人に歴史ありと感じる、しっかり味の日本的中華料理 : 中華料理桂林

2016.09 夜

１人 1250円
・焼めし(スープ付き) 600円
・ギョーザ(餃子) 350円
・ニラ豚(韮菜肉片) 650円
・麻婆豆腐定食 900円
２人で 2500円

　久しぶりに訪問。今回は奥さんと二人で。
　奥さんは麻婆豆腐定食、僕は焼き飯とニラ豚。
　ニラ豚は大分市の隠れご当地メニューだ。
　韮菜肉片と書かれていた。
　なるほどなぁと思ったが、中国料理屋で、韮菜肉片など見た事は無いような。
　餃子と麻婆豆腐定食に付いてたとり天が良かった。


・焼めし(スープ付き) (3.0)
　色が濃いめで、油強め。パラパラ感あり。
　見た目ほどの味の濃さは無い。
　量は少なめ。

・ギョーザ(餃子) (3.8)
　緑の柚子胡椒付き。
　標準的な大きさ。皮の片面ぎパリッと焼かれ、反対側の皮はムチムチッとして。
　餡は肉が多い。ニラとニンニク有りだけど、臭いはそれほど気にならない。

・ニラ豚(韮菜肉片) (3.8)
　一般的なニラ豚より味付けは薄めで、甘さは少ない。
　テンメンジャンを感じないと言えば分かりやすいかも。
　豚肉が多いのは好印象。

・麻婆豆腐定食 (3.5)
　麻婆豆腐、とり天、スープ、ザーサイ、ご飯。
　麻婆豆腐はトロミしょっぱさ強めの日式麻婆豆腐。麻辣味は無い。
　とり天にはポン酢と練りカラシ。
　下味しっかり細切りむね肉で、ポン酢に漬ければパサつき気にならず。
　他は標準的。


　隠れたとり天の良いお店。
　次はとり天と餃子にしよう。

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2013.11 夜

・中華セット 1080円

　大分市寺崎町、大分市の中でもちょっとマイナーな地名。
　最寄り駅から1kmくらいはあるでしょう。車じゃないと行き辛い場所。
　原川(はるかわ)中学校の近く。駐車場が４～５台分はあったかな。
　以前、中国人の企業間留学生のお世話をしていて、この近くに滞在してたんです。
　彼等がけっこう美味しいと言っていたので気になってました。
　日本人のご夫婦らしき方がやってます。
　日本の中華屋さんの雰囲気何ですけど、「福」の字が逆さまに貼られていたりとちょっと中国っぽさもあります。
　メニューは少し少なめですが、おかず系は充実していて、定食類もあります。
　一人でもいろいろ食べられる中華セットにしました。


・中華セット (3.7)
　八宝菜、酢豚、唐揚げ、スープ、ご飯、ザーサイのセット。
　大分にしては1000円超えの高い設定ながらも、値段以上の充実感。
　野菜も摂れるし、お酢もとれるし、肉もあるし、バランスが良いです。お腹もいっぱいになります。
　まずはスープに驚いた。しっかりした湯(タン、中国のスープの事)で、中国本土で飲むスープにとても近い。
　玉子の溶き具合も良く滑らか。
　八宝菜は中国に比べると少しだけ野菜に良く火通したしんなり加減ですけど、シャキっともしていて、日本的で良いバランス。
　肉、エビ等も鮮度良し、歯応え良し、味良し。少し少なめですが、十分に一品料理として通用しますよ。
　酢豚は酸味しっかりめで、トロミ弱め。若干豚に臭みを感じますが許容範囲。
　一旦揚げている豚肉なので、油か衣の相性が良くないのかも。臭みを気にしなければ美味しいです。
　ここで思ったのは、酢豚はチャイニーズポークビンダルーだなと。ご飯にかけて美味しいです。
　唐揚げは骨付き肉ぶつ切り３キレ。臭みなし、揚げはカラリと、味の加減は醤油寄りで、しょっぱさ加減ヨロシ。
　骨付き肉はともすると臭みを感じがちですが、臭みなく、骨まわりの肉の旨さを味わえます。
　唐揚げ専門店でもないのにこの味はなかなか。


　満足感は高いです。大分市内の日本的中華屋さんの中ではベストかも。
　アクセスが良くない場所で続いているのは、良い味、満足する量があるからなんですね。
　かなりしっかりした中華料理の印象で、人に歴史ありと言うか、どちらかで修行されたんだろうなと思える味でした。
　量的満足感は、この近くに大分市の大食いの殿堂「金鍋亭」があることも影響してるのかも。
　次からはどちらに行くか迷いますね。味ならこちらですが、大食いを選ぶなら、ですか。