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店名 |
山羊料理さかえ
|
---|---|
ジャンル | 沖縄料理、肉料理、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
098-866-6401 |
予約可否 |
予約可 予約は個室のみで、カウンター席は予約できません。 |
住所 | |
交通手段 |
牧志バス停徒歩1分 牧志駅から205m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
(カウンター8席 テーブル6席ほど 座敷は詰めれば15~20名くらい?) |
---|---|
個室 |
有 個室と言えば個室かな・・・。3部屋か4部屋あったはず。 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 ただし付近にコインパーキング多数あり。 |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
1971年 |
備考 |
基本、日曜定休だが営業していることもあるので、電話確認必要 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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今回の「1泊2日沖縄弾丸ツアー」の主目的は、ずっと行きたいと思っていた、こちらの「山羊料理さかえ」さんに行くことだった。
以前チェックしていた時は、15時とか16時に開くような記憶があったが、「食べログ」を見ると、「17時開店」のようだ。でも、他の方のレビューを見ると18時の時もあるようで、とにかく謎が多い。
とは言え、1泊2日の弾丸ツアーのためチャンスは一回(一日)しかないので、万全の体制で平日の16時30分にお店に到着。会心の1番目だ。
場所は「国際通り」にある「牧志交番」を曲がったところ。「竜宮通り」という通りの左側。
その後、男性1人、カップル、女性1人など様々なパターンで人が集まり始め、17時の開店時には7名に。カウンターは7席との情報なのでこれで満席かと、その時は思っていた。
17時くらいに中から女性が顔を出す。この人が「ねーねー」と言うことなのだろう。
いかにも沖縄の人という感じのアクセントで「こんなにたくさん待っててくれてたの?早くお店に入ってもらってたら良かった」と言うような意味のことを言っていた。
とにかく噂以上にフレンドリー過ぎて、振り返ると、お店に入った瞬間から、「ねーねー」に飲み込まれていたような気がする。
お店の中は薄暗く独特な雰囲気。
お店全体を見回すと、本当にココは飲食店なんだろうかと思ってしまうような、いろんな意味で独特な店内。
この独特な空間の中でこれから何が始まるんだろう、と思うヒマもなく、最初からエンジン全開、「ねーねー」のペースで全てが動いていく。
まずは飲み物。オリオンビールを。飲み物はオリオンビールの中瓶、泡盛各種。生ビールは無し。ビールは自分で栓を抜く。
そして、「山羊刺し」を皮切りに、「ねーねー」に注文を聞かれたら、手を挙げる。
その他のメニューも「ねーねー」が「◯◯食べたい人〜」(みたいな事を沖縄のイントネーションで言う)、と聞いてくる。ボクは言われた全てに手を挙げる。
残念ながら、今日は「山羊汁」は無いとのこと。
ちなみに、開店時にはカウンター全7席が埋まっていたのだが、次から次へと飛び込みのお客さんが入ってくる。
それを断ろうとは全くせず、「ねーねー」がどんどん招き入れる。
カウンターの後ろに荷物置き場になっていたテーブルがあったのだが、そこを片付けて座ってもらう。もちろん相席は当たり前だ。
気付くとカウンター席は7人ではなく8人に、そして後ろの丸テープル席は2つ×2人の4人。カウンター周辺エリアは計12名にもなっていた(民家の居間のような座敷席は使わず)。
そして、テーブル席のお酒や料理はカウンター席のお客さんが渡していく。
全員が客でありながら、スタッフにもなっている。
いや、元々ここのスタッフであったような気さえしてくる。
そして、別々の客であった我々もお店の中の皆さんと普通に会話を始める。1人の訪問でも、まるで友達みんなと来たかのような状態だ。
もちろん楽しく無いわけがない、1人で孤独に飲みたいと思っている人でなければ。
年中人通りの多い那覇の国際通りの横丁をちょっと入ったところにあるお店のはずなのに、自分が何処にいるのか分からなくなるほどの異空間というかカオスというか、ボクの拙い文章力ではなんとも説明のできない「場」になっていた。
最も食べてみたかった「山羊刺し」を食べ、その後も「ねーねー」が提案するメニューを全て注文して、泡盛も何杯も何杯もロックでガンガン飲んでいたことは覚えている。後で写真を見返して見て、食べた記憶が無いものも多数あるが。
そして気が付くと、いつの間にかお店を出て次に目星を付けていたお店に向かっていた。
これでお勘定は3,000円。
「ねーねー」の不思議な魔法にかかったのか、後半の記憶がほぼ無し、そもそもこの日の夜の出来事は夢か幻だったのか。
それを確かめるために、また絶対にココに来たい。