地のど真ん中では“ありえへん”お勘定であった。聞け
ばここで営んで、既に10年以上とのこと、浮き沈みの激しい一等地で立派なものである。
ここはまさに新地の綺麗処との“同伴の隠れ家”でした。御馳走様、美味しかったです。
◇雪ちゃん、良いお店をありがとう!!