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店名 |
移転
まぐろ小屋
|
---|---|
ジャンル | 海鮮、居酒屋 |
住所 | |
交通手段 |
近鉄奈良駅から東向北商店街を通って 3~5分 近鉄奈良駅から260m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
駐車場 |
無 |
料理 | 魚料理にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
1977年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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2010年2月、今年初めて開催されたイルミネーションイベント「なら瑠璃絵」を見に、奈良に行ってきました。
イベントを見た後の夕食は 学生時代に時々おじゃました『まんぎょく』さんに予約をとったので、
どうせなら「懐かしいお店めぐり」をしようかと、
早めに家を出て 東向北(ひがしむききた)商店街にある『まぐろ小屋』さんで ひとりでお昼を食べることにしました。
大学時代、お昼ごはんによくお世話になっていた、『まぐろ小屋』さん。
本来は「まぐろ料理専門」の居酒屋さん、というところなんでしょうが、
お昼も定食をやっておられます。
「まぐろ料理専門」ということで、
刺身はともかく
たたきも、ねぎまも、あら煮も、みんな、まぐろ。
そして、
まぐろ小屋といえば、「唐揚げ」で、決まりっ!!・・・もちろん まぐろの、唐揚げです。
先にレビューを書いておられる空手チョップさんが「マグロの唐揚げぇぇぇ~」と表現されたい気分、ほんとうによくわかります!
大学に入りたての頃 『まぐろ小屋』さんではポピュラーな刺身定食ばかり食べていましたが、
ある日メニューをふと見て、
「なんや、唐揚げあるねんやん」と、注文。
運ばれてきた唐揚げを食べると・・・
えっ!鶏じゃないっ!
そう、『まぐろ小屋』では 唐揚げも、まぐろの唐揚げだったのです!
びっくりーっ!
初めて食べた「まぐろの」唐揚げに すっかりはまってしまい、
卒業までずっと『まぐろ小屋』さんでは「唐揚げ定食」ばかり食べていました。
その頃、椎名誠がエッセイの中でこちらのお店のことを 実名を出して
「奈良みたいな内陸の土地で まぐろ料理専門 なんてどういうことだ!」
みたいなことを書いたので、
「ちょっと食べてみただけで、いい加減なことを書いて!」と怒り狂ったのも、
今となっては 懐かしい思い出です。
さてさて。
今回、約20年ぶりにおじゃました『まぐろ小屋』さん。
この店を一人で切り盛りされている男っぷりのいいご主人はご健在で、相変わらずお一人でやっておられるようでした。
伺うと、開店されて33年とのことです。
迷わず「唐揚げ定食」を注文したのは言うまでもありません。
壁のメニューは、色画用紙。
鉛筆で罫線がひかれ、
刺身
ミックス(赤身とトロ、ということ?)
中トロ
トロ
たたき
唐揚げ
ねぎま
あら煮
などの一品の名前が手書きで書かれています。
一品に150円足すと、
ご飯と味噌汁、漬物のついた「定食」になります。
私の注文を受け、
ご主人が、慣れた手つきで揚げにかかられます。
腕を組んで揚がり具合を見つめておられる様子は、20年前のままでした。
いよいよ唐揚げ定食が登場!
唐揚げが5個、千切りキャベツと櫛形レモン、お塩をお供にお皿の上にごろんと盛り付けられています。
見覚えのある、蛸唐草のお皿。
ほんまに懐かしい・・・。
最初は、もちろん 何もつけずにいただきました。
おいしい〜っ!!!
甘辛いたれが染み込んだまぐろの身は、素朴な味わいです。
ぶつ切りの身の、肉厚な歯ごたえ。
揚げ具合も絶妙!
そう、この味!!
20年ぶりの味を楽しんだ、至福のひとときでした。
『まぐろ小屋』さんは、思えば大学の学食以外に初めてできた、「行きつけのお店」でした。
武骨だけど ちょっと艶っぽいおじさん一人でされている居酒屋さんに 昼間だけど入るというのは、
大学入りたて、まだ10代のひよっこにとっては、ある意味ちょっと背伸びだったんだと思います。
私にとって「唐揚げ」は、おおげさかもしれないけど 大人の階段を登らせてくれた味だったのかもしれません・・・。
大学を卒業する前に 一度も夜におじゃまできなかったことを、ずっと心残りに思っていました。
けっしておしゃれとはいえない、きれいとはいえない、夜は「おっちゃんたちの楽園〜」と化する居酒屋さん。
女の子だけでは、さすがに抵抗あったんです。
中尊寺ゆつこさん命名の「オヤジギャル」が闊歩する、少し前の時代でした・・・。
年齢も いろんなお店での経験も重ね
夜の『まぐろ小屋』にも 何の気兼ねも気負いもなく入って行ける りっぱなおばちゃんになってしまった私ですが、
夜におじゃまするのは またこの次のお楽しみに残しておこうと、お店を後にしました。
ごちそうさまでした!