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古き良き温泉街であればこそ、かな
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far long
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店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
しげ寿司
|
|---|---|
| ジャンル | 寿司 |
|
予約・ お問い合わせ |
0977-24-0830 |
| 予約可否 | |
| 住所 | |
| 交通手段 |
別府駅正面口より東へ駅前通りを300m下り右手の国際通りソルパセオ(アーケード)に入って50m先 別府駅から400m |
| 営業時間 |
|
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） |
席・設備
| 席数 |
10席 |
|---|---|
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| 備考 | |
| 初投稿者 |
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恒例となった年に一度の別府詣で。今年でもう5年になりますかね、早いもんです。
さて夜の一軒目、口開けの大和田鮨に挑むも予約で満席とのこと。さっそく次善策に行き詰る。一旦スシモードに入っているわけでとりあえず歩いて数分の小さなアーケード街に店を構える当店の暖簾を潜ってみました。
店内は別府の古い店にありがちなノスタルジックで手狭な印象。カウンターが6席ほどにその背中合わせに掘りごたつ式の狭いテーブル席が2つ。おそらくはスナックか小料理屋の居抜きでしょうか。ノスタルジックと評しましたが店内は清潔に手入れされています。
短髪で気の良いご主人にカウンターに通されトリビーはスーパードライの中瓶を。
このご主人がしげさんとおっしゃるんですかね。早速刺身を盛り合わせにてお願いします。
基本的に地物だけ取り扱っているとのことで別府の地魚らしく白物オンパレード。
大きな平皿に関鯖、ひらめ、真鯛、太刀魚、かんぱちが一緒盛りに。ひらめには肝も付いており一緒に食べてくださいね～とのこと。
刺身はどちらかと言えば無造作に切りつけられており見た目はイマイチなれども魚そのものはそれなりに美味ではありますね。さすが目の前の海から上がったという感じがします。
刺身をひと通りいただき熱燗をお願い。すると大分の地酒八鹿の特別純米の一升瓶を取り出します。おおヤルな、とか思ってるとでっぷりとした徳利に注ぎ湯煎にかけてお燗をしてくれました。チン！されるものとばかり思ってましたが良い意味で裏切られます。が、残念なことにこれがちょっと火にかけ過ぎたのか熱々で…（苦笑）ま、この辺りもご愛嬌でしょうか。
続いて握りのリクエストにひらめ、いさき、ひらめえんがわ、真鯛、関鯖、蛸、甲いか、鯖の押しずしてなところをひと貫ずつ。
地魚のネタは悪いはずもなく、但し寿司としては舎利が甘くて柔かだし握りは雑です。洗練された寿司を食べ慣れている向きにはチト辛かろうと思えました。（寿司好きの方はおそらくこの暖簾は潜らないだろうと思われますが）また握り自体も柔らかく大ぶりなのでこれくらい食べるとお腹一杯で酒もあまり進まなくなりますかね。
ということで一通り飲んで食べて会計は約￥7Ｋにて。
基本的には夜半にかけてのお客をターゲットにしているのかほろ酔い加減で温泉街でつまむ寿司といった位置づけでしょうか。
刺身と握りだけサクっとお願いしたので実際のところは計りかねますがお通しやちょっとしたつまみ、料理も出なかったところを見ると地魚と寿司だけで勝負しているのかもしれません。（焼き物くらいは出すのかな？）
ご主人はとにかく地元の話しをしたがります。まぁ微笑ましいといえばそれまでですが個人的にはもうちょっと放っておいてほしかったかも。
別府の歓楽街の店は街の雰囲気との合わせ技で楽しむが吉。
二軒目三軒目にお寿司をちょっとだけでも、と言ったケースでの利用が好適な店でしょうね。