シェ トミタカ
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残念なガレット・デ・ロワ
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店舗基本情報
| 店名 |
シェ トミタカ（CHEZ TOMITAKA）
|
|---|---|
| ジャンル | ケーキ、カフェ |
|
予約・ お問い合わせ |
0977-25-9910 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
別府大学駅から2,924m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 店舗前に4台 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
1997年 |
| 備考 |
ブログ http://ameblo.jp/cheztomi827/ |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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田舎にある小さなケーキ屋です。店構えも小さくて、非常にわかりづらい場所にあります。それでも美味しければいいと思い、お菓子のお味に期待していましたが、それもいまいちでした。そして、個人的に一番がっかりなのは、買おうとした種類のホールのパイがケースの中ではなく、むき出しで上に並べられていたことです。別のものがないかたずねたけどない様子。見かけも一部パイ生地から中身がのぞいていて残念な感じです。わざわざ探して行って、非常にがっかりしました。残念な感じだと思った直感を信じて、何も買わずに帰れば良かったのですが、買ってしまって非常に後悔しました。このパイは、ガレット・デ・ロワという季節もののお菓子で、本場のフランスで1月6日の公現節を祝うものです。このお菓子には本来フェーブ（もともと空豆の意味ですが、現在では陶器の小さな人形を指す）がついていますが、この店ではフェーブの代わりにドラジェがついています（ドラジェはヨーロッパでは子孫繁栄を象徴するお菓子とされ、結婚式などで使われるもので、フェーブの代わりなんておかしなことです）。この店のブログによるとお菓子を食べることが重要でフェーブは重要でないとも読み取れる趣旨のことが書かれていますが（フェーブを求める客のことを揶揄しておられたので。そもそもブログに特定の客のことを書くのは論外ですが）、現代の本場のフランスではそんなことは聞いたことはなく、少なくとも100年以上も前から陶器製のフェーブが使われることは伝統になっています。公現節は、イエス・キリストの顕現を祝う日ですので、フェーブにも本来はその意味が込められているのです。ガレット・デ・ロワは、このフェーブも含めて家族でお祝いをしながらパイを切り分けて楽しむものです。外国の文化を取り込むならその文化を正しく学んで伝えていただきたいものですし、客の楽しみ方を店が勝手に制限するのは非常に残念なことです。個人的には、都合良く、お菓子を食べれば幸運が舞い込むなどというような、このような最近の商業的な風潮はいかがなものかと思います。ガレット・デ・ロワは毎年フランスでも日本でも食べてきましたが、今回のような残念なケースは初めてです。そして、ケーキ屋で幸せな気分を味わうことが多々ありますが、こんな思いになったのも初めてです。もう二度とこのお店に行くことはないです。