塩チャーシュー特盛り、950えん！ : らーめんヒグマ 小千谷本店

2024年3月

一仕事終え、遅い昼食。

平日の2時半過ぎ、さすがに空いてるだろうと思いつつ来てみると、

ほぼ満席じゃん。

さすがにヒグマ本店だなぁ。

盛況で何よりと、我が事のように嬉しくなる。

今時、塩チャーシューメンの特盛りが950えんで頂けるお店。

いつものように、硬めの濃いめでお願い。

文句なし！

旨いぜ、今日も。

満足、満腹。

ごちそうさまでしたぁ。

2023年5月

ライスは、無い。

無論、チャーハンも、無い。

当然、餃子も、ビールも、ワンカップも、無い。

醤油、塩、味噌、ラーメン類のみ。

実に、潔し。

そして、旨し。

そんでもって、お安い。

物価高騰の昨今、醤油ラーメンが、600えん。

塩ラーメンでも、650えん。

塩チャーシューが、800えん。

本日、アタシが頂いた、塩チャーシューメン、特盛りでも、950えん。

洗面器のような大きさの特盛りチャーシューメンが、だよ。

１000えん以上が普通になりつつある昨今、このお値段は、ありがたし。

思わず、ニトリのＣＭソングが頭に浮かぶ。

平日だが、混み合うのを恐れ、時間調整し充分に遅い、2時半頃、お店へ。

お兄さんに「硬めの濃いめで！」と云いつつ、チケットを渡し、

さて、どこに行こうかと見渡す・・・、おっと、ほぼ満席じゃん。

あぁ、順番待ちかぁ、と思ってると、お一方、席を立たれた。

ありがたし。

回転の速いヒグマだが、ちょうど時間が悪かったらしく、結構な待ち時間。

でもね、キビキビと立ち働くお兄ちゃんたちを見ていると、飽きない。

いずれ、ヒグマのDNAを携え、開業されたりするのだろう。

各テーブルには、ピッチャー、ティッシュ、割り箸、楊枝他、全て完備。

今時の、「アタシんちはぁ、楊枝、ティッシュはありませんよっ！」

と云うような、お店とは、格が、心根が違うのだ。

陶器製・白洗面器型丼で、アタシの塩チャーシュー、特盛り、登場。

デカく低重心で、安定感、安心感がある。

表面を覆い尽くすチャーシューが頼もしい。

先ずは、汁を一口。

うん、濃い、切れがある。

後はもう、いつもの流れで頂く。

そのままで、ラー油を入れて、黒胡椒をかけて食べ進む。

もう麺は、無いが、汁の中にチャーシューの切れ端が残る。

もうこれくらいで、と思いつつも、レンゲが止まらない。

あぁ、本日も、塩分過多。

でも、美味しゅうございました。

ごちそうさまぁ。

2021年7月

おそらく、軽く100食以上は食べているであろう、ヒグマのラーメン。

塩、醤油、味噌とあるが、味噌は、1，2回、醤油は、たまぁに、ほぼ、塩、一辺倒のシオラー。

暑いですねぇ、と、密を避け、遅い昼時間に塩分補給。

大盛りか、特盛りかで、しばし悩むが、まぁ、特盛りでしょう。

800えん。

お安い。

普通盛りは、650えん、大盛りが、700えんだよ、今どき。

ありがたし。

まさに洗面器のような巨大な器で、デェンと登場、アタシの塩ラーメン、特盛り。

心躍る、瞬間。

さすがにスープは飲み切れないが、本日も美味しく、全て頂きました。

「ごちそうさまぁ、旨かったよ！」

ありがとうございましたぁ、の声を背中に外へ。

あぁ、今日も旨かったぜ、満腹、満足。

片思いの恋とは？　ですか？

アタシ、スキなのだ。

硬めの、濃いめ。

また、3日間は、塩分、控えねばなぁ。

2021年4月

塩チャーシュー、大盛りをポチリ。

850えん。

待ち受けてたお兄さんに、「硬めの濃いめで！」と、一言加え、チケットを渡す。

いつもの儀式。

もう、2時過ぎだが、店内には7人。

全て、お1人様。

三々五々、促され、離れた席に着いている。

入り口開放、ALC有り。

清拭にはALCは使っていない様子。

アタシの塩チャーシュー、大盛り、登場。

うん、これこれ。

薄いバラ・チャーシューの脂身の透明の半透明のところが愛おしい。

いっぱい見つかると、密かに嬉しい。

脂身の甘みと、生姜の効いた濃い塩味のマリアージュ。

絶妙。

アタシの中では、ヒグマの塩がデフォルト。

帰ってくる場所。

母港。

薄いの、旨いの、出汁がどうのこうの、とあちこち行って、好きなことを、

いい加減にくっちゃべっているが、アタシの中のラーメンの標準、基準は、

ここ、ヒグマ、なのだ。

先ずはそのまま頂き、次いで、黒胡椒を二振り、しばらくして、ラー油を気分で掛け回す。

こんな感じで、いつも頂く。

未練がましく、いつまでもレンゲを往復させるアタシ。

最後に、グイッと冷たいお冷を飲み干し、

「ごちそうさまぁ！」と、席を立つ。

背中に、「ありがとうございましたぁ！」の、声を聴きながら。

あぁ、今日も旨かった、満足。

3日分の塩分補給、終了。

２０２０年９月

大学を終え、初めての赴任先が、小千谷。

先輩諸氏より、ヒグマを教えられた。

その後、幾年か。

あちこち、ヒグマの支店も増えた。

それ自体は喜ばしいことなのだが、支店で頂いてみると、ガッカリすることが多い。

と云うことで、ヒグマは本店以外、今は行かない。

五十嵐の母ちゃんがいなくなり、父ちゃんがリタイヤしたころから、

ヒグマ本店へ行く頻度も減った。

今日は久しぶりのヒグマ。

塩チャーシューメンをポチリ。

800えん。

アタシが顔を出すと、母ちゃんから、自動的に「硬めの濃いめでぇ！」

父ちゃんへ、注文が入ったっけな。

今は、お兄さんに、硬めの濃いめで！とお願い。

厨房の奥にチャーシューのスライサーが見える。

以前は、母ちゃん連中が、研ぎすぎて変形した包丁で手切りしてたんだよなぁ。

いろんなことを想いながら、一杯の塩チャーシュー麺を頂きましたぁ。

この味が、アタシのソウルだ。

まだまだ大丈夫だ、ヒグマ！

これからも真摯に、しぶとく頑張ってほしい！

ごちそうさまでしたぁ。

２０１９年5月

先月、８年ぶりにたいちの生姜醤油ラーメン、特盛りを食べて衝撃を受けた。

旨いのだ！

もしかすると、アタシのソウルフード・ラーメン店、ヒグマより旨いんじゃないのか、と。

と云うことで、来ました、連休の最終日。

１１時ジャストに着いたのに、もう満席、５．６人の行列。

後で、店員さんにお聞きすると、開店前でも、並び始めると、準備出来次第、

オープンさせてもらってます、とのこと。

イイねぇ、その姿勢や、ヨシ！

１０分弱待って、入店。

カウンターの端のお席に。

特等席。

ライブで厨房の動きから、行列から、全て見渡せる。

アタシは、醤油チャーシューメン、特盛り、950えん。

麺硬め、味、濃いめで。

相方は、同じく醤油チャーシューメン、普通盛り、800えん。

店員さんたち、７人がキビキビと立ち働く。

食洗器が追い付かず、一部、手洗いもしてるね。

アタシの特盛りが先に登場。

硬めの分、幾分早いのだ。

遅れて、相方の普通盛りも登場。

うん、確かに濃い。

でも、本町でオープンしたころは、普通にこんな濃さだった。

母ちゃんが、「濃かったら、言ってくださいね！」と、お客さんに声がけしてたのを想い出す。

チャーシューも嫌になるほど一杯だった。

でも、今も旨いけど。

たいちといい勝負かな。

ヒグマも久しぶりだった。

さすがに濃いめのスープは飲み切れるわけもない。

でも、５日分くらいの塩分量は摂取しただろうなぁ。

帰る頃、行列は１０数人に。

あぁ、今日も旨かったぜ。

ごちそうさまぁ。

２０１７年12月

整形外科の帰り、夕方、５時前。

山道、バイクで転倒してしまったのさ。

さすがにアイドリングタイムだ。

駐車場、ガラガラ。

店内、４人のみ。

風除室の券売機で塩チャーシュー、特盛り、購入。

950えん。

なぜ塩だけが、醤油よりも味噌よりも高いのか？

納得がいかん。　

まぁ、いいけど、塩が好きだから。

久しぶりにテーブル席に座り、厨房、店内を眺める。

もう、父ちゃんの姿を見なくなってから久しい。

寂しい。

まだ小千谷商工会館の裏に映画館があったころから通い始めたんだ。

当時はカウンターの上にドデカイ摺り鉢が鎮座していた。

何故かって？

チャレンジメニューを盛るためさ。

一度、挑戦したけど、大学を卒業したばかりのアタシでも食べきれなかった。

アタシの好きな塩ラーメンも、もっとしょっぱくて、個性的で、パンチがあったような気がする。

「しょっぱかったら言ってくださいね、うめますから！」

よく、母ちゃんが新規らしい客に言ってたなぁ。

チャーシューも今の倍くらいの量で、麺を覆いつくしていたような気がする。

ノリも大きかった。

硬めが好きなあたしが行くと、何も言わなくても、「麺、硬めでぇー」と、

母ちゃんが、父ちゃんに通してくれたものだ。

先ず母ちゃんがリタイヤし、そして父ちゃんもいなくなった。

ヒグマはあちこちにできたけど、

アタシのヒグマ、無くなっちゃった。

この日の塩チャーシュー、特盛り。

しよっぱくもなく、マイルド、麺の量もおとなしめ。

チャーシューもあの頃と比べられない。

サラリと完食。

ごちそうさまでしたぁ。

アタシのヒグマは、もっとワイルドだったんだよなぁ。

２０１７年６月

久しぶりのヒグマ。

平日の２時近く。

まだまだ店内お客さんでいっぱい。

新規来店も続々。

うん、流行ってるね。

ここ、アタシのソウルフード・ラーメン、ﾃﾞｽ。

ずいぶん前から、母ちゃんの姿は見えなくなってたけど、

今日行ったら、父ちゃんの姿もない。

引退したのかなぁ。

前々から、お店にいた若い方が麺上げしてますな。

この日は塩チャーシュー。

800えん。

相方２は、醬油チャーシュー。

同じく、800えん。

相方の醤油も少し味見してみたけど、やっぱ、塩、ダネ！

昔に比べると、ノリは半分に、チャーシューの盛りも少なくなったけど、

やっぱり、アタシャ、ヒグマの塩が好き！

ごちそうさまでしたぁ。

3015年2月

雪が多いね、小千谷も。

もう1時を過ぎてるけど、店内けっこうなお客さんたち。

まだまだやって来ますなぁ。

今日は塩チャーシュー、大盛り。

値段、上がったね。

久しぶりの来店を実感。

すぐ裏にも、近くにもラーメンの有名店が目白押しですが、

アタシのソールフードは、こちらのヒグマ、ですな。

で、やっぱり塩が好き！

それにしても、今日の麺は少し柔らかすぎた。

「麺固めで！」　こんどから、お願いしよう！


２０１３年９月

久しぶりのヒグマ。

この前は行列を見て、よそに転進し

失敗したので、今日は何が何でも、

ヒグマでラーメンだ！

なんちゃって、平日の３時過ぎだから、

混んでるはずありません。

でも、三々五々、ぽつぽつと来ますね。

お客さん。

まぁ、アタシのその一人ですが。

しおラーメンの大盛りにします。

650えん。

空いてるので、お兄ちゃんが水を運んでくれます。

昔に比べると、トッピング類はずいぶんと

すっきりしちゃいましたが、

ヒグマはヒグマ。

好きなんだよねぇ。

最初はノーマルでいただき、

次に黒胡椒、

それから気分でラー油を少々。

今日もおいしゅうございました。

少し麺が柔らかかったけど。

父ちゃんは休憩中か、永く居るお兄さんが

麺上げをしてましたね。

母ちゃんがいたときは、

アタシの顔を見ると、

「麺、堅めで－！」

と、おっしゃってくれたものです。

元気かなぁ、母ちゃん！？


２０１２年７月

ひぐまは、まだお店が小千谷商工会議所の１階にあった３０年以上前から通い続けています。

あの頃はチャレンジメニューで、どでかいすり鉢で超特盛りのラーメンも提供してたんですよ！

まだオープン直後の頃なのか、いつ行ってもすぐに食べられた気がします。

いや、食べられました、空いてましたよ。

若くスレンダーな奥さんと、キリッとしたご主人だけで仲良くやられていましたね。

今よりもっと味は濃く、チャーシューも、「これでもか！」と入っていたような気がします。

塩チャーシューの大盛りを仲間たちとお腹に収め、会議所裏手にあった映画館で、

よくピンク映画を観たものです。

とうの昔に映画館はなくなり、ひぐまもあちこちにお店を広げましたが、

今でもこの本店が１番好きですね。

というか、ここ以外、ヒグマじゃないと思ってます。

だって、違うもん、味わいが！！

最近はあまり奥さんの姿を見かけないのと、他のラーメン屋さんのレベルが上がって、

相対的にひぐまもごく普通のラーメン屋さんになりつつあるのが少し悲しい気がしますが・・・。

今でも時々、無性に食べたくなってよく行きます。

私の青春の味の一つです。

そう、ソウルフードですよ。　私の。

いつまでもご主人に茹でガマの前でがんばっていてもらいたいものです。

頑張れ、父ちゃん！

頑張れ、母ちゃん！