久しぶりに花より団子(*^^*) : Ken Roku

久しぶりに半田山植物園を訪問。
人の多い3月末を避け、桜が満開となる1週間前を狙って花見敢行。
2時間半あまり散策＜写真A～C＞した後、
すぐ近くにあるKenRokuをこれまた久しぶりに訪問。
相変わらず民家のダイニングで食べる雰囲気は健在です(*^^*)

ドリンクやスープはヘルシー志向でした。
特に酢ドリンクはザクロ黒酢、
リンゴ酢（グレープフルーツ味、柑橘味、キウイフルーツ味）と
健康志向の自分にとってはありがたい飲み物でした。
しょうがスープはベーコンと白ねぎ入りで、薄味の味噌汁のような感じで
しょうが味はそんなにしませんでした。加熱しすぎ？

前菜は青菜、レタス、トマト、水菜、フライドポテト、ニンニク風味のブロッコリー、
さつまいもグリル、はちみつ風味？のかぼちゃの煮物、ピリ辛もやし、
こんにゃく煮物、パセリがかかったボイルポテト、薄味の里芋煮物、
ソース味濃厚のキャベツとミンチの炒め物、エスニックな冷や奴、
茄子と玉ねぎのカポナータ、コーンとレンコンのオーロラソース和え？と
イタリアンと和食のコラボでした。
パスタは「しめじとアサリのしょうが風味のパスタ」と
「水菜と桜えびと大根パスタ」の2種類を注文。
文字通り、和風テイストですが、加熱しすぎのせいか、
個々の食材の風味がやや飛んでいる感じがしました。

ピザは「ペスカトーレ」と「ベジタブル」を注文。
生地はやわらかめで耳はパリパリ感がありました。
小麦味が強く焼き立てということもあり、なかなかいい食感でした。
海鮮にはもう少しブラックペッパーなどで風味を調整し、
水っぽさを緩和してもいいと思いました。

コースすべて含め税込み一人1,300円でした。
ドリアをプラスでつけても1,400です。
おしゃべりやゆっくりと落ち着いた時を過ごすにはいい店です。

【2015年11月2日訪問】
初めて訪問しました。
半田山植物園を北方面に過ぎてすぐの所にありました。
看板がなければ、普通の民家と間違えるようなロケーションです。
まるで隠れ家的な店です。
入口＜写真1＞も普通の民家で、
一瞬、（家の）扉を開けるのにどきどきしました。
玄関たたきには女性の靴がたくさんあり、
ここで靴を脱ぎ、スリッパに履き替えます。
廊下の右端にあるドアを開けると、そこは・・・
やはり、普通の家におじゃましたような空間（部屋）が広がっていました。
入ったのは平日（月曜日）の11時40分頃でしたが、
24席程ある席の半分は埋まっていました。
回りの客は全て女性でした。
ちなみに、後から入ってきた客も一組の老夫婦を除き、全て女性でした。
店内はまるでダイニングルームで食事をとるような雰囲気です＜写真2＞。

最初にメインメニューのパスタを注文します。
メインメニューが来る前に
前菜やサラダ、スープ、ドリンクをセルフサービスで
好きなだけ取りに行きます。
さらに、焼きたてピッツァもオーダーバイキングで注文できます。
一枚で二度おいしいハーフ＆ハーフで注文することも可能です。

＜写真3　スープ、ドリンク、前菜、サラダ＞
★★しょうがオニオンスープ・・・玉ねぎの旨味がしっかり出ている。
★★かぼちゃスープ・・・濃厚な味で飲みごたえあり。
★アイスコーヒー・・・苦みがあるが薄めの味。
★★前菜＆サラダ・・・ザク切りトマト、千切り大根、きのこ（しめじ、えのきだけ等）
　　ルッコラ、サニーレタス、コーン&干しエビ、レッドビーンズサラダ、レンコン、
　　豆腐（カレー味）、水菜、カポナータ（玉ねぎ、人参、ピーマン、ナス、トマトソース入り）
　　カリフラワー（オリーブオイル和え）、ごぼうと人参の粒マスタード和え、
　　さつまいいも（おろししょうが入り）、里芋のホワイトソースかけ、かぼちゃの赤ワイン煮？
　　芽キャベツのトマトソース煮込み、リンゴとハムの千切り、ラスク
※一つ一つの料理がイタリアン風に凝った味付けで、これだけでも十分食べ応えがありました。

＜写真4　パスタ、ピッツァ＞
★★ベーコンと卵のカルボナーラ
　温泉玉子をくずして、パスタに絡めて、細切れベーコン入り。薄塩味で少し黒コショウをで味付け。
★★ちりめんじゃこと青唐辛子の大根おろしのせパスタ
　たまにじゃこの内臓の辛味がくるのが味のアクセントになっている。青唐辛子よりしし唐辛子？
★★マルゲリータ＆ペスカトーレ（ハーフ＆ハーフピッツァ）
　焼き上げの状態で出てくるので熱々！直径20cmぐらいで食べ応えあり。小麦の味がよく出ている。
　マルゲリータはバジルソースやトマト味を抑え気味に、チーズ味はしっかりと出している。
　ペスカトーレはマルゲリータに魚介をトッピングした感じ。鶏肉のような食感の具入り。
★★カルボナーラ＆ジェノバ（ハーフ＆ハーフピッツァ）
　カルボナーラはチーズなしで目玉焼きとベーコンをのせ、具の味だけで勝負。
　ジェノバは魚介にチーズ、バジルソース入り。
※焼き上げのため全て熱々で、小麦の風味が効いているので、ピッツァだけでも満足感があります。

＜写真5　温野菜、後菜、ドリンク＞
★★温野菜・・・人参、ブロッコリー、カリフラワーを温め、マヨネーズベースの酸味あるソースを
　　　　　　　　けけて食べる。シンプルですが、しゃきしゃき感があっておいしい。
★★後菜・・・前菜に止まらず、メイン料理の後に後菜として再度おいしい豆腐・野菜を食べました。
★リンゴ＆マンゴー酢・・・酢の酸味と果物の甘さが調和しているのか、想像より薄く飲みやすい。
★ザクロ酢・・・ザクロのイメージ通りの薄味。
※野菜もドリンクもヘルシーでした。

＜写真6　ピッツァ、ドリンク＞
★★ベイクドポテト＆照り焼きチキン（ハーフ＆ハーフピッツァ）
　ベイクドポテトは皮付きじゃがいもが厚めで味がしっかりわかる。
　照り焼きチキンは照り焼きソースの味を抑え、チーズの味がよく出ている。
　※この組み合わせはオリーブオイルが多いのか汁が垂れ落ちた。紙ナプキンがほしい。
★ホットコーヒー・・・苦みがあり薄めの味。
★マテブラック・・・薄味。茶器から茶葉がもれ、中国風になってしまった(*_*;。
※最後の〆はこの店の真髄を感じるピッツァとホットドリンクとなりました。

ご夫婦で経営されているのか、常にお二人が厨房と料理棚とテーブルを行き来しています。
会計も含め、何か用があれば、厨房前でコールすることもたびたびですが、
慣れたら、“待ち”のスタンスでゆっくりと制限のない（？）時間と空間を楽しめます。
客層は20代前後から50代前後の女性が中心で、
料理におしゃれ感とビジュアルとヘルシーさを求める女性のハートをつかんでいるようです。
タンパク質を主食とする男性には物足りないかもしれませんが、
健康的にかつ多種多様なおいしいイタリアン料理をお腹一杯に食べたいという
相反する要求を持っている男性には満足度が高いでしょう。

会計を厨房前（コールはこちらでする）で済ませ、玄関前に来た時に
奥さんが正座して三つ指をついて見送ってくださいました。
リピータになっている人たちの気持ちがわかるような気がしました。