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むちむちとした食感がたまらない別府のかるかん専門店
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りす３
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店舗基本情報
| 店名 |
かるかん堂中村家 本店
|
|---|---|
| ジャンル | 和菓子 |
|
予約・ お問い合わせ |
0977-25-8878 |
| 予約可否 | |
| 住所 | |
| 交通手段 |
別府大学駅から1,669m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| 初投稿者 |
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＜お店について＞
こちらは別府市内にある1952年（昭和27年）創業の和菓子店。
かるかん専門店と言っても良いくらいかるかん作りに力を入れているようで、
もちろん看板商品は「かるかん」。
＜商品＞
■かるかん時雨（棹物）…700円くらい
・長さ…約15.5ｃｍ
・幅…約5ｃｍ
・厚さ…約3cm
・重さ…約529.5ｇ
・原材料名…砂糖、米粉、山芋、小豆
・賞味期限…15日
・全国菓子博覧会大臣賞、内閣総理大臣賞受賞
安政元年（1854年）、藩州明石の菓子職人八島六兵衛は、
島津斉淋公のお供をして江戸より鹿児島に下り、
当時の良質な自然山芋と米の粉に目をつけ、素朴で風味豊なかるかんを考案されたという、
薩摩（鹿児島）で生まれ、今も鹿児島を代表する銘菓である「かるかん」ですが、
ここ大分で「かるかん」と言ったらこちら中村家。
なお、丸いお饅頭型の「かるかん」の方が食べやすいためか定番に思われますが、
本来の「かるかん」は棹物（棒羊羹型）で、さらに言うと餡も何も入っていない生地のみのもの。
ちなみに、「かるかん」という名前は、"軽い羹"からきているようです。
こちら中村家の「かるかん」は、
・白雪…餡なし
・時雨…餡入り
・抹茶…抹茶入り
・かぼす…かぼすスライス入り
の4種類。
本来の「かるかん」を堪能したい場合には生地のみの「白雪」でしょうが、
それもなんだか寂しい気がして小倉餡入りの「時雨」に。
見るからにむっちりプニプニとした艶やかな生地は、
弾力性があるため少々たわんだくらいではヒビも入らないですし折れたりもしません。
面でみると山芋の力で弾力性が強いものの点でみると米粉ならではの歯切れのよい食感という、
不思議な食感。
よく噛むと粒粒としたお米の食感と味もが楽しめ、美味しい生地。
中の餡は、蒸しあげた生地2枚でサンドしているのではなく、
蒸す前に生地の上に餡をのせ、さらに生地をのせて蒸しあげていると思われる入り方。
餡量少なめなので、生地のむっちりだけどサクリとした歯切れの良い食感の邪魔をしません。
ちなみに、餡は饅頭型で使用しているものと同じものとのこと。
また、レンジで40秒程温めると出来たてのようなやわらない食感となり、
オーブントースター等で表面を少し焼くと香ばしい口当たりになる書かれたメモが入っていたため、
試しにどちらもやってみました。
レンジで温めるとむっちり感が減りふんわりやわらかい食感となり、
オーブントースターで焼くと表面の水分が飛んでかための食感に。
モチモチとした食感が好きな私は、
常温でそのままいただくのが一番モチモチ感が楽しめて良いという結論に達しました。
かるかんという食べ物を今回初めて食べたため本場鹿児島のかるかんと比較することはできませんが、
予想以上に美味しい食べ物で大満足でした。