麺が柔いが、成る程の「チャーシューメン大盛り」 : 駅前食堂

20210302
所用で新潟市秋葉区へ。
跨線橋の上から遠目でのれんが見えた駅前食堂へ。
駅から一寸離れてる、駅前食堂です（笑）
店前の駐車場に車を駐め、店内へ。

先客は老夫婦。
カウンターに座し、関西弁を話す女将さんが対応。
頂いたお花かな？何故か自分の隣に置いてスマホで撮影してる。
「綺麗ですね」
「綺麗でしょ？」
厨房はおやじさんと息子さん？

「チャーシューメン大盛りで」

え、麺２玉？
多いかも？
来客多数。
玉子丼1名。
他のお客全員が「ねぎまラーメン」でメンカタ。
ねぎまって何？ランキング1位なの？
え、麺固？

4分程で着丼。
珍しい、刻み青ねぎが入ってる。
流石関西出の女将さん。
何故か先にコショウが振りかけられています。
他に刻みネギ、ナルトにメンマ、
ホウレンソウにワカメ、
隠れていますがチャーシュー6枚。
麺は縮れ細麺ですね。
スープは醤油ベースの中華。

実食。
うん、数年前に食べた時と同じ感想。
カマボコのような風味。五泉市の「恵比寿」に似ています。
ただ、チャーシューの味やコショウでそんな風味が隠れ、
意外といける中華そばのスープ。
麺が…柔らかい。
他のお客が「メンカタ」と注文した理由が判明。
麺が柔いのです。
お歳を召されても食べやすい柔らかさなのです。
…メンカタが良かったわ…
そんな麺が２玉。途中でお腹一杯に（笑）

チャーシューは赤身の部位は気持ち歯応えはあるものの
全体的には柔らかく、良い味が付いています。

女将さんにお会計。
「850円です」
「え、大盛りですけど？」
「言わなきゃ分からないのに（笑）」
ダメでしょ？（笑）
おやじさんにも挨拶。

あぁ、空が泣き出しそう。
合羽作業かな…

御馳走様でした。

20181005
金曜日の夜、週末お疲れ様モードで食堂でも行きますか？
新潟市秋葉区から田上町に向かう国道403号線を南下。
そう言えばJR東日本信越本線矢代田駅近くに食堂があったことを思い出す。
対向車も来ないし、行ってみようか。

はい、道を間違えました。
「駅前食堂」だから駅前だと・・・綺麗な矢代田駅前には無い・・・
信越線を跨ぐ高架橋下辺りらしい。ちょっと離れてますね（笑）

無事到着、店前には３～４台程の駐車スペースがあります。
丁度子供が出入口で出たり入ったり・・・お祖父さんに怒られています。
「戸を開けっ放しにしたら駄目」
お祖父さんが閉めようとした、そんな時に入店。
「今やってますか？」
「どうぞどうぞ」
おかみさんが対応して下さる。

カウンター席に。
厨房が見える。
見上げてメニューをば・・・
麺とご飯のランキングがある。
へぇ、オムライスが１位か・・・亀治さんに連絡しなきゃ。

全く予習無しで来て、食べたいものはラーメンとチャーハン。
セットメニューは無いので、単品注文。
「ランキングはね、あたしが勝手に作っちゃった」
・・・おかみさん・・・
「オムライスはよく出るのよ～、チャーハンもね」
そのチャーハンはランキング外ですか？（笑）

「お客さんどちらから？」
「新津からです」
「どちらへお帰り？」
「どうしてここに？」
「前から気になっていたので」
「有り難うね、今はほら、携帯で見れるからね～」
「また台風が来るねぇ」
等とおかみさんと会話を楽しむ。

息子さん？が厨房でチャーハンを作り始めていた。
炎の中にご飯をくぐらせることはしていないので、しっとり系かな？
何度も中華鍋を振るっているいい音が響く。
お冷やは麦茶だ。
美味しくいただく。
そうこうしているとチャーハンが出来た様で、
皿に移し、何か盛りつけをしている。
紅生姜と福神漬けですね。珍しい、両方とは。

チャーハン着皿。
細ざいたピーマン・人参・ネギ・チャーシューがカラフルだ。
紅生姜と福神漬けの赤が鮮烈。
実食。
うん、予想通りしっとり系のチャーハンでした。
中華鍋で炒めた香ばしさが漂います。
お味は、全体的には薄めに仕上がっています。
ただ、良く味の染みたチャーシューの端だと思われるチャーシュー片が
良い濃い味で、これが良いアクセントになっています。
薄めの味付けのご飯や野菜類に混じって、チャーシューがしっかりと役目を果たし、
美味しく仕上がっています。
紅生姜も良いですが、福神漬けの方が合いますね。
加茂市の「キッチンこまくさ」のやきめしも付け合わせが福神漬けでしたが、
これは良いです。

息子さんはチャーハンを仕上げてから麺を鍋へ投入していた。
チャーハンを作っている最中に、麺を並行作業で茹でることはしていないようだ。
とはいっても、チャーハンを余り食べ進めていないうちにラーメンが着丼した訳ですから、
手際は良いですね。
ほうれん草にワカメ、チャーシューにナルト、メンマに刻みネギ。
縮れた細麺が程よく澄んだスープの中で漂っています。
ホワイトペッパーは最初から掛かっていました。
珍しいですね。

実食。
スープは・・・出汁が分からない。
煮干し？鶏ガラ？・・・
雰囲気は五泉市の「恵比寿」にちょっと似ている様な・・・似ていない様な？
気にすると楽しめないので、食べてしまおう。
スープの濃さは丁度良いか、ちょっと薄め程度。
程よい固さに茹でられたほうれん草、既製品の様だがメンマの歯ごたえも良い。
縮れた細麺が、「中華そば」らしくて、良いですね。

自分以外にお客は居ないが、息子さんはラーメンや野菜炒め？を作り始めた。
お祖父さんが戻ってきて、調理を手伝い始める。
出前をしている様には思えないが、お客も居ないのにラーメンは作らないですよね？
なら、予約客か、本当に出前か。

さて、ラーメンのスープは自分にはちょっと分からなかったですが、
チャーハンは良い味を出しています。
カツ丼とかオムライスが良いみたいですので、機会があれば
食べてみたいですね。

お勘定はおかみさんが対応された。
偶に関西弁？みたいな言葉が端々に・・・
関西に長く居た自分には、何だか懐かしく・・・

御馳走様でした。