無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
025-795-2577
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
Merfolk Kingさんの他のお店の口コミ
店名 |
いろり じねん
|
---|---|
ジャンル | 食堂、郷土料理、日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
025-795-2577 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
車: 関越自動車道魚沼I.C.下車 約10㎞15分 |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
12席 (5卓 ) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 8人 |
個室 |
無 消費税非課税事業者です。 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 5台 |
ドリンク | 日本酒あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
2004年4月1日 |
備考 |
春は、山菜・野花の天ぷら等の つみ草料理! |
お店のPR |
摘み草食材を使い1日限定15食の 小さな食堂 ・昼営業のみ・予約制(売り切れ次第終了)
令和6年4月13日(土)より、営業再開です。 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
初回訪問は2022年。新潟は魚沼の山中で素晴らしい山菜料理をいただきました。ご紹介です。
店の名前は"じねん"。コロナ自粛&冬季休業してましたが、営業再開したので予約訪問です。店はフツーの民家。1階の和広間の敷居を取り払って客室転用したような作りです。ご主人が厨房を、奥様が接客を担当してます。
初回訪問だったので料理を何種類も注文したいな。"美雪ます刺身"は定食注文が確定だけど、迷ったのは"山菜てんぷら"or"ほお葉焼き"のどっちを注文するか。迷いながら単品のメニューを眺めると、なんと"春のてんぷら"が単品で注文可能との事。
ラッキー!!!料理重複を回避しつつ沢山食べられるぅ。ということで"美雪ます刺身定食"+"ほお葉焼き定食"+"春のてんぷら<単品>"を注文しました。
最初に提供されたのは"春のてんぷら"。山菜を中心とした春の摘み草を天麩羅にしてくれんだけど、驚いたのは料理の説明方法。なんと天麩羅の真横に、揚げる前の摘み草を並べて奥様が説明してくださります。各素材のbefore/afterが一目瞭然だし、何よりも各素材の並べ方や向いてる方向まで一致させてて大変興味深い演出です。
特に赤、黄色、紫という生花の天麩羅をbefore/afterを見比べながら食べると味わいが全然違って感じるから不思議。色合いだけでなく摘み草の種類も豊富でGreat!!!。
この日の春のてんぷらは[画像下から時計廻りで]土筆/ウルイ/蕗の薹/カンゾウ/モミジガサ[しどけ]/コゴメ[こごみ]/カタクリ/玄米餅/ツバキ/黄スミレ。うっきゃーな全10種類に加えて、こごみをコゴメと地元言葉で説明してくださる奥様も素敵です。
続いては"美雪ます刺身定食"。魚沼美雪ます自体は新潟ブランド魚だけど味はフツー。最近多いよね。信州サーモンやらふくいサーモンやら、黄色い魚卵でも添えない限りなかなか差別化が難しい事業領域です。
でも大丈夫。じねんの定食は副菜の充実度がハンパないです。美雪ますの周囲には摘み草のお浸しがわんさか。[左下から時計廻りで]茗荷/ワラビ/土筆/菊/ウルイ/露草/カンゾウとお浸しだけでも7種類もあり舌鼓。
更に摘み草サラダとして、セリ/はこべ/山にんじん/アサヅキ/カタクリ/蕎麦の実/アンニンゴの実/黄スミレの8種類も参戦。天麩羅ともども山菜フルコースが愉しめます。
また、どの山菜も奥様が配置絵で説明してくださるので、山菜の1つ1つを目と舌で確かめながら食べられるのも嬉しい趣向。山菜好きには堪らないもてなしで、これだけでも"美雪ます刺身定食"を注文する価値があります。
最後は"ほお葉焼き定食"。ほお葉焼きと言えば味噌焼きがセオリーなんだけど、この店のは蒸し煮でスープが黄色いのが特徴。奥様曰く「朴葉を煮出した黄色にウコンを加えて豆乳で炊きます」との説明。攻めてますねぇ。香辛料はウコンだけなのでスパイシー感は緩いです。念の為。。。
でもって、この蒸し煮にも摘み草がふんだんに使われてます。ウルイ/ゼンマイ/フキ/カンゾウ/カタクリ/こんにゃく/舞茸/しめじ、の8種に加えて、主役は"アケビの肉詰め"。熟れさせたアケビで挽き肉を包むスペシャリテは芳醇な味わい。ピーマン肉詰めしか喰ったことない人にお奨めしたい1品です。
そうそう、定食部分にも触れておかなきゃネ。○○定食を注文すると小鉢や飯物/汁物が供されます。前述の摘み草サラダ8品目は、"美雪ます刺身定食"にも"ほお葉焼き定食"にも付いて来るので定食部分に含まれます。
定食部分は、他に<大根と油揚げの煮物/バッケ味噌とコゴメ酢味噌/フキと春菊と牛蒡の炒め煮>の小鉢3品があり、摘み草っぽさよりも郷土料理の煮〆め系。飯物は、山菜の炊き込み御飯でお替り無料。米のあまりのウマさにお替りを所望したら、奥様が自家製佃煮をトッピングサービスしてくれて更に美味~♪
まぁ、チト肩透かしだったのは、この地が魚沼であること。山菜御飯でこんだけ美味しいのだから、白米御飯だったら昇天してたと思うぞ。次回は新米狙いの秋訪問かもかも。
デザートも<摘み草ゼリー/米粉の蒸し菓子/抹茶羊羹/夏ミカンのハチミツ漬を豆乳で割った飲み物>の4品でオマケ感が前面に出ていて嬉しい。摘み草ゼリーは透き通った涼感が気持ちいいし、米粉の蒸し菓子には夏ミカンの皮がピール的に使われてて苦みが好き。
夏ミカンのハチミツ漬を豆乳で割った飲み物は、ヨーグルトというよりケフィアな感じが美味しいです。どのデザートにもご夫婦の弛まぬ挑戦が表れてて、旅行慣れしてるハズの私達が無意識でワクワクしてます。
久しぶりに感動した山菜料理屋でした。次回は季節を変えた味も楽しみたいな。また寄らせてください。ご馳走さま。
---
春のてんぷら(\500)
美雪ます刺身定食(\1,300):美雪ます刺身,こんにゃく刺身,つみ草お浸し,小鉢3品,山菜御飯2杯,漬物,味噌汁,つみ草サラダ,デザート4品,野草茶<ドクダミ/センブリ…>
ほお葉焼き定食(\1,300):ほお葉焼き,小鉢3品,山菜御飯,漬物,味噌汁,つみ草サラダ,デザート4品,野草茶