『紅 -beni- 油そば』をいただきました : 濃厚豚骨 鬼助

　職場の後輩からリクエストがあり，２人で平日の１１時５０分頃におじゃましました．
　ほぼ満席でしたが，タイミング良くスグに着席することができました．他の客は，若い男性がほとんどでしたね．

　自分は「紅 -beni- 油そば ９００円」を，後輩は「濃厚 海老塩豚骨らーめん ７８０円」を注文しました．なお，「紅 -beni- 油そば」の場合，スタッフから『かなり辛いのですが大丈夫ですか？』と聞かれます．
　これらは，７〜８分で運ばれてきました．

　自分でも意外でしたが，「紅 -beni- 油そば」を食べるのは初めてです．
　豚バラチャーシュー３枚・半熟煮卵半分╳２・茹でモヤシ・メンマ・粗みじん切りのタマネギ・粗みじん切りの漬物（のようなモノ）・フライドオニオンがトッピングされており，なかなかそそるビジュアルです．麺は，はじめからタレで和えてありますが，『ナポリタンか？』と思うくらい真っ赤でした．
　たしかに，けっこう辛いですね．辛いのが苦手な方にはキビシイと思います．でも，単に辛いのではなく，エビ・カツオの風味・旨みも濃厚に感じられました．なかなか工夫されていると思います．
　ただし，かなり濃く・重い味わいなので，食べ進むと飽きがきますね（タレはもっと少ない方が良いと思います）．自分は，珍しく「追い飯」に進めませんでした（苦笑）．

　職場の後輩と２人で，平日の１３時過ぎにおじゃましました．
　自分たち以外に３〜４組の客がいましたが，いずれも若い男性でした．

　自分は期間限定（６月３０日まで）の「鬼助流 台湾まぜそば ８５０円」を，後輩は「濃厚 海老塩豚骨 ７８０円」を注文しました．
　７分くらいで「濃厚 海老塩豚骨」が，１分後くらいに「鬼助流 台湾まぜそば」が運ばれてきました．

　「鬼助流 台湾まぜそば」には，大粒の挽肉・ザク切りの生ニラ・粗みじん切りのタマネギ・粗みじん切りのザーサイ・茹でモヤシ・刻み海苔・生の卵黄がトッピングされています．モヤシのシャキシャキ食感がイカしてました．挽肉は，一部ちょっと硬かったですね．
　麺はアツアツで，タップリの量です．太麺でモチモチしており，食べごたえ満点でした．
　器の底には，トロミのあるタレが多めに敷かれています．甘辛・ピリ辛で濃厚な味わいですが，ちょっとパンチに欠けるかなぁ．卓上に常備された おろしニンニクを加えてちょうど良くなりました．
　「鬼助流 台湾まぜそば」には「追い飯」が付いており（無くなり次第終了），麺を食べ終えたタイミングで声をかけるとスグに供されます．「追い飯」まで食べると，かなりの満腹感が得られますよ．

　「鬼助流 台湾まぜそば」，悪くはありませんが，自分は定番の「油そば」類の方がダンゼン好きですね．

　職場の後輩からリクエストがあり，２人でおじゃましました．平日の１１時４５分頃です．
　ほぼ満席でしたが，タイミング良くカウンター席に着くことができました．

　自分は「真・辛海老 油そば ８５０円」＋「油 追い飯 １２０円」を，後輩は「濃厚 海老塩豚骨 ７８０円」を注文しました．
　７〜８分で運ばれてきました．

　「真・辛海老 油そば」は，『ふくすけ』時代に自分が最も好きだったメニューです（『ふくすけ』時代は「辛海老 油そば」という名称でした）．
　ビジュアルは，ほぼ同じですね．やや厚切りの豚バラチャーシュー２枚・半熟煮卵半分・茹でキャベツ・メンマ・粗みじん切りのタマネギ・小口切りのネギ・斜め薄切りのネギ（以前は無かったような・・・）・糸唐辛子です（以前はナルトもあったような・・・）．トロリとした赤茶色のタレがたっぷり敷かれていました．
　タレの味わいも『ふくすけ』時代とほぼ同じだと思います．エビの風味が濃厚で，コクがありました．塩気・辛さがクッキリしています．
　麺は太麺でアツアツです．モッチリした食感で，食べごたえバツグンでした．

　「油 追い飯」には，サイコロ切りのチャーシュー・小口切りの青ネギ・乾燥サクラエビがトッピングされています．『ふくすけ』時代と同じですね．
　「真・辛海老 油そば」のタレとご飯の相性はバツグンです．ガツガツ食いしてしまいました．卓上に常備されている「自家製 辛子高菜」や「紅生姜」も良く合いますよ．


　「辛海老 油そば」の旨さは，「真・辛海老 油そば」に十分受け継がれていました．
　ウレシイ限りです！

　２０１６年１２月．
　お気に入りだった『ふくすけ』が閉店し，その跡に『ふくすけ』の志を継承した新店がオープンしたとの情報を得て，ずっと訪問したいと思っていました．
　タイミングが合わずなかなか願いは叶いませんでしたが（大げさ），ようやくおじゃますることができました．土曜日の１８時３０分頃です．

　店は，寺尾の県道１６号線に面しています．セブンイレブンの向かいです．

　外観は，『ふくすけ』時代とほぼ同じですね．入り口前に，電光看板と幟が出ていました．
　店の前および左側に合計で７〜８台分の駐車場がありますが，ヘンな位置に縁石があって駐めづらいです．なお，セブンイレブン駐車場の左奥４台分も利用することができます．

　店内も『ふくすけ』時代とほぼ同じです．スッキリしており，アニメキャラクターのフィギュアが少しばかり飾られていました．
　席のレイアウトは変わりましたね．４人掛けのテーブル席が１卓と，キッチン向きのカウンター席が２席，壁向きのカウンター席が１０席ありました．

　おじゃました時は満席で，店の外および店内の待ちスペースで，合計２０分くらい待ちました（待っている間に注文を聞いてもらえます）．なかなかの人気ですね．
　若い男性の２人連れ・若いカップル・中年の夫婦・小さな子供連れの家族・男性のひとり客等，客層には幅がありました．

　メニューも，基本的には『ふくすけ』時代と変わっていないようでした．豚骨ラーメン類・油そば類・トッピング類・ご飯もの・ツマミ類等がありました．
　値段は，普通〜安めだと思います．

　４人でおじゃまして，「二代目豚骨らーめん ７５０円」×２と，「濃厚 海老塩豚骨 ７８０円」（自分はコレ），「極 油そば ８００円」，「らー茶追い飯 １５０円」×２（コレも），「油 追い飯 １２０円」を注文しました．
　麺類は，着席して８分後くらいに運ばれてきました．

　「濃厚 海老塩豚骨」には，厚め・大きめのバラチャーシューが２枚と，半熟煮卵半分（これは塩辛かった），千切りのキクラゲ，小口切りのネギ，白髪ネギ，糸唐辛子がトッピングされています．チャーシューは，『ふくすけ』時代と同様に旨いです．
　スープは，濃いオレンジ色で濁っています．軽いトロミがありました．アツアツで好もしいです．こっくり・まろやかな味わいで，エビの風味が濃い目に感じられました．豚骨の風味も若干感じられます．それほどシツコクはなく，最後まで飽きずに食べ続けることができました．ただ，後半は塩辛さが若干気になりますね．
　麺は太麺で，軽く捩れています．モチモチした食感で，食べごたえがありました．スープとの相性も良いです．

　「らー茶追い飯」は，残ったスープで作る『ラーメン茶漬け』用のご飯です．『ふくすけ』時代には無かったメニューだと思います．大椀に４〜５口分の白飯が盛られ，サイコロ切りのチャーシュー・小口切りのネギ・刻み海苔・茶漬け用アラレがトッピングされていました．
　「濃厚 海老塩豚骨」のスープとご飯は良く合いますね．麺よりもこちらの方が好きかもしれません．アラレの食感が良いアクセントになっていました．

　連れが注文した「二代目豚骨らーめん」のスープをひと口もらいましたが，濃厚まろやかな味わいで，マー油が香ばしく，これもなかなか旨かったです．


　『ふくすけ』の味は健在でした！　しかも，一部は以前よりも進化したようです．全体的に洗練されたような気もします．非常にヨロコバシイですね．
　次回は，『ふくすけ』時代に最も好きだった「辛海老油そば」を食べてみたいと思います．