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店名 |
三輪山本 お食事処(【旧店名】三輪茶屋)
|
---|---|
ジャンル | 麺類、寿司 |
お問い合わせ |
0744-43-6662 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
巻向駅から694m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB) 電子マネー可 |
席数 |
(他に団体も可) |
---|---|
個室 |
有 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 喫煙コーナー有り |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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日本最古の素麺の里といわれる奈良県桜井市に「三輪素麺」をいただきにやってまいりました。
大神神社の周囲には名物の「三輪素麺」をいただくことのできる多くのお店が軒を連ねていますが、今回はそちらのほうではなく大神神社から少し離れた享保2年(1717年)創業といわれる老舗製麺業者「三輪山本」さんの工場兼直売所に併設された直営お食事処のほうへ久しぶりの再訪させていただくことにいたしました。
まるでギャラリーのような雰囲気と、回廊のようなテラスを持つ建物は、とても工場の一角とは思えないほどですが、現在の「三輪山本」さんの主力工場は長崎県に移転されていますからね。
そういう意味では「三輪素麺」という名称を商標として使えない微妙な立場にはあるのですが、それでも地元奈良県の方々からは「三輪素麺」といえば「山本」さんという声が今でも多く聞かれるのもまた事実です。
メニューの主力はもちろん、冷タイプの「冷やしそうめん」と温タイプの「にゅうめん」の二本立てです。
さまざまなトッピングバリエーションを持つ「にゅうめん」と違って「冷やしそうめん」のほうはとてもシンプルな形です。
おそらく「そうめん」そのものの味を楽しむことを前提にいただくものということなのでしょう。
その「冷やしそうめん」は「山本」さんの数ある製品の中から、極細麺(0.6㎜)の「白龍」と、超極細麺(0.3㎜)の「白髪」の二種類から選ぶことができます。
好みの問題はあるでしょうが、一般的に「冷やしそうめん」は0.6㎜~0.7㎜くらいのものが最も美味しくいただけるとされ、0.3㎜のものは高級料亭の椀物の具として使われることが多いといわれています。
ですが今回はあえてその細さを実感しようと0.3㎜の超極細麺「白髪」のほうをいただくことにしました。
さらにサイドメニューの中から奈良県の名物である「柿の葉寿司」を、そしてアルコールメニューの中から瓶ビールをいただくつもりでいましたが、前回訪問時には気付かなかった地元桜井市の地酒「三諸杉」をみつけてしまいましたのでビールと両方いただくことにします。
さらに「三諸杉」は「純米吟醸」と「切辛」から選ぶことができましたので今回は「切辛」のほうをいただきます。
グラスともどもキリッと冷やされた美味しいビールをいただいていると、氷水に浮かべられた超極細冷やしそうめん「白髪」が運ばれてきました。
実際に見てみると思っていた以上の細さを感じますね。
トッピングの具は、茹でた海老、絹さや、椎茸と、色合いも重視しながら素麺そのものの味を邪魔しない必要最低限の取り合わせです。
それでは箸で大量に持つのではなく少量ずつすくいながらいただいていきます。
見た目だけを見ると、箸で持ち上げると多量に水を含んだ自らの重みだけで切れそうな印象があるのですが、実際は一本だけをちょっと引っぱってもようやくぷつんと切れるくらいの驚きの弾力感があります。
繊細さと力強さを兼ね備えたまさに奇跡の0.3㎜。
その手延べ製造技術の高さにあらためて驚かされます。
「柿の葉寿司」は二つというサイドメニューとしてはちょうどいい量です。
内容は二つとも鯖の早寿司で、程よい酢加減に柿の葉の香りがほんのりと移り、お酒ともよく合います。
ビールに続いていただくお酒は、地元桜井市で万治3年(1660年)から続く「今西酒造」さんで造られる「三室杉」の辛口純米酒「切辛」です。
米の旨みがしっかりと感じられてキレもあるお酒で美味しいです。
素麺造り、酒造りともに、古くからの歴史を持つ大和の三輪でいただくそれぞれの極上の味。
あらためてその素晴らしさを感じることができました。