亀の井別荘のお食事処は超お得！ : 湯の岳庵

マイカーでの九州旅行１日目は由布院です。
湯の坪街道や金鱗湖辺りは、観光客がいっぱい。人混みを避けるように、金鱗湖奥の樹木に囲まれた敷地に入ると、何とそこは亀の井別荘の広大な敷地の一部でした。

その中で見つけたのが、亀の井別荘のお食事処「湯の岳庵」和風で趣のある建物が目を引きます。

入り口を入り、お帳場の男性スタッフに訊ねると、宿泊客以外でも利用可能とのこと。これ幸いと午後5時から２名の予約を入れます。

由布院駅近くの駐車場に戻る途中に、金賞コロッケのお店を発見。すぐ横にあるスペースで、相方とコロッケとコーラを半分こして、一息入れます。

そして、由布院駅近くの駐車場に戻り、宿に電話を入れて場所を確認、どうにかこうにかこの日泊まる宿にたどり着くことができました。

チェックインを済ませ、内風呂でひと汗流すとちょうどいい時間になっています。ロビーの女性スタッフに訊くと、金鱗湖辺りまで歩いて10分程とのこと。意外と近いのにびっくりです。相方と周りの風景を楽しみながらテクテクと歩を進めます。

夕方も5時近くになると、金鱗湖周辺も人がまばら、落ち着いて散策することができます。予約の時間が近づいたので、「湯の岳庵」に向かいます。

予約した者ですがと告げると、「お二人でご予約の忍者様ですね。こちらにどうぞ。」と、奥左手にあるフロアのテーブル席に案内されます。

感じのいいベテランの女性スタッフと少しやりとりした後、メニューから「山飯」という3800円のコースを選択します。季節の山の恵みと川の恵みが味わえ、いろいろなご馳走を組み合わせた当店人気のコースですと書かれています。飲み物は生ビールを、種類はカールスバーグというデンマークのビールでした。

最初に生ビールが到着♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
カールスバーグは初めてだと思うのですが、スッキリと飲みやすいタイプのビールでした。乾いた喉を潤し、胃を優しく刺激してくれます。

お料理の最初は、ツルムラサキと湯葉のお浸し。ツルムラサキはシャキシャキとした歯応え、少し苦味があっていいですね。湯葉は乾燥湯葉を戻したものでしょうか、こちらも少しチューイーな感じです。

そして2品目は、嶺岡豆腐。胡麻豆腐かと思ったら、牛乳や葛で作ったもののようです。濃厚さとあっさり感の両方を持ち合わせたような豆腐ですね。とても美味しいです。

3品目は、冬瓜の冷製スープ。自然な甘みで心落ち着くお味です。

4品目は、地鶏と茄子ですね。地鶏は皮がパリッと中もいい感じに火が通っています。ビールと合うので、ついお代わりをしちゃいます。
茄子は冷やしてありますが、中までよく味が染みています。

5品目は鯉のあらい。注文の時に、鯉のあらいがありますがいいですかと訊かれました。もちろんOK牧場と答えましたが、中には苦手な方もいらっしゃるのでしょうね。金鱗湖で鯉を見た後なら尚更かも^_^;
でも、これがコリコリして美味い。忍者カープを食ったど〜〜！頑張れ！タイガース‼︎

6品目は夏野菜の天麩羅。それぞれを塩でいただきました。

7品目は鮎の塩焼き。少し小型ですが、とてもいい具合に焼かれています。折角なので、飲み物を日本酒に「亀の井山廃仕込み」に切り替えました。

8品目は豊後牛の温泉蒸し。噛むほどに味が出て美味しいですね。また、ビールが飲みたくなります。

9品目はもずく酢。ミョウガとキュウリが入っています。お酢で口の中がさっぱりします。

そして〆はご飯と味噌汁と香の物。日本人に生まれてよかった〜〜と由布岳に向かって叫びたくなります。

最後に運ばれてきたのは、バニラのアイスクリームと水出しコーヒー。3800円でこの内容は信じられません。

亀の井別荘に泊まったら、40,000円程はするので、思いがけないコスパの良さに驚きました。

もちろん酒代がプラスされるので、２人で10,000円は少々超えましたが、それでもお得感は変わることがありません。

いつの間にか、私が利用したフロアにもお客様が何組も来られています。

静かに、夕方から夜に染まるお庭を眺めながら食事やお酒を楽しみたい方は、ここ「湯の岳庵」を１日の日程に組み込むこともいいのではないでしょうか。

ご馳走様でした(^-^)/にんにん