大満足の和食のお店☆　東大寺お水取り＆松明＆奈良ホテルの夜に♡　奈良旅行Vol.④ : 利光

とっても素敵な和食のお店だった。

場所は、、、イマイチ良く分かってない。。。
東大寺二月堂からは、かなり距離があったような。。。

奈良県・1300年の歴史の東大寺二月堂のお水取りにカレシと共に訪問。
宿泊は奈良ホテル。

その夜の食事はここ。
そしてまた、二月堂へ「行」を拝観に、、、の大阪から奈良へのプチ旅行だった。

■お水取り、、、美味しいお水を貰いに行くんちゃうよ～(笑)
http://mainichi.jp/articles/20160313/k00/00e/040/106000c

今年は３月１日から始まった２週間にわたるお松明などの行。。。
３月１３日未明に東大寺二月堂下の井戸から「香水（こうずい）」をくみ上げて
本尊・十一面観音に供える儀式「お水取り」があり、１５日未明に満行を迎える。

■宿泊の「奈良ホテル」＆「東大寺二月堂お水取り」の詳細については下記に後述。

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＜2016年3月・小雨の夜＞

東大寺二月堂・お水取り(お松明)拝観の後、
再度、礼堂内の夜の行(日によっては深夜２時、３時まで)を拝観する予定。

その前に、こちらで晩ご飯を頂く。

小雨が降っていたので、お店の外観写真は撮るのを諦めた。。。

和の風情の清潔感のある素敵な外観と内装。
カウンター席に小上り～(^ー^)

良い感じのお店さんだ。

気さくでにこやかな大将と女将さん。。。

実は、その気さくな大将は、、、
大阪「なだ万」で修行し、
その後、奈良西の京の「萬京」「平宗」などの老舗和食店で
10年間料理長を努めて来られた経歴の持ち主で
教養も深いのが何気ない会話の中の言葉の端々に。。。

さて、、、

●メニューはコースが幾つかと、アラカルトもある。
　利光の宴会プラン
【花】5品 3,000 円
【鳥】7品 4,000 円
【風】9品 5,000 円
【月】10品 6,000 円
【おまかせ】予算に応じて7,000円～20,000円(税抜)

●オーダー
　予約済みの10品の【月】6,000円

・食前酒
　　軽い味わいの梅酒。
　　さあ、食べて飲むぞ～って気分に♪(^_-)
・先付け三種
　　飯蛸とか薄味で旨みがあって、これからの食事に期待が持てる♡
・造り　五種盛り
　　海無し県の奈良、、、
　　失礼ながら、お刺身のレベルには全く期待してなかったが、、、
　　新鮮でとっても美味しい！！！
　　大将が気さくなのを良い事に
　　「海が無いのにお刺身が美味しいのは不思議～。」とか
　　不躾な質問！！！(◎_◎;)
　　大将談；「京都も和歌山も近いので、良いお魚が入ってきますよ！」
　　確かに、奈良と、和歌山＆京都はお隣だった☆
・煮物
　　生麩やシイタケやホッコリ小芋や、良い味わい♡
・焼き物
　　高級魚「マナガツオ」の焼き魚をメインに品沢山の一皿。
　　全部で８品？？？
　　和食には珍しい胡桃もあった。
　　盛り付けも美しく
　　これだけでも食べる価値ありとおもう。
・揚げ物
　　冬の名残のフグ、春野菜のたらの芽・菜の花。。。
　　日本料理の季節感を味わえる一皿。
・酢の物
　　蛍イカ酢味噌あえ。
　　蛍イカも勿論、酢味噌も良いお味！　　
・もう一品。
　　美味しかった記憶。。。　何やったっけ？？？写真にはあるけど、、、(笑)　
・ご飯、香の物、汁
　　じゃこご飯が美味しい！
　　普段はご飯はあまり要らない私なのに、、、
　　美味しいのでついついお代わり～
・デザート
　　和風なパンナコッタ。
　　フルーツが添えられてて、酸味と甘さが良い塩梅。
　　わぁ～～～！
　　器が！！！
　　カレシのは食べ終えるまで分からなかったが、
　　「ひょっとこ」私のは「おたふく」
　　こう言う器の遊び心も楽しい＼(^o^)／

　・・・・・・・・
　・飲み物
　　瓶ビール
　　奈良のお酒　
　　　　梅の宿　風の森　貴仙寿・・・
　　　　冷やで頂いたり、ぬる燗で頂いたり。

　　　　ぬる燗もたんぽで燗を付けて下さってて
　　　　とっても良い温度。


●感想
　とっても良いお店さんだった♡
　色んな意味で大満足。

　カレシのチョイスで訪問。
　奈良のお友達に、お水取りの拝観を勧められ
　お店も紹介して貰ったらしい。

　お料理には大満足で、その前にも嬉しい事が！！！

　お水取り(お松明)の後のタクシーつかまらない、、、と言うか、全く走ってない！
　仕方がないから歩くが、、、カレシも私もイマイチ奈良の道は不明。。。

　途中で分かんなくなった。。。
　お店に電話して行き方をお尋ねすると、、、
　何とご店主自らが車でお迎えに～～～！！！

　先客さんがイラしたのに、、、申訳ないやら有難いやら。。。

　写真撮影、、、許可を聞く前に、つい先走って「パチリ」
　「あ、写真撮っても良いですか？」←　先に聞け！やんね～ｗｗｗ
　「良いですよ～。敷居の高い店じゃないので。」とニコヤカな大将。

　「敷居の高い」の語源についてしばし歓談。

　美味しいお料理と共に、何とも居心地の良いお店さんだった、

　先客さんもこの後、東大寺二月堂の「走りの行」などの拝観に行かれるそうで
　見所等も教えて頂き、何と恵まれた夜だった事か！＼(^o^)／


●・・・追記・・・＜奈良ホテルとお水取り＞

「奈良ホテル」のレビューにも記載したが
奈良ホテルは、、、1909年(明治42年)に「関西の迎賓館」として
奈良公園内に創業。

http://www.narahotel.co.jp/index.html

皇族の方が奈良にご訪問時には、ご宿泊なさるし
アメリカ大統領、イギリス王室の方々など各国要人、
ヘレンケラー、チャップリンなど世界的著名人も多数ご宿泊。

設計は数々の重文指定の明治大正を代表する建築家「辰野金吾」によるもの、
「上松松園」の「花嫁」は、エントランスに入ってスグに飾られてたりと
格式高い由緒あるクラシックな桃山御殿建築和風ホテルだ。

東大寺二月堂のお水取り（お松明・修二会）を
拝観＆体験するためにカレシが取ってくれたお宿。

晩ご飯は他所(割烹利光さん)で、
奈良ホテル内では、こちらのティーラウンジと朝ご飯とを利用。

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お水取りは、752年東大寺開山の良弁僧正の高弟、実忠和尚によって始められたと
伝えられている。
つまり1260年以上一度も休むことなく続く伝統行事で
今年で1,265回目を数えるとはすごい事だ！

遠く日本海の若狭からのお水送りを、迎えるお水取り。

若狭井（わかさい）という井戸から観音さまにお供えする「お香水（おこうずい）」を
汲み上げる儀式が行われる。

今年は３月１日から始まった２週間にわたるお松明などの行。。。

３月１３日未明に東大寺二月堂下の井戸から「香水（こうずい）」をくみ上げて
本尊・十一面観音に供える儀式「お水取り」があり、１５日未明に満行を迎える。

東大寺二月堂を、練行衆と呼ばれる修行僧が、
火の粉をまき散らしながら大きな松明を持って回る映像が有名だが
お水取りは、たった一日だけではなく
1,000年以上にわたり、三月の初めころから、
二週間、毎日行われている。

お松明だけでは終わらない。

お松明の後、二月堂内では、日によっては深夜三時まで
「走りの行」や「声明」、身体を激しく床に打ち付ける「五体投地」と呼ばれる
恐ろしくも激しい行が暗闇とお線香の香りの中で
毎夜、行われているのもスゴイ！

行の行われる「礼堂」を囲んだ「局(つぼね)」と呼ばれる場所で
一般客(子供も可)も拝観が出来る。

それとは別に特別許可を得て拝観できるエリアもあるがそこは女人禁制だ。

仄かな明かりしかない暗闇の中、、、お香の香りや煙が漂い
声明の声とお坊様の木靴で走る音や体を打ち付ける音が響く。

その声明、、、バリトンの様な良いお声のソロがあったら
それに唱和してコーラスのようにも聞こえ、、、

当然、お経(声明・サンスクリット語)だから、言葉も意味も分らないが
何とも、心震える体験だった。

拝観者は満員電車並みに立ち見もいるなど、多数だが、、、
みな無言。。。静寂である。

分かりやすく詳しいサイトがあったので、ご参考に。

■・・・・・・・・・・・・・・・
奈良の旅 VOL.①は、奈良ホテル
奈良の旅 VOL.②は、奈良ホテル・メインダイニング「三笠」
奈良の旅 VOL.③は、奈良ホテル「ティーラウンジ」
奈良の旅 VOL.④は、ここ。利光(りこう)さん
（↑利光さんのHP）