茶房 葛味庵
（くずみあん）- エリア：
- 宇陀市その他
- ジャンル：
- 予算：
-
- 定休日：
- 水曜日
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葛餅に対する既成概念を打ち砕かれました
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北落師門
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
茶房 葛味庵（くずみあん）
|
|---|---|
| ジャンル | 和菓子、甘味処、カフェ |
| お問い合わせ |
0745-87-3011 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
近鉄電車大阪線「榛原｣駅より奈良交通バス「大宇陀行」で約15分、｢西山｣下車、バスの進行逆方向に徒歩約3分。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
（ﾃｰﾌﾞﾙ22席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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大願寺での昼食の後、阿騎野の地を散策。
人麻呂公園やらかぎろひの丘やら、あちこちを訪ねた後、
永禄年間から吉野葛を作り続けている森野旧薬園へ。
こちらで葛餅をいただくのが、今回の旅の一つの目的でした。
しかし、ここで勘違いが。旧薬園自体では葛粉などを販売しているだけで、
イートインコーナーは少し離れた国道沿いにあるとのこと。
崖の上にある旧薬園をぜいぜい息を切らして上りながら見学した後、
20分ほど歩いてお店に向かいました。
お店は一見、典型的なドライブインのような雰囲気。
葛粉やお菓子などの販売コーナーがメインで、風情はあまりありません。
葛きりとどちらにするか迷ったのですが、時間もすでに三時過ぎで、
この後の食事も控えていたので、葛餅(\600)のみをいただくことにしました。
しばらく待つとガラスの器に入った葛餅が運ばれてきます。
水と氷を張った中に浮かんでいる小さなお団子大の葛餅。
きな粉に絡めていただきます。
まず口に入れて驚いたのは、独特のもちっとした食感です。これが凄い。
東京などで普通にいただく葛餅とはまったく次元の違う、
このねっとりもちもちとした、肉感的とも言える食感はちょっと衝撃的です。
何なのだろう、この美味しさは、うまく表現する言葉が見当たりません。
また、ほの温かさが何とも言えず魅力的。考えてみれば出来立てだから当然なのですが、
初めてのことなのでちょっと驚きでした。
このほの温かさが屑餅に絶妙の味わいを与えています。
また、いただいているうちに、温度が変わるにつれ段々と食感が変化していくのも楽しいです。
関西風の深炒りのきな粉も、香ばしく屑餅に絡みます。
これもとても新鮮な味わいでした。
少し前に某和食店で、吉野本葛を使った出来立ての葛きりをいただいたことがあり、
その時もその滑らかでぷりぷりとした触感に驚かされたのですが、
こちらの葛餅には、それを上回るインパクトを受けました。
数百年の伝統を持つ、本物の吉野本葛の味。
この宇陀の地まで来ないと恐らく味わえないと思いますが、
それだけの価値のあるものだと思います。