竹田チャンポンとズリミソ : 竹田丸福 古町店

2019.02 夜

2人で
・チャンポン 680円×2
・ずりみそ 420円

　竹田市のカラアゲが有名な食堂。
　湯上がりで、塩分を欲するのか、
　チャンポンを食べたくなって。

　前の週に天神店に行ったけど、
　やっぱり丸福は本店のここが好き。
　竹田チャンポンは、ジャンルとして
　認めても良い気がする。
　特徴があって、長崎や佐賀のと違う。
　それに、安い。

　きもバター焼き(420円)も、
　とお願いしたら売り切れ。
　ずりみそで良いです。


・チャンポン (4.3)
　鶏ガラ主体塩味の汁。
　冬で野菜がとても美味しい。
　麺は太めでツルツルモチモチ。
　今回は塩梅が薄めに感じて、
　調度良い塩加減。
　甘い味付けが無くて、
　油にも頼っていなくて、
　野菜の甘さがドバっと来る。
　この感じは他県のチャンポンには無い。
　特にキャベツ、時期でとても甘い。
　シャクっとしてて歯ごたえも良い。
　炒め方が上手だな。
　モヤシやニンジンも同じく。
　キクラゲでさえ、主張がはっきりして。　
　肉も臭みが無いし、香ばしい炒めで、
　スモーキーさもあってなかなか。
　気付けば、どこにも妥協が無い。
　でも、どこにも魚介が無い。
　砂糖甘い味付けや、
　アブラーを好む方には、
　物足りないかもしれない。

・ずりみそ (4.0)
　スナズリの味噌炒め。
　天神店でも美味しかったけど、
　こちらのは更に良い。
　炒め加減が絶妙な歯ごたえを。
　酒が欲しくなる。


　丸福のチャンポンって
　こんなに美味しかったっけ？
　と、思ってしまった。
　どうも野菜の美味しさに、
　僕は弱いみたいだ。

2016.08 昼

１人 880円
・からあげ定食(はね) 720円
・ちゃんぽん 620円
・ずりみそ 420円
２人で 1760円

　県央を代表する唐揚げ屋チェーン。
　本店に当たるのがこちら、竹田丸福こと、丸福食堂。
　養鶏、養豚を手掛け、質の良い肉を安く食べられる。

　ここ最近、丸福の唐揚げを毎週食べているが、
　やっぱり本店は格が違う。
　唐揚げだけでなく、竹田市で売りだし中のチャンポンと、ずりみそもいただいた。
　奥さんが「からあげ定食(はね)」。僕が「ちゃんぽん」。
　唐揚げは塩加減薄めだけど、ちゃんぽんは塩加減強め。
　揚げ物で薄味なんて凄いよ。自信があるんだろう。


・からあげ定食(はね) (4.5)
　はね(ムネから手羽先まで一体)の唐揚げ、ご飯、味噌汁、沢庵。
　あっさり薄塩でサクっと油切れ抜群。
　厚めでサクっとしたコロモに油っぽさはなく。
　ジュワっと肉汁溢れ、骨までむしゃぶりつかせる。
　もちろん鶏肉の臭みなど皆無。
　質が良い鶏肉なので、下味はほぼ無い。
　結果、鶏の旨みが濃い。
　むね肉でさえ、ジューシーに美味しくいただける。
　経験上、県央最高、県内でもトップクラス。
　ご飯、味噌汁、たくあんは一般的。
　これが720円なのだから、恐れ入る。
　持帰りのはねだけなら、360円だ、凄いぞ。
　（地元の方には普通なんでしょうが）

・ちゃんぽん (4.0)
　野菜の甘味溢れ、スープが美味しいあっさりチャンポン。
　スープは３日だか４日だかかけてじっくり抽出。
　自家養鶏に自家養豚の鶏に豚。
　サラリと旨みエキスだけに綺麗に絞られ、強めの塩加減。
　野菜は麺の３倍はあろうかと言うほど大量。
　ちゃんと野菜の味がするし、甘い。
　塩気が強めのスープだから、野菜の甘味がはっきり分かる。
　相対的に豚肉は少ないけど、豚肉が美味しい。
　逆に、麺がトッピング的な気分さえする。
　なぜ竹田でチャンポン？
　長崎との交流が盛んで、古くからちゃんぽん文化があるらしい。
　そう言えば、竹田にはキリシタン墓地がある。

・ずりみそ (4.0)
　砂ズリ(砂キモ)の味噌炒め。
　辛めで少しスパイシーな味噌に漬けこまれ馴染んだ砂ズリ。
　少しの味噌ごと炒められて。
　強めの味の砂ズリに、強めの味の味噌炒め。
　しょっぱさ強め。
　こりゃ、お酒に合うでしょー。


　ここの唐揚げは超美味い。
　ちゃんぽんも美味しいけどね。
　休日はお客さんも多くて、待つかもしれない。
　でも、また行くよ。間違いない。

　丸福は６店あるようだ。
　・丸福食堂（竹田丸福、ここ）
　・天神店（天神丸福、国道５７号沿で一番メジャー）
　・道の駅すごう店
　・竹田温泉花水店
　・水の駅おづる店
　・アミュプラザおおいた店