辛さ＋2は辛かった : 麺や天鳳

2022年7月
「黒胡麻担々麺910円＋辛さ2プラス30円」
　平日はワンオペでまわしているようだ。経費削減お疲れ様です。
　黒胡麻担々麺をオーダーするとき、前回少しもの足りなく感じたような気がして、辛さプラスをコール。それも、なんかプラス1ってのも守りに入ってる気がして、辛さプラス2をコール。それ以上も当然あるんだけどね。そこまで辛い物好きではない。
　食べ始め、お、いいねえ、辛さがガツンと来るねえ、などと余裕をかましていた。しかし辛さは蓄積される。舌先と上あごが徐々に痛くなってきた。発汗し始め、お冷やをセルフでお代わりしながら食べ進めた。ハンカチを使い、小休止を繰り返してティッシュを大量消費。スープだけになった時は、限界寸前だった。ココイチのカレーでいうと、4～5あたり？
　穴あきレンゲでスープをさらうと、一すくいに必ず一個以上の鷹の爪輪切りが入っている。ひるまず、スープも完まく(トッピングの鷹の爪一本は残した)。
　このメニュー、辛さをちゃんと旨さが支えている。胡麻の香りと風味が力強い。…のだが、辛すぎて後半は味わうどころじゃなかった。口とノドがヒリヒリするのはもちろん、夕方まで胃にも違和感があった。
　それ程辛さに強いわけじゃないのに軽率だったなあ。おいしかったのに。自分のバカ。辛さプラスは1まで、とメモしておこうっと。

2019年12月
「白ごま担々麺 税込880円」
　気味の悪い程おだやかな冬の一日。地球温暖化のせいだなあ。私も別段何もしてないなあ。自家用車もガソリン車だし。グレタさん、ごめん。でも電球はなるべくLEDにしてる。
　中堅どころに定着した天鳳さんを訪問。ここ、客入りが適度だし駐車場が広いので、利用しやすいお店だ。豊富なメニューから、白ごま担々麺をオーダー。
　太麺を選んだ。18番中麺で推定加水率は35%。豚ひき肉、白髪ねぎ、水菜を高く積み上げて見た目が華やかだ。スープはゴマペーストのコクと甘味があり、ラー油と唐辛子の辛味で程よく引き締まっている。濃すぎず、いい具合にコクがある。穴あきレンゲで先にひき肉をすくって食べておき、ゆっくりとスープを飲み干した。穴あきレンゲが無かったら、誤嚥でむせるのは確実だった。人類の大発明、穴あきレンゲに感謝。誰か知らないけどありがとう。
　旨かった。やっぱりここは実力店だね。

2014年7月13日(土)　黒ゴマ担担麺　830円
　どういうわけか気分が黒ゴマ担担麺だった。寝酒にウィスキーをロックで飲んだので、少し二日酔い気味なせいかもしれぬ。いくつかの用事をすませながらも、頭は昼の黒ゴマ担担麺のことで一杯である。普通の担担麺ではだめだ。あの黒ゴマの香ばしいやつでないといかん。どこにしようかといくつかの候補店を脳内検索していると、豚のキャラクターが急浮上。よし、「麺や天鳳」にしよう。
　午後１時を少し過ぎ、これから向かうとそろそろ客足が鈍る頃だろうと見当を付けて入店。１時半前。しまった、誤算だ。自転車で東南アジア女性の集団が座敷を占拠してまったりと食事している。おかげでまだ満席、４人待ち。うーむ、突発事故だ。ここは我慢。静かに待とう。団体さんの食事もほぼ終わりかけているようだし。
　５分ほどで席が空き始めた。着席とともに「黒ゴマ担担麺」をオーダー。太麺を選択する。更に待つことしばし。
　ようやく「黒ゴマ担担麺」と対面を果たす。濃厚というほどではないが、適度にこってりしている。黒ゴマペーストのせいでスープは灰色。更に黒ゴマが大量に浮かんでいる。ラー油もたっぷり。香ばしい黒ゴマの香り。これですよ、これこれ。ニンニクもフイッと香る。鷹の爪のトッピングがアクセントとして効果的だ。基本スープは乳化豚骨の濃すぎないやつだから、しつこくなくてあっさりでもない。求めていた濃さなのよー。
　麺は16番太麺で加水率は平均的。水菜や縦切りのねぎとバランスがちょうどいい。豚肉みそもたっぷり。
　黒ゴマのゴマセサミンパワーで、昨夜のアルコールの影響を完全払拭。はははは、今夜も飲むぞー。

2013年8月7日(水)　12:00「和風煮干しつけ麺」　\680
　白と黒二種類の担担麺、つけ麺が看板メニューのお店。スープは乳化豚骨ベースなので、担担麺でもしょうゆラーメンでも濃厚な味。また、太ちぢれ麺はコシがあり、むっちりとした食感を楽しめる。
　和風煮干つけ麺680円に、味玉100円を追加オーダー。
麺は16番太麺で細かな縮れ。更に乗った麺に刻みのりとすりごまがかかり、つけ汁を絡める準備は万端。
つけ汁は、豚骨スープに煮干し風味が適度に加わり、濃いめの醤油味でやや酢を使ってさっぱり目に仕上げてある。表面に刻みねぎがたっぷり散り、濃いめの味で麺によく合う。着丼時は熱々だ。ここにチャーシューを少しつけて温めると、実に具合の良いとろとろチャーシューになる。他の具にはメンマ。
つけ汁は徐々に冷め、麺の合間にレンゲですくうと口の中でまことに具合が良い。頼めば割りスープもくれるのだが、外は炎熱地獄。熱いスープで腹から温まる事態は避けたい。それに、長岡生姜醤油系の真っ黒なスープに慣れている長岡人としては、この程度なら割りスープ無しでちょうどいいくらいである。
ま、しかし無理せずつけ汁を半分残して終了。
平日だと、味卵か杏仁豆腐か大盛りか小ライスの中から一つ選んでサービスしてもらえるらしい。

2012年1月　　塩らーめん\650
　白濁乳化豚骨スープがベースのこってり系のお店。開店以来、近くのラーメン客の入りを変えたと近隣住人は言う。
　券売機はなく、口頭でオーダーする。塩らーめん\650を選択。以前食べたしょうゆラーメンは、白濁豚骨スープに背脂のこってりタイプだったので、そのイメージで待ち構えていたら、おや、細麺。しょうゆやつけ麺とは麺が違うね。20番の縮れ細麺。加水率は平均的。硬めのゆであげ。
　食べてみると、意外とサッパリ。スープに獣臭さは微塵もない。たっぷり散らした刻みねぎ、サラッとくせのない乳化スープのせいですっきり食べ進められる。白ごまの風味が控えめにふんわり。
　チャーシューは薄切り１枚だが、濃いめの味付けで存在感がある。他に幅広メンマ、板のり１枚のトッピング。
　お店の一押しはつけ麺。白ごま担担麺、黒ゴマ担担麺もお勧めらしい。みそ味もラインナップされている。