スキのない完成度と類まれな逸品。 : らぁめん トリカヂ イッパイ

なにもいえないというのが正直な感想です。

もう私がごちゃごちゃ言うのがおこがましいというのが正直な感想です。

でもまあ、あえて少し書きます。

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いつものように思ったことをつれづれに・・・。

1.　正月の三日に訪問。あまり正月にラーメン屋さんに行くことはないんですが、関東で経験したことない

状況を経験。あたりまえといえばあたりまえなんですが、常連さんが多数訪問されている様子でした。

びっくりしたのはお客様全員にていねいに新年のあいさつをお店の人全員がしていました。

私は関東では正月から（よく考えるとあたりまえの話なんですが）元気よくラーメン屋さんの店内で

新年のあいさつがとびかうのをあまり経験したことなかったので新鮮でした。じつは前日にも奈良のラーメン

屋さんでも同じでした。正直、関東と関西の接客の差異を少し感じました。

2.　店主も店内にいてお客様と笑顔で接客されていました。前回も感じましたが「オーラ」というか懐の深さ

というか人間の器というか、そういう大きさを感じる方だと思います。

3.　味の話です。今回はノーマルというか「醤油」でいくつもりでした。いざ券売機の前に立つとオススメは

「味噌らぁめん」のようだと思ったのでそちらをセレクトしました。あわせてミニそぼろ丼もセレクトです。

まあ・すごいの「ひとこと」ですね。ことばになりません。スープどうこうのレベルじゃなくて、いじる必要のない

スープを少しクリーミーにしてみたら「こうなった」感がいなめません。

「味噌ラーメン」という枠組みでの提供ですが味噌ラーメンという枠組みとっくの昔に飛び越えてますね！

なんていえばいいんですか！！？？こっちが聞きたいくらいです。鶏ベースのスープをその味をいかして

クリーミーに仕上げています。結論からいう味噌ラーメンではなく、結果的に味噌ラーメン風になったのでは

ないでしょうか。この味噌についていうとけっして出すぎてません。名脇役に近いです。しかしこの脇役が

すごい。この脇役がいなければけっして成立しない味噌らぁめん。

二人三脚すぎるラーメンです。

3.　チャーシューはあいかわらずですね。他店と違いパサパサしてないです。

味もしっかりしています。絶対に秘密かコツがあると思います。あまり長い時間加熱しないか、特別の味付け

しているか、そもそも鶏の品質が違うのか・・・。わかりません。逆に言いたいのは全国のラーメン屋さんに

言いたい！！この店の鳥チャーシューを越えてみてくれ！！！と言いたい！！

切磋琢磨の競争は日本のラーメン界の発展に寄与すると確信します。

4.　そぼろ丼のうまさにびっくりです。完成度高すぎて何もいえません。らぁめんを食べずにそぼろ丼だけでも

だれも文句いわないと思います。ちょっと大げさですが日本有数のそぼろ丼と断定していいと思います。

もし限定ではなく標準的なメニューであればマストアイテムです！！！

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また機会があれば行きたいです。

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ぜんぜん話が変わりますが、奈良の生駒市は小高い山が大阪との境になっています。

奈良県側から大阪へ行くと場所によってはほぼ大阪全域を眺められます。

なかなかいい景色です。

逆に言うと大阪側からみると天然の要害に見えます。もしかしたら大和朝廷の創始した人たちは都を

決める際に攻められにくい場所を考えたのではないでしょうか？

大阪は低地なので四方から攻撃可能ですが、奈良は全域が山に囲まれていますので必ず一山超える

必要があります。さらにこの地域は都がいくつか変更になっていますが創成期の南側の明日香村付近に

都があった理由は京都大阪方面から敵軍が突破してきたときに山中に逃れることも想定して都を決定

したのではないでしょうか？

もしこの推論が正しければ、やはり大和朝廷の創始者たちは西方から移動してきたと考えるのが自然

のような・・・。

１１月のはじめに関西に行きました。車輪のついた乗り物で行きました。

名古屋から尼崎のロックンロール系のお店に向かっていたのですが、三重県と奈良県の県境で眠りこけて

しまい尼崎にいけなくなりました。急遽いつもの関西の知り合いから別のお店を紹介していただきました。

閉店間際に到着しました。ぎりぎりセーフでした。

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まず、有名な店であることは知っていました。百名店であることは当日知りました。

お店はそんなに目立つわけではありませんが、比較的にすぐわかりました。

アクセス的には車でも電車でも便利と思います。駐車場ありました。

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どちらかというとこじんまりしたお店です。ご主人と給仕の方がお二人でした。閉店直前でしたので

お客様は７人くらいだったと思います。はじめは「ここが百名店！？」なんて少し思いましたが、あとで

「間違いない」と確信しました。

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このお店に関してはごちゃごちゃ言うのはやめます。感じたファクターのみ記述します。

1.　お店のご主人からは、「魂」を感じます。ひとつひとつ「自分の力」を注入する！！

そんな感じを強く受けました。だから食べるこちら側もしっかり受けとめたい気持ちになります。

2.　実は当日は限定の「スパイスカレーらぁめん」のみでした。私自身は定番を食したかったのですが

これしかないので「ポチッ」とお願いしました。結論からいうとカレーとほのかな和風のテイストが融合した

美味しい逸品に仕上がっていました。どちらかというとラーメンではなく「まぜぞば」風でしたが非常に美味しか

ったです。カレーとラーメンって言葉では簡単に表現できますが、実際は美味しい味にするのって、かなり

むずかしいと思います。それが実際に食べれました。

3.　「とりチャーシュー」の食感が他と違いました。正直こちらのお店が「いちまいうわて」と思いました。

簡単にいうと他店とは「レア感」が違うと思いました。多分ですが「ぎりぎりレア」しているのか・・・？

もう少ししっかり味わうべきでした。

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確実な事実の報告はここまでです。

で・なにを思ったのかですが、定番を食べていないので推測ですが、定番のラーメンはかなりレベルの高い

クオリティーに仕上がっていると確信しました。うまく表現できません。達人のことをどんな達人か表現するの

と同じです。達人の評価は同じステージにいる人しか的確な「はなし」はできないと思いました。

それくらいの「極み」を感じました。

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それで悩みました。どーすればこの感覚を表現できるのだろうか？と・・・・。

答えはこのクチコミの表題です！！

室戸半兵衛と同じ気持ちです。「このままじゃ、俺の気がおさまらん。また行くぜ！！」