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さすらいの旅人・全国各地孤独のグルメさんの他のお店の口コミ
店名 |
胡月(こげつ)
|
---|---|
ジャンル | 冷麺、麺類、ラーメン |
お問い合わせ |
0977-25-2735 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR別府大学駅から徒歩22分(1.5km) 別府大学駅から1,229m |
営業時間 |
|
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
46席 (1階26席 2階20席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 15台(店舗横と向かいに有り) |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
1970年 |
備考 |
・子供可ですが、ベビーカーは不可 |
お店のPR |
別府冷麺発祥の店、和風冷麺&温麺専門店!伝統の味わいを届けます
別府冷麺とはーーー |
初投稿者 |
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胡月
(大分県別府市石垣東8-1-26)
JR日豊本線の別府駅と別府大学駅の間の別府大学寄りの線路沿いの少し東側 両駅から少し距離があり 別府インターチェンジからも近いので 駅からバスか 車での訪問をオススメしたい場所にある 1970年(昭和45年)創業の別府冷麺専門店「胡月」
別府冷麺とは?
麺は小麦粉・そば粉・でんぷんが基本となり スープは魚介をベースとした和風にアレンジされている
元々は 1950年(昭和25年)頃に 朝鮮系住民も多かった満州(中国東北部)から引き揚げた料理人が開いた店で提供されていて 現在別府冷麺を出す店は別府市内で60〜70店くらいある
これらの店は冷麺専門店系と焼肉屋系の2系列に大きく分類学され 冷麺専門店系の別府冷麺は もモチモチした太めの麺にキャベツのキムチが添えられる
一方 焼肉屋系の別府冷麺は ツルツルした中細麺で 白菜キムチが添えられる
別府冷麺は 冷麺専門店・焼肉屋だけでなく ラーメン屋や居酒屋などでも提供されている
つまり 満州から伝わった朝鮮系の冷麺が 形を変えながら 専門店で進化したものが別府冷麺と言ったところか
・そば粉配合のコシの強い麺
・キャベツの自家製キムチ
・牛肉のチャーシュー
これが別府冷麺の基本となる
この日は 大分市内で午前中の商談が少し長引き 13:30頃にお店に到着すると数人の行列があり 駐車場に車を停めて 再びお店の前に戻ると 丁度6人程が食事を終えて出て来たので 入れ替わりでタイミングよく入店できた
冷麺(並盛)750円
メニューは大きく分けて 冷麺と温麺で 温麺とは文字通り温かいスープと麺で ソーメンに対する「にゅうめん」のような立ち位置
冷麺には 並盛(1玉)・大盛(1.5玉)・ダブル(2玉)・ジャンボ(3玉)の4種類があり ダブルとジャンボには ミニキムチが付く
その他に チャーシュウ冷麺があるが ジャンボチャーシュウ麺はないようだ
※メニュー表記がチャーシューではなく「チャーシュウ」なので忠実に再現(笑)
以下は一般的なチャーシューでご説明
並盛を注文して 待つこと暫し 別府冷麺 いや胡月の冷麺と久々の再会を果たした
白っぽい太麺に クリアなスープで トッピングは牛肉チャーシュー・ゆで玉子1/4・キャベツキムチ・ネギ・ゴマの不動のラインアップ
先代から引き継がれた麺は門外不出で 注文を受けてから製麺機に生地を入れ 直接釜に落として茹で上げる
スープは酸味を感じない爽やかな仕上がりで キャベツキムチの辛さがアクセントとなっている
コシの強い麺はモチモチで 他の冷麺とは一線を画し 意外にもサラっとしたアッサリスープとの絡みも良好
脂身を殆ど感じない牛肉チャーシューは しっかりした歯応えで トッピングの中では群を抜いた存在感を示しているではありませんか
韓国・朝鮮系の冷麺や盛岡冷麺とも毛並みの異なる別府冷麺を名残惜しくも完食!
あとがき…
別府冷麺としての地位を確立させた胡月の先代の女将さんが 後継者不在のまま 体力の限界で閉店を決意
すると胡月の常連客だった 加藤さんと高木さんが どうしてもこの味を残したいと 先代の女将さんに直訴
その熱意に認められ そして2人は仕事を辞めて 胡月は見事な復活を果たした
辛いラーメンでお馴染みの 蒙古タンメン中本がこのパターンで 超常連だった現店主が 蒙古タンメン中本を店舗展開させ 超有名店へと導いた
恐らく 胡月は蒙古タンメン中本のような道には進まない気がするが 後継者もできて 私の人生の中では食べられるだろう…
と安心しながら お店を後にしたのだった
ご馳走さまでした!
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