シックで落着いたモダンフレンチのお店でワインペアリングコースを楽しむ❗・・・Maison de Fujii（松山） : Maison de Fujii

ホスピタリティーって大切とつくづく感じながらモダンフレンチを楽しみました！
というのが、こちらのお店に関する現場における総評になります。
以下はいつものように長いだらだらレビューになりますので、読まれない方は写真だけご確認を(笑)

さて、松山にハイコスパなモダンフレンチのお店があると教えてもらったのは結構前のこと。
埼玉から沖縄に戻ったら早速行こうとBMしていたものの、コロナを引き連れて沖縄に舞い戻ったので、この2年半、お店に足を向けてませんでした。
大きな理由はHPの説明文にあります。
まず、こちらのお店は一月前から予約が可能なのですが、予約則キャンセル料が発生し、しかもコロナ罹患を理由にできないのです(汗)
こんなに沖縄のコロナ禍が酷い中で、罹患のリスクは高いため、よっぽどコロナが収まらないと『無林檎』な話ですよね。
ただ、こちらのお店はFacebookで、突然のキャンセルか発生した際に、『キャンセルありました～』と直前での席確保が可能になることがあるんです。
このパターンならば、コロナ罹患のおそれがほぼないので訪問するチャンスがありそう。
しかも、Go To EATおきなわの加盟店なので、Go To利用再開された後にでも、そんなチャンスがあれば良いなぁと思っていたんです。
ということで、とある夏の日にCHANCE到来となり、お店に初訪問することになりました。
お店は松山の隠れた沖縄そばの名店「そば倶楽部かめはま」の道向いにあるヨネビル２階にあります。
看板は出ていませんが、直ぐに分かります。
ご夫婦で営まれており、奥様が迎い入れてくれます。
店内は黒を基調にシックで落ち着いた雰囲気。L字カウンターの幅は広く、客席も9席に止めているので、隣席との感覚も広くてゆとりがあります。
19時から一斉にコースがスタートするので、10分くらい前には、この日のお客さんが到着して、目の前で準備される料理と調理を楽しみに待たれていました。
ちなみにコースは１種類のみ。
5,500円オンリーです。
それにワインorお茶のペアリング何れかをチョイスすることになります。前者が4,400円、後者が3,300円です。
この価格設定は、沖縄県民向けと思いますよ。
内地で、同じことをやると15,000円〜25,000円くらい。
ということは、沖縄観光でやって来た若いカップルさんにはうってつけなお店だと思います。だって、相当お得に感じることができるし、沖縄旅行の良い思い出になりますもんね！
nobutaは勿論、ワインのペアリングをCHOICE。
スパークリングからスタートし、デザートにはラムが付くというおまけまで含めて６種を嗜むことができます。
コースは７品+αとなっており、
　とうもろこし
をベースにしたタルタル（貝と一緒）ととうもろこしのアイスが載った一品「賓旬」から始まり、
　10種類の野菜のゼリー寄せ
という「いつもの」と題されたアミューズへ
これは、オープン以来変わらない定番なんだそうです。
美味しいので、これを最初の写真に持ってくることにしました（笑）
最初のスパークリングは、仏蘭西の「QualityWine」、アミューズにも仏蘭西の「CHATEAU DES VINGTINIERES｣がペアリング。
ゼリー寄せの酸味の強いソースのために1回目のバケットが用意されます。
次の料理になる前に準備されたのがイタリアワインの「PIEROPAN」白になります。
それは、マスカルポーネと海老とジャガイモが入ったラビオリと合わせます。ブイヨンをかけて頂くんですが、なかなか美味しいです。
そして、お魚へと流れます。
まず、ワインはジョージアのオレンジワイン「ルカツィテリ」
お魚は、真鯛の鱗焼き、島ラッキョウの天ぷら添えにマーズの効いたソースで仕上げてありました。
こちらのお店は月替わりでメニューが変わるそうですが、この真鯛の鱗焼きはとても人気があるんだそうです。
実際に、「美味！」・・
そして、赤ワインがメインと合わせて登場しました。
メインは鶏さんです。
火入れに拘った料理を出されているというのは、これの事ですね。
ちょっと変わった海老ソースだったので、海老が強いのかと思いながら食べましたが、鶏の旨さが立ちましたね。
そして、デザートへと流れます。
デザートは2種類（冷＆温）が出てきます。
まず、冷は、ココナッツムースにピスタチオのアイス、それにエスプレッソが掛っており、いわゆるアフォガード的なデザートなのですが、これが美味い！
こりゃ美味しいじゃんと満足していると、温のデザートである焼きパイナップルのアーモンドクリーム載せ？（ちょっと記憶があいまい）が出てきました。
しかし、デザートはこれだけでは終わらず、珈琲or紅茶と共に、可愛らしいサイズが５種類、次々と登場していきます。
それがこちらの写真。

いやはや、デザートに怒涛のように攻められて大満足な2時間のコースでした。
終始、丁寧ね説明があり、適量なワインと美味しいフレンチに舌鼓。
満足度の高いモダンフレンチだと思います。
ご馳走様でした!!!!!!