追加　倉敷は下津井漁港で揚がる魚貝類を楽しむ　その魅力に満ちて : 居食家 寿

今回はある業界の超重鎮の方々と。年1度の親睦旅行。毎年、場所を変えて名所巡り。そして夜は地元の名物料理を。この日は、まずは瀬戸大橋から児島地区を。ジーンズ・ストリートでは。桃太郎ジーンズで思わず衝動買になりそうに。素晴らしい！

その後、倉敷の美観地区を。皆さんは備前焼に興味があり。某店でたくさんお買い上げ。なるほど社会で成功された方々。備前の渋味を超えた価値。それを良く理解している。身近に置いて愛でたい。そして使いたい。それが魅力なのだろう。

そして夕方からはお約束の宴会。倉敷は、実は良い漁場に恵まれている。それは下津井漁港がある。それで倉敷は美食の街。下津井の春は近い。新鮮な魚介は数多く。また海流の速いが育む。魚の身質は素晴らしく。それがリーズナブルに。

その中でも当店は。特にお手頃に味わうことが出来る。下記のコースは7800円だが。内容は大変充実している。東京では2万円近いのでは。調理技術も立派だが。なんと言っても食材が素晴らしい。加えてこの日はべっぴんさんが。誠心誠意でサービス。

一同、倉敷での美肴、美酒、美女に大満足。この後でぞんぶんにカラオケを楽しんだ。

●前菜
もずく酢、鮟肝ポン酢、鮑うま煮、チーズ豆腐、鱈真子煮、蕗田舎煮
●刺身（鯛、鰆、蛸）
●てっさ（河豚刺身）
●鯛湯葉蒸し
●てっちり鍋
●イクラ醤油漬ご飯
●花巻白金ポーク焼
●天ぷら（牡蠣、鱈白子、空豆）
●飯蛸の酢味噌ソースかけ　菜の花
●茶漬（鰆醤油漬）
●デザート
○磯自慢　純米
○飛露喜　純米

下津井の春は近い。新鮮な魚介は数多く、また海流の速いのでも有名。だから魚の身質は素晴らしい。岡山よりも倉敷のほうが魚介の美味しい店が多い。と思ってしまうくらいです。結構お手頃に食べられるが多くて、出張も楽しみとなっています。

倉敷の人気和食店。下津井港で揚がる海の幸を手軽に食べられる。それで連日大盛況。この日は取引先接待で利用。以下のコースをいただきました。鰤、鰆、鯛、なまこ、いいだこ、蝦蛄、穴子、さより、いかなご、ままかり等々
地の幸を堪能しました。大満足！

○前菜
赤生子酢、アジの南蛮漬け、蓮根のきんぴらとイイダコ旨煮、鯛わた、シャコ○酢造り
鰆、鰤、蛸、生うに、鯛のうす造り
○温物
白魚と黄ニラの玉子とじ
○焼物
鰤味噌大根煮、いかなご煮
○蒸物
鰆のせいろ蒸し
○箸休め
雲子のみぞれ汁
○油物
天ぷらでカキ、サヨリ、穴子、ゆり根
○酢の物
ままかりの酢〆
○飯物
鯛茶漬け
○デザート
手作りプリン

＊今回の写真は最初の10枚です。


2011.11
倉敷は児島地区に下津井漁港を控えており魚介類に恵まれています。岡山名産のさわらに始まり穴子、イイダコ、蝦蛄、サヨリ、ママカリなどいわゆる地物についてはその多彩さは魅力にあふれております。私に言わせれば、倉敷は観光地というよりむしろ海鮮を楽しめる街という事になります。

こちらはその下津井や瀬戸内の幸を手軽に楽しめることで有名。倉敷の美観地区から少し離れて静かな一角にひっそりと佇む。しかし地元民のみならず観光客の間でもたいへんな人気。この日も平日夜ながら予約客のみで満席。カウンターは一人客、テーブルはグループ、家族連れと賑わいます。

予めカウンターを予約済みで正解。メニューを見れば目移りするくらい豊富な料理の数々。やはりさわら、タコなどが目立ちます。料理人たちも客から次々に寄せられる注文に大忙し。酒は越の寒梅、八海山、雪中梅、而今、飛露喜など王道の勢揃い。焼酎も数多くありますが私にはあまり興味はありません。

お通しはたこ煮付け、ゴマ豆腐、水菜和え物。しかも木箱に並んで端正な姿。店のこだわりを感じます。そういえば接客も丁寧かつ気合いが入って気持ちよいのです。料理が登場するのも迅速で気持ちよい。

さてまずは刺身三種盛り（下津井港より）。
かんぱち、さわら、タコがとにかく新鮮で脂も乗って美味しい。当地はやはり実に食材に恵まれたところです。

蝦蛄酢の物
やや大きめの蝦蛄がソフトで食感も豊か。これは倉敷市玉島名物の乙島シャコ。知る人ぞ知る旬の美味で、頭部先端意外は殻は柔らかくて丸のまま食べられます。塩茹、素揚げ、唐揚、天ぷらなどで食べられます。

たこ唐揚げ
潮流の速い下津井の海流で育ったタコは身が締まって最高の味わいと定評があります。この日は刺身、から揚、団子、煮込みと4種類も頂いてしまいました。

天然鯛のかぶと焼き1500
やや小ぶりながら身のしまった地物の天然鯛。それもかぶととカマです。一番美味しい部位をしっかりと楽しませていただきました！1500円の価値は十分あります。

たこ団子、もち団子など団子類も。
練り物の多い瀬戸内ですから団子も期待出来ます。ふっくらと、かつソフトな味わいで酒の肴に相応しい。

〆はご飯セット。ジャコがトッピング、汁はワカメあさり、香の物がついて。これにタコ煮付けを追加しておかずにいただきます。下津井のタコはやはり美味しい！

酒は而今、雪中梅、飛露喜などなど。それも銘酒ばかりで大満足！

よくもまあ食べました。どれも美味しい。というよりは、まずは材料が良いのです。というとお店には失礼かも知れませんが食材に恵まれたところはやはり有利。さらにこちらはそれらを比較的お手頃に食べられるのでかなり魅力的！一品が500円～600円が多くて、デザートやソフトドリンクなど300円と女性にも優しい。

倉敷にはおしゃれな大人の雰囲気で質の高い料理の「竹波」。CP抜群の割烹、会席の「花柚」などがありますが地物の魚介類を気軽に食べられるならやはりこちらがいち押しでしょう。「兆屋」などと出張者には訪問する店には事欠きません。これからも倉敷を訪問するのが楽しみです。