薬師寺近くの濃厚豚骨 : 無鉄砲しゃばとん

【書き込み三回目】
こちらのお店の豚そばは、数年前に猛暑の時期に食べて撃沈した記憶があり、それ以来行く気にならなかったのです。
今回気候も良い。体調も良い。胃袋が“食べられそうや”と言っている。ここまでコンディションが整うことはないので行ってみることにしました。
近鉄橿原線西ノ京駅を下りて薬師寺を横目に見ながら東に歩くと交差点沿いにお店があります。
11時過ぎですが駐車場はほぼ満席。さすがです。
店内に入り券売機とにらめっこ。へえ、「魚そば」なるメニューもできてるんや。きになるけど今回は「豚そば」リベンジなので、「豚そば750円&ライス中150円」の食券を購入しました。

カウンター席に着席。店員さんが好みを聞いてくれます。「野菜あり、ニンニクなし、太麺」。最低限のこれだけ言いました。さらに細かいオーダーもできると思いますよ。
座った席からは激辛高菜の容器がとても遠い。そういえば前回もそうやったなあ。ほんで前回は隣のお客さんの奥にあったから取れなくて泣く泣く高菜ご飯を楽しむのを諦めたなあ。。。
なので隣に客が来る前に取っときます。小皿のこれでもかと山盛り盛っちゃいました。
これをつまみながら待っているとメニュー到着。

だいぶご無沙汰の「豚そば」。相変わらずの個性的なルックスでね。さっそくスープをズズッ。おおっ!?ウマい!どろっとしていてかなり濃厚な豚骨スープ。表面に油膜が貼るほどかなりオイリーなのですがそれがまたなかなかよろし。やっぱり前回は僕と気候のコンディション不良だったんですね。今回やっと本来の味を楽しむことが出来ました。いやあ、今回来てよかったわ。

麺は太麺。ワシワシ縮れ系です。こういうジャンクなタイプのラーメンには必須ですね。スープのワイルドさに負けないためにはこういうタイプじゃないと駄目なんでしょうね。こういう麺なので勢いよくすすると、暴れます。飛び散ります。紙エプロンをお願いするのが無難だと思います。食感は噛み応えがあってよかったですね。

野菜ありでおねがいしたので太もやしとキャベツがしっかり入っていました。濃厚スープにワシワシ太麺なので、野菜のあっさり感はアクセントとして必要ですね。野菜がないと僕なら飽きてしまうかも。

「豚そば」リベンジで今回訪れたわけですが、僕の場合真夏じゃなければ美味しく頂くことができそうです。
真夏になったら「魚そば」を頂こうかな。

接客の良さは相変わらず素晴らしいですね。今回も外まで見送ってくれました。
ごちそうさまでした。


【書き込み二回目】
日曜日の14時前に訪問しました。駐車場は満車。店内はカウンター席が数席空いていました。
食券機を前にして迷わず選んだのは「あっさり中華そば肉増し」と「ライス中」です。
前回豚そばの濃さに撃沈したのでこのラーメンにしました。

一番端っこのカウンター席に着席。「太麺か細麺か」をきかれたので、前回食べてウマかった太麺でお願いしました。
さすが人気店ですね。この時間でもお客さんさんはどんどんやって来て並んではります。
僕の隣のカウンター席にはすぐにお客さんが着席しました。

やってきたラーメン。あっさりの顔じゃないですね。あくまでも無鉄砲の基準でのあっさり。なかなか濃い顔をしてますね。
スープをすすってみると、とんこつの風味がしっかりと口の中に広がりました。脂がよく効いています。
麺を持ち上げてみると、結構重い。見るからにワシワシ系。すすってみたら予想通りのワシワシ系。口の中でしっかり主張してましたよ。ああ、噛み応えしっかり。

肉増しにしたのでチャーシューいっぱい。12枚入っています。ということは、ライスにのせてチャーシューでライスを巻いて食べるという行為が12回できるということです。肉増しにしてよかった!

ここで気づいたのですが、僕の席は一番端っこ。高菜やゴマなどのトッピングは隣の席より向こうにあります。手が届きません!
とろうとすると隣の人の食事を遮ってめちゃ迷惑。とってもらうのもなあ。というわけで今回は高菜めしをあきらめました。
他の店にも言えることですが、僕のようにカウンター着席メインの者はどの席に座るかは死活問題。どの席に座っても手の届くところに必要な物を配置してほしいものです。
でもまあ、今回は高菜めしはできなかったですが、チャーシューのおかげでライスがおいしくいただけました。

食事を終えて席を立つと店員さん達は奥に引っ込んだタイミングでした。店を出ようと自動ドアを開けると気づいたようで奥から「ありがとうございましたー!」と元気な声が聞こえてきました。よかった。気づいてもらえた。
外に出ると「お客様−」と言いながら出てくる女性店員が。忘れ物でもしたかなあと思いバッグやポケットをまさぐっていると、僕を見つけて「ありがとうございましたー!!」と深々とおじぎをされました。
挨拶のために出て来られたんですね。店内で挨拶できなかったので、外に出て挨拶を、ということでしょう。気持ちよかったですよ。次はいつ行こうかなあと思いました。

ごちそうさまでした。


【書き込み一回目】
真夏の猛暑真っ盛りのこの日、初めて無鉄砲の店舗を訪問してみました。自宅から比較的行きやすいこちらの店舗。すぐ近くに薬師寺がございますねえ。

平日の11時半ごろ。先客は5~6名だったと思います。
食券機を前にして、「あっさり中華そば」にめっちゃ惹かれましたが、ここは基本メニューを食べとかなと思い「豚そば半熟味玉入800円、ライス中150円」を注文しました。野菜入り、ニンニクなしです。

お店に入る前も入ってからも動物系のニオイがぷんぷん。ラーメン屋っぽいですねえ。
店内には広めの製麺室がありました。これは期待できそう。

しばらくしてやって来たラーメン。一目見て「ウマそー。でも完食出来るかな??」と不安がよぎりました。
アブラが浮いたスープをすすると「おおーっ、濃いなあ!」スープをすすりながら麺を食べていると絶対食べ切れへんと直感し、まずスープは置いといて麺と具材を食べることに専念しました。
麺は太麺。ワシワシ系ってやつですね。だいぶ久しぶりに会いましたが、噛み応えがあってウマいです。野菜はもやしとキャベツ。そこそこ歯ごたえありでよいですね。

激辛高菜をご飯にのせて食べました。これはごちそうですよ。ほんまウマかったです。
煮卵は黄身トロトローっで、口の中がとても幸せになりました。

・・・スープ、すすれません・・。濃すぎて濃すぎて・・。しんどい。
やみつき系のスープ。これは間違いない。僕にとっては、「コンディションを選ぶスープ」に感じました。この日は暑かったので特にそう感じたのかなあ・・。
最近の僕の胃袋は、以前とは打って変わってあっさりを求めるようになってきたので・・。数年前の僕なら間違いなく完飲してたと思います。
食券機を見て「あっさり中華そば」を直感で欲したのは、やっぱり体が求めていたのかもしれません。「暑いからあっさりやぞ」と。

店員さんの接客はすこぶる気持ちが良かったです。帰るときには出口まで見送って「ありがとうございました!」。また来たくなりますね。
僕はどんなに料理がウマくても、接客が残念なお店には二度と行かないと決めています。
こちらのお店は接客が気持ちいいので「次、あっさり中華そば食べに行こう!」と思わせてくれました。

また行きます。ごちそうさまでした。