大人楽しい日本酒呑み（5回目） : ぽんしゅ館 唎き酒番所 新潟驛店

少し仕組みが変わりましたが、５年半ぶりの"チョビ呑み"を堪能しました。

バスで新潟駅に戻ってきました。新潟に来ると、このお店は外せません。
久々に来店すると、お店のエリアも拡張されているみたいです。この利き酒番所は大きく変わりませんが、数多あった塩や味噌は５種類のみに縮小されています。その代わり、2017年時点ではできなかった、お燗もできるみたいです。

観光循環バスのチケットを見せると、500円で購入できる5枚いただけるコインが１枚プラスになるそう。
Suicaでお会計して手に入れた計6枚の金貨を手にステージへ。


毎度いただいている鶴齢。今回は純米吟醸だとか。
コインを１枚入れて、黄色いスイッチを押すと…出ない。
何度押しても出ない。
機械をよく見ると…「コイン枚数　２枚」の表示。
後で見ると、鶴齢に限らず、プレミアムな商品は複数枚必要になっています。昔は本当に限定の品だけ別窓口でいただいていたのですが、これもコストアップの顛末なのかもしれません。。
しかし味は変わらず。スッキリとした、それでも旨味のある、クセの無い味わいです。

鶴齢以外にも、店員さんのオススメPOPを見ながら他４種類を試してみます。
以前にいただいた越後鶴亀の「吾木香（われもこう）」という銘柄。フルーツの香りを第一に感じる、ぽんしゅ館限定品です。
フルーツよりも、もっと熟成した香りがあったのが越後雪鶴。イメージしていた淡麗辛口な新潟のお酒とは真逆です。
完全に「ジャケ写買い」してしまった、イットキー。こちらも辛味よりも酸味旨味が勝る一口です。
最後に吟味して選んだのは、真野鶴の辛口。おそらく店内で一番の辛口らしいですが、私が求めていた辛口でした。

途中で塩を嗜むことに。笹の葉や藻塩もありますが、どれもなめらかな口当たり。芳醇なタイプのお酒と合いそうです。

本当はもう一巡してみたいところですが、これ以上いただくと最初の５杯が覚えられなさそうだったので、ほろ酔いでお店を後にします。


新潟と言えばこのお店。あまりお酒に強くない自分のような人間には、１杯ずつ色々楽しめるのが最高です。
ごちそうさまでした。

この日は午後からお休みをいただいていましたが、予定が変わりホテルで仕事をしていました。
それも19時前に無事完了したため夕飯をいただくことに…と、その前に新潟に来たら欠かせないこのお店に入りました。
500円をSuicaでお会計し、コイン５枚をいただきました。

金曜の午後ということでお客様も多いです。そしてお酒のラインナップを見ると、季節柄新米を使った商品が多いですね。

一部メモや撮影をし忘れてしまいましたが、印象に残っているのは「こしのはくせつ」の純米吟醸。新潟らしい淡麗系ながら、お米の旨味を合わせて感じられる、冷やでも燗でもいけそうな味が美味しかったです。

これをお塩やお味噌を合間に入れてお猪口5杯分をいただきました。やはりお酒と一口に言っても甘栗辛口旨口と、それぞれで味わいが異なるのが面白いですね。


新潟旅行には欠かせない、お酒を色々と楽しめるお店です。ごちそうさまでした。

出張で久々の新潟へ。午後の仕事が終わってから懇親会までは少し時間があったので、こちらのお店に入りました。新潟に行く際にはかならず立ち寄っているお店です。

始めてきた平日の夜。クールビズを着た会社員のお客さんがやはり多いですね。
今回もSuicaで500円を支払ってコイン５枚とお猪口をいただき、楽しみました。

前回も前々回もいただいた鶴齢の純米吟醸をいただいてから、時期的に「ひやおろし」が並んでいたので、２種類（上善如水、白龍）のひやおろしをいただきました。重厚感のある香りが楽しめました。

そしてオススメの看板から初めての品（越路の紅梅）をいただいた後、酒造の名前から２度見してしまった品が、サプリで有名なDHCが買収した酒蔵らしいです。
いただいた嘉山という銘柄。味は新潟らしからぬ、ナイアガラを原料とした白ワインのように甘口でした。

コインも全て使い切り、少し高揚した感覚で懇親会に向いました。


いつも訪れるこちらのお店。ほどほどの量で様々な種類のお酒をワンコインで楽しめるのは有り難いですね。
ごちそうさまでした。

出張で新潟に行く。しかも翌日は祝日。そう聞いて、絶対に行ってやろうと思ったのがこのお店でした。
祝日の午前中に入ると、お客さんが誰もいなくて、店員さんすら居ないまさかの貸切状態。
そんな雰囲気でSuicaで500円を差し出し、コインとお猪口をいただいたのであります。そこからは午前中から酒を飲むという社会人の嗜み(?)を楽しみます。

今回は、前回飲んだ日本酒（鶴齢）を皮切りに、ランキングやオススメから気になったものを色々と飲んでみました。
淡麗辛口がメインの新潟生まれでも、クセの強いもの（地上の星、有りがたし純米）や、それほどクセの強くなくまろみのあるもの（〆張鶴 純、越後鹿六）をいただきました。個人的には〆張鶴の「純」という一杯が、お米の甘味がありながら後味がさっぱりとしていて、飲み飽きない感覚が好きでした。こういうお酒の違いをワンコインのお値段で楽しめるのは他ではなかなか無い所ですね。

お酒のアテにはお塩とお味噌。お塩は県内だけではなく、県外、国外の品もあって、メキシコの「酵素塩」なるものは鳴き砂のように粒子が細かく、鼻に抜ける香りも独特の風味があり印象に残りました。

お猪口を所定の位置に返して終了です。
この後、同じ"ぽんしゅ館"の中でお昼ごはんを頂いたり、お土産を買ったりしたのですが、お店によって食べログのページも分けてあるらしいので、2回目のレビューはここで打ち止めです。


英語表記には記載しているとおり、まさに"お酒のミュージアム"。自由にちょっとずつ美味しいお酒を楽しめます。
ごちそうさまでした。

新潟観光の締めくくり、かつ目的の１つであったこちらのお店を訪れました。
もとは越後湯沢の駅にあったお店。新潟駅にも出来たそうなので、こちらを訪れました。駅南口を出て、メッツホテルの３階にこちらのお店があります。
入口付近は新潟の食材や工芸品、そしてなにより日本酒が豊富な種類並んでいます。その奥に若干荘厳さを含んだ暖簾があり、このお店のメインコーナーがあります。

メインコーナーの入口を入ると、左手にはずらっと並んだ日本酒のサーバー。こちらのお店は500円で、90種類以上の日本酒を５種類試飲できます。
さらに市の観光循環バスを使っていた自分は、当日のチケットを見せるとさらに１杯サービスが付きました。

５００円を支払うと、ゲームセンターであるようなメダルが６枚と、こちらのお店オリジナルのお猪口を手渡されました。
先ほど見た日本酒のサーバーの中から好きなモノを選んで、選んだサーバーにメダルとお猪口をセットして黄色いボタンを押すと、お猪口１杯分のぽんしゅが注がれることになります。
これをグイッと、またはチビチビと飲んで、ウォーターサーバーでお口直しとお猪口洗いをするというのを5,6回繰り返すという流れになります。

自分はあまり日本酒に明るくないのですが、八海山、越乃寒梅のような定番の品や、山廃仕込みのもの（カウボーイ山廃）、味の甘口、辛口（鶴亀、越のあじわい）、あまり名前に馴染みのない品（鶴齢）まで飲み比べると、同じ日本酒とはいえ味や風味が違うのかと感心します。
個人的に美味しく感じたのは最後に飲んだ「鶴齢」の純米吟醸。最近の日本酒ではすっきりとした淡麗辛口の味わいがブーム（らしい）ですが、こちらの銘柄は後味すっきりで香り控えめながら、お米のまろやかな甘さが口全体に広がります。これはお酒だけでちびちび飲むのに適しているように感じます。
後もう１点気になったお酒は「越のあじわい」の純米酒。こちらは味の分類上「大辛口」となっており、鶴齢とは真逆のお米の甘みが少ないキリっとした味わいになっています。カウボーイ山廃のほうが「料理に合う」としていましたが、この辛口具合も色々な料理には合わせやすそうです。

また、お酒のアテにはキュウリもコイン１枚で販売されています。そのキュウリも地元産の味噌でいただくことができます。当日は売り切れでしたが…
アテではもう１種類あり、国内や世界の塩が升の中で並んでいます。これを手の甲に乗せてお猪口と交互に舐めることが出来ます。やはり人気なのか、フレーバの入った藻塩、梅塩がだいぶ減っていました。

日本酒を飲み終えたあとは使用済みのお猪口を返却して終了です。

しかしお店を後にしたのはそのだいぶ後、物販コーナーで先ほど試飲したお酒を購入できます。自分も鶴齢のワンカップを購入してしまいました。


自分も呑兵衛ではありませんが、500円で色々とお酒とアテを自由に選んで楽しめるスタイルは、元のお酒のクオリティの高さと合いまってとても楽しかったです。
このお店が都内、具体的には新潟のアンテナショップにできれば月一で通いたくなるくらい楽しい、面白いお店でした。次回新潟に来た時にも是非訪れたいお店です。
ごちそうさまでした。