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店舗基本情報
| 店名 |
えびめしや 万成店
|
|---|---|
| ジャンル | 洋食、ハンバーグ、カレー |
| お問い合わせ |
086-251-6221 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
山陽自動車道「岡山I.C.」から 備前三門駅から1,356m |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
64席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 店舗周辺に20台程度 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| オープン日 |
1998年 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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岡山に住む旧友との「倉敷カントリークラブ」でのゴルフの帰り、空港へ向かうの途中にあるここ「えびめしや」に立ち寄った。
「えびめし」は元々は東京・渋谷の「いんでぃら」というカレー店のメニューだったそうだが、私が知ったのはここ岡山での事。
渋谷の「いんでぃら」で働いていた人がその味を地元の岡山で提供しようと、本店に仁義を切ってのれん分けで提供し始めたのがその始まりだという（詳細は知りませんが・・・）。
私は15年ほど前、あるプロジェクトで岡山に長期出張で２か月ちょっと滞在していたことがあった。
当時すでに結婚して子供もいた私は、基本的には週末には東京に戻れるが、月から金までは市街地のはずれにあるホテルに宿泊。
したがって食事はホテルの朝食をはじめほぼすべて外食。
基本的には朝から夜まで仕事漬けの毎日だったが、時々ふと時間が空くことがある。
そんな時に市内にある「天満屋」というデパートをブラブラしていた時、地下の通路のようなところで「元祖えびめし」という幟を掲げた店（『いんでいら』）があった。
「えびめし」？
もの珍しさから食べてみた私は、見た目は真っ黒だがカレーでもないのにピリッと辛いエビの風味満載のその味に驚いて一度でファンになってしまった。
そのあまりの衝撃に、翌日地元のスタッフに「えびめし」について訊いてみた。
ところが、地元のスタッフの反応は「何言ってるの？」って感じ。
要するに、彼（彼女）らにとっては「えびめし」というのは特別に変わったものではなく、当たり前に全国にあるものだと思っていたらしいのだ。
その後、「いんでいら」だけでなくいろいろな「えびめし」の店ができた。
それでも私は「天満屋」にあった「いんでいら」のものが好きだった。
岡山の人たちも、これが岡山でしかメジャーでないことを知って「岡山のソウルフード」と言うようになった。
「岡山のソウルフード」は「きびだんご」とちゃうんかい？
と突っ込みを入れたくもなったがまあいいや。
でもその後悪夢が襲う。
ところが５年ほど前「天満屋」の「いんでいら」がなくなってしまった。
それどころか「いんでいら」自体がなくなってしまった。
岡山駅の中にも「えびめし」を食べさせる店はあったが他の店では物足りない。
地元の人に訊いても「えびめし」は知ってても「いんでいら」の行方については誰も知らなかった。
今からほんの２年前。
地元の取引先の人と雑談をしているときに、岡山の郊外に店舗展開している「えびめしや」が「いんでいら」と同じ会社であることを遅ればせながら知った。
特にここ「万成店」は空港に行くときに通ることもあって、いつも「あれっ、えびめしだ」ぐらいには思っていたので、今回のこの機会は逃すべきではないと、空港まで送ってくれた友人に無理を言って付き合わせた。
その友人は、大阪勤務時代からＢ級グルメをこよなく愛していた者どうしだったので、言葉に出さずとも気持ちはわかってくれる。
私はこうして久々の「えびめし」を堪能した。