こだわり店主が作り出す、美味しい塩ラーメンが頂けるお店！　「肉マースソバ（２）」 : 肉マースソバマサミ

那覇市安里の「肉マースソバ・マサミ」へ行って来ました。
こちらは4月27日（金）にオープンしたばかりのお店ですね。オープン初日に来店し、それから2ヶ月余りが経って、お店の変化を確かめる意味も含めて再訪問してみることにしました。お店の開店時間は午前10時50分とやや変則気味で、終了時間は午後3時半までと早い時間になっています（かつ売り切れ次第切れ終了とのこと）。お店のホームページなどを見ると、かなりのこだわりを持ってラーメンを作られているようで、そういった方向性を伺わせる営業形態となっているようです。「肉マースソバ・マサミ」には、午後12時過ぎに入店となりました。

「肉マースソバ・マサミ」の券売機です。
提供品目は実にシンプルで、基本は「肉マースソバ」一本のみとなっています。それに調味油の量によって『あっさり・ふつう・こってり』の3種類を設定、また並と小のサイズ違いのバリエーションとなっています。さて注文ですが、前回は「ふつう」でお願いをしましたので、今回は「こってり」で「肉マースソバ（並）（800円）」をお願いすることにしました。唯一のサイドメニューである「ごはん（100円）」ですが、売り切れとのことでした。うーん、短い営業時間で、唯一のサイドメニューを切らしてしまうのはちょっと残念でした。この日は雨だったことも影響したのか、お昼時ながら、お客さんは自分が帰るまでにどなたも見えませんでした。

程なくして運ばれた「肉マースソバ」です。
具材にたっぷりのチャーシューが載せられた、塩（マース）ラーメンになりますね。前回と違い「こってり」にした影響があるのか、若干白っぽい脂分のようなものが浮いています。それでも透明度のとても高い、綺麗なスープとなっていました。ラーメンから放たれる、美味しそうな雰囲気は変わらず健在です。卓上に斜めに据えられた容器には、黒コショウや柚子七味、すりごまにゴマ塩と、4種の調味料類が用意されています。前回と同様、今回も特に使用する事はなかったのですが（元々、調味料はあまり利用しない方です）、ちょっとお洒落な備え付け方ですよね（笑）

「肉マースソバ」の麺ですが、中太のストレートのもの。もちっとした食感ですが、前回より弾力感はやや抑え気味に感じました。その麺に絡むスープですが、繊細な旨みが詰まった、美味しい仕上がりのものとなっています。何でも鶏ガラは使わずに、鳥挽肉や節類、香味野菜などで旨みを抽出し、透明度の高いスープを作り上げているようです。ただ今回は「こってり」ということで、調味油の存在感がかなり強かったです。口周りに油分がぺったりと付きました。個人的な好みでいうと、「こってり」よりかは「ふつう」の方がストレートにスープの旨みが感じられたかも。具材には柔らかなチャーシューにメンマ、カイワレに揚げ玉ネギなどとなっています。鷹の爪の辛味が良いアクセントになっていました。チャーシューは前回頂いた時よりボリューム感があり、なおさらごはんが欲しくなりましたね。具材とのバランスを取りつつ麺を啜り、スープの一滴も残さず完食です。

帰り際に、近隣のコインパーキングにあった告知です。
どうも7月より、1時間200円の駐車料金が、300円に値上げになったようですね。うーん、初回記事でも最後に懸念の部分を書いたのですが、どうも周辺状況としても厳しくなっているように思います。昼間の早い時間で終了する営業時間や、取り扱い品目は一品のみであること（期間限定品のアイデアはあるようですが投入されていませんでした）など、遠方の方や近隣の地元の方には、ちょっと利用し辛い条件となっているようです。「こだわりの一杯」が、一定数以上の常連さんに長く受け入れられれば良いのですが……。なお、7月30日（月）から8月9日（木）まで、夏季休業とのことです。美味しいラーメンを提供されていることは間違いないですので、次回来店は何らかの変化があった時にでも、また訪れることにしたいと思います。

ごちそうさまでした！

満足感：★★★★★★☆（6.5）
※個人が感じた満足感です。その時の体調や、注文したサイドメニュー（ってこら(^_^;)）などにも左右されますので、客観的な参考（味の評価等）にはならないと思います。

住所：沖縄県那覇市安里363
電話：098-884-1251
営業時間：10:50-15:30（売り切れ次第終了）
定休日：無休（夏季・冬季休業有り）
駐車場：無し