無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
0980-78-6544
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
秋うこんさんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
琉宮
|
---|---|
ジャンル | 創作料理 |
予約・ お問い合わせ |
0980-78-6544 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
港、宿泊先から車or自転車。 |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 |
個室 |
無 |
---|---|
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
2007年11月15日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
固定費ゼロ。決済手数料3.24%で気軽にカード決済を導入できます。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
いや、数年前からこのお店の存在は知っていたのですよ。沖縄好きの知人たちにも紹介し、彼らは次々と訪れては料理をほめてくれた。ところが当の本人が一度も行けていない。初訪問に力が入り、代行運転で宮古島のホテルに戻れるのにあえて《琉宮》の南隣に建つホテル・サウスアイランドに一泊の予約を入れて伺うことにした。これなら這いずってでもベッドに帰れる。
驚いたのは伊良部大橋が開通して、すごい数のレンタカーが島に流れ込んでいたこと。フェリーしかなかった時代は対向車などほとんど見なかったのに、あの狭い仲地集落で右折さえままならない。こんな具合だと下地島空港17エンドのクランクのあたりは大渋滞しているのではないだろうか。
まだ外が明るい口明けの時刻に座敷に通されて、大きな窓ガラス越しに裏庭の草木に陽が降り注ぐのんびりした景色に目を細め、まずは冷たいモヒートをいただく。南国の草はすごい生命力だね。タンブラーから突き出ているミントの茎がどうやっても折り曲げられなくて鼻の穴に刺さる。あーもう、くすぐったい。私はさっきから長いこと床に置かれた黒板のおススメメニューに、何度も右端から左端まで目を往復させて呻吟し続けていた。どれも食べてみたいのに、あいにくそんな強大な胃袋は持ち合わせていないから。うー。
苦し紛れに頼んだ自家製ジーマミー豆腐それ自体は至極あっさりした味わいで、濃厚なタレを少しずつ掛け回してつまむと美味しい。もうこの辺りでたまらず、泡盛に切り替えた。ミントを鼻の穴に刺している場合ではない。
さて車海老のお造りが運ばれてきた。ヒゲがまだ動いているよぉ。これだけ新鮮だとアタマを外すのが大変なのです。もうそんなウルウルした眼で見ないでと、合掌しつつ力いっぱいアタマを引き抜いた。おお、次には島ダコの刺身。これも旨い。素材の良さで箸が止まらなくなる。さらにメニューボードに「午前中まで泳いでいた」と但し書きがあったカツオに至っては感涙モノだった。カツオのように血合いが多い魚は、〆てから時間がたつにつれて鉄臭さが出るものだが、それが全くなし。胃袋が小さかったはずの私が、食べ進むにつれて食欲がモリモリ亢進していくのには自分でもビックリする。
また《琉宮》の心遣いで感心したのは薬味が二種類添えられていたこと。車海老のお造りにはワサビ&アジアンチックなピリ辛のたれ、島ダコにはワサビ&ごま油に塩を溶いたもの、という具合に。もしかするとカツオにはワサビより和がらしのほうが合うかもしれないけど。
最後に頂いたアグー豚と空芯菜の炒め物は、これは投入するタイミングが少し遅かったのだろうか、もやしだけ火の通りが悪かったなぁ。どの料理も素晴らしかっただけに少し残念だった。でも素晴らしい島だね。海の幸も畑の幸もこんなに滋味豊かだとは。前の日に泳いだ宮古島東海岸のアウトリーフの深い蒼。そこで眺めたテーブルサンゴの群落を思い出していたので、料理の味はまた格別に感じられた。
一段落して挨拶に来られたご主人はまだ30代の好青年。まだまだ伸び代がありそうで頼もしい印象だった。クルクル働く奥さまと、やんちゃで可愛い盛りのお子さんと一緒に、ゆっくりお店を育てていってください。期待しています。