”唐辛子”が満遍なく浮いてる「台湾ラーメン」 : 琉球新麺　通堂 寄宮十字路店

那覇市寄宮、『真和志小学校』角の寄宮十字路の近く。県内で数店舗構える人気ラーメン屋『通堂』。
今、沖縄で「ラーメン」を日常的に食べる文化を根付かせたお店と言っても過言ではないでしょう。
よく通うラーメン屋の1つですが、こちらの店舗は久しぶり。実に8年ぶりに伺いました。

店内は、少し昭和感のあるレトロな雰囲気で、凝った内装。
記憶にあるよりも広い店内で、カウンター席、テーブル席、座敷席で40席ぐらい。
大学が近いからか、お客さん若い人が中心で、この日はほぼ満席に近かった。
若い人にとっては、新型コロナはどこ吹く風といったところなのでしょうか(^-^;
あと、店内の活気とスタッフの対応の良さは相変わらずでした！

メニューは、”豚骨ラーメン”である「おとこ味」と”塩ラーメン”である「おんな味」が中心。
シンプルな「みそラーメン」や「しょうゆラーメン」があるのは、初めて知ったかも。
今回は、レギュラーメニューなのにまだ食べたことが無い「台湾ラーメン」（720円）を注文してみました。
"辛さ"を10段階ぐらいから選べたので、確か”7辛”ぐらいでお願いしました。

サービスの「辛もやし」いただきながら待っていると、真っ赤な”スープ”の「ラーメン」が出てきました。
具材は、「肉味噌」「もやし」「ニラ」等入っていた思いますが、
それより細かく刻まれた”唐辛子”が、”スープ”上を満遍なく浮いている(@_@)
おそらく、“辛さ”の指標がこの「唐辛子」の量なんでしょうが、おいしく食べることを想定してる？
このご時世、咳き込むのはご法度なので、「唐辛子」が喉に当たらないよう、
細めの”ストレート麺”を”スープ”から引き出しては、すするんじゃなくて「パスタ」のように噛んで頂く。
おそらく”醤油ベース”の”スープ”だと思うのですが、
辛くて食べられないほどではないけど、”辛いけど美味い”までもいかない感じでした。

今回は、完全に私の注文ミスですね(^-^;
2、3辛だったら、普通に美味しくすすっていただけたはず。
次回は、「台湾まぜ麺」でも注文しよっかな。もちろん2、3辛で！

（2012.12 再訪）

沖縄では有名なローカルラーメン店。県内に５店舗ぐらいあるチェーン店です。
いまでこそ沖縄にもラーメン屋が多くなりましたが、10年ぐらい前は本当に少なかった。
その当時に沖縄独自のラーメンとして、確固たる地位を築きそのまま人気店であり続けるお店です。

夜に行くと『通堂』のネオンサインとオリオンビールのちょうちんで、外観は結構目立っています。
店舗に入ると右手に券売機があり、そこで食券を買うシステム。
店内はだだっ広いスペースがあり、そこをぜいたくにカウンター席、2名掛けのテーブル席で使っています。
座敷席もあり、団体のお客さんは、そちらを案内しているようです。

以前は「男味ラーメン（とんこつ）」と「女味ラーメン（塩）」ぐらいしかなかったんですが、
現在は「しょうゆラーメン」などもありますね。
ただ冒険する意思はなく、おそらく1番人気であろう「男味ラーメン」を注文。
「博多ラーメン」見たく麺の硬さを５種類から選べたので、まん中の「カタ」にしました。

席に案内されたときに店員さんが辛い味の「もやし」を用意してくれていたんで、それを食べながら待っていると
「チャーシュー」、「きくらげ」、「ネギ」がのった「豚骨ラーメン」が到着。
正直、こちらの「豚骨ラーメン」は“『通堂』らしさ”がある味ですが、「豚骨ラーメン」としてはとびきり美味しい訳ではない。
個人的に脂分が多く感じ、コッテリなんですが味がハッキリしない印象。
それに対し「チャーシュー」は脂身が少なく、この「スープ」と「チャーシュー」のコントラストは結構いい感じ。
それでも、味だけでは決して頻繁に行きたくなるようなお店ではないんです。

しかし何と言っても、コチラのお店のすばらいのは接客でしょう。
まず店に入った時に、店員全員で「いらっしゃいませ」と活気のある声で言ってくれる。
入店した時にホールのお姉さんが笑顔で出迎えてくれて、食券を買った後に座る場所へ案内してくれる。
その案内してくれた場所には「水」と薬味？の「もやし」が置いてある。
食べ終えて席を立つと、また全員で「ありがとうございました」と言ってくれる。
そしてホールのお姉さんが、出口まで笑顔で見送ってくれる。
それがまた、鬱陶しくなくサラッとできてるんですよね。すばらしいお店だと思います。

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（2009.12）

沖縄では有名なラーメンチェーン「通堂」。早くから“琉球ラーメン”をうたっていたお店です。
今ほど本土系列のラーメン屋が無かった時期には、沖縄でもっともおいしいラーメンだと思っていましたが、
本土系のラーメンが次々と上陸し、味に興味を失い、足を運ばなくなっていました。
しかし、最近改めてこの店の良さを感じ、ときどき通うようになりました。
この店は、その「通堂」では、もっとも新しい店舗になるんじゃないでしょうか。

店内はカウンター、テーブル、座敷席とあり、結構広いです。
「通堂」の特徴として、沖縄のラーメン屋としてはかなり徹底している社員教育があげられると思うのですが、
入った瞬間から、店内の活気が伝わってきてラーメン屋として、かなりいい雰囲気。
活気の無いラーメン屋はなんかおいしく感じないですからね。

ラーメンに100円を追加するとランチメニューになるらしく、
「男味ラーメン」（690円）と「豚キムチ丼のランチセット」（＋100円）を注文しました。

＋100円だったので、小さい器に「豚キムチ丼」が出てくると思っていたら、
結構ガッツリした量で出てきたのをみて、「失敗した！」と思ってしまいました。
小食の私には多すぎる。
普通に考えたら400円ぐらいは値段がつきそうな具たっぷりの「豚キムチ丼」が出てきました。
味は美味しかったんですが、こってり感のある「男味ラーメン」と組み合わせてしまっていたので、
かなり苦しむ結果となってしまいました。

ただガッツリいける人にとっては、＋100円でこれだけ食べれたら、お得感を感じるでしょう。

昔ながらの「男味ラーメン」、「女味ラーメン」に加え、「つけ麺」、「ランチメニュー」と
新しいメニューもどんどん加わり、味、サービス含めて今後も期待できるラーメン屋です。