“うに屋のあまごころ”が販売する壱岐名物を使った商品を食べてみた！ : あまごころ本舗 売店

[2020.07初食] かきもち（生）
　これまでいくつかの壱岐名産を紹介してきましたが、商品の販売者だった当店（あまごころ壱場）が2020年6月末をもって閉店しました。1953年、郷ノ浦町に"壱岐名産店"を開業・・67年もの歴史を持つ島内最大のお土産売り場でしたが、新型コロナの影響もあって決断に至ったようです。なお今後はウニの養殖場のみ残る形（本社は福岡市）になるそうです。
　さて今回は閉店に伴うセールでゲットしたらしいかきもち（生）をいただいたので食べてみました。壱岐の観光スポット「猿岩」がラベルに描かれたこの商品。当店に卸していた商品らしく製造者は個人・・ラベルに商品名が書いていないところが何とも言ませんね。材料は壱岐産のもち米のみ・・トースターで６～７分焼けば出来上がりです。
　早速ひと口・・元がもちを薄く切ったものなので見た目ももちそのもの。味も特に付けているわけではないので素朴な味わいです。ちなみにのし餅をサイコロ大に切って干した雛あられの色なし状のものを壱岐では「こりん」と言うらしいですが、その「こりん」は砂糖をどっさりかけてお湯やお茶を注いで食べるとのこと・・かきもちも同じようにして食べると美味しいと地元民は言っていましたが・・個人的にはそのまま食べた方が良さそうです・・（汗）
　観光や仕事で来島した人のみならず島民も一度は利用したであろう店であり、壱岐の産業にとってなくてはならない存在だったので無くなってしまった後はどうなるのか想像できません。行政も一体となっての新たな取り組みに期待したいところです。

[2020.05 初食] うに屋自慢のうにあられ 250円（通常430円）
　福岡市の沖合い、玄界灘に浮かぶ島"壱岐"の名産"ウニ"を使ったお菓子”うに屋自慢のうにあられ（賞味期限間近品）"をいただいたので食べてみました。
　壱岐は西日本を代表するウニの産地。今回の”うにあられ"はうるち米ベースのあられに"練りうに"と"うに調味料"、"うにパウダー"を加え醤油、砂糖、唐辛子等で味付けしたあまごころ開発の一品です。
　開封し早速ひと口・・後味に若干の苦みや磯風味などのうに感はありますが、思ったよりうにの印象が弱い感じ。食べ進めていくとだんだんうに味が口に広がってくる感じでしょうか！？あられ自体はサクッと食感よく揚がっており、うにが苦手な方でも普通にいただけそうな感じです。内容量も85ｇあるのである程度満足のいく量だと思います。
　個人的には味的に少し物足りない感じがしましたが、お土産としては喜ばれるものと思います。ちなみにあまごころ本舗売店には"うにせんべい“や"うにパイ"などたくさんのうに商品があります。ネット通販でも購入できますのでぜひご賞味ください！ご馳走様でした！！

[2018.7初食] 海女の磯飯 うに雑炊 300円
　福岡市の沖合い、玄界灘に浮かぶ島"壱岐"の名産"ウニ"を使ったフリーズドライ商品”うに雑炊"を食べてみました。
　壱岐は西日本を代表するウニの産地。今回の”うに雑炊"は昆布とかつお節のエキスを使ったスープに”ウニ”をふんだんに使って旨みを十分に引き出した一品です。
　袋から取り出し、160ccの熱湯を注いで1分で出来上がり！早速ひと口・・いや～ウニの味と香りが強烈に鼻腔を襲います。ウニが苦手な方は絶対ダメな感じと言えばいいでしょうか！？よく見るとフリーズドライしたウニの身も結構確認できます。さすがに生ウニを食べた時のような満足感は得られませんが、具材として入っている玉子や三つ葉がいい味出しており、味のバランスはよく仕上がっている・・そう思いながら完食です！
　量的にはかなり少ないので”モノは試し”という商品のような感じ・・それ以上でもそれ以下でもない・・私は一回食べれば満足でしたが、ウニをこよなく愛する方は気に入るものと思います。商品は”うに屋のあまごころ"の通販サイトでも購入可能。１袋300円が高いか安いかはあなた次第～(｡-∀-)
　ちなみにあまごころ本舗売店には紫ウニを練りこんだアイス"壱岐のうにアイス"もあります((( ;ﾟДﾟ)))こちらもネット通販で購入できますのでぜひご賞味ください！ご馳走様でした！！

[2018.4初食] 壱岐牛カレー 730円
　福岡市の沖合い、玄界灘に浮かぶ島"壱岐"の名産"壱岐牛"を使ったレトルトカレー”壱岐牛カレー"を食べてみました。
　長崎県は全国でも有名な黒毛和牛子牛の生産地。長崎県で生産される子牛は全国で名が知れるブランド牛の素牛として評価が高いのですがその中でも壱岐の島で生産されている子牛は高評価を得ており、壱岐で生まれた子牛を島内で育てた"壱岐牛"は近接する福岡市の高級店でも多く使われています。ちなみに壱岐牛の歴史は古く、室町時代から飼育されていたとの書物が残されているそうです。
　さて今回食べたのはその"壱岐牛"を使ったレトルトカレー・・ネット上で多く見られる"若宮水産"販売のものではなく、佐賀県唐津市の工場で製造し、壱岐島内で最大級のお土産処を持つ”あまごころ本舗”が販売している一品です。
　早速ひと口・・"じっくり煮込んだ壱岐牛の旨みが程よく溶け出した味わい深さとコク、スパイシーなおいしさをお楽しみください"と箱に書かれているのですが、正しくそのとおりといった印象！中辛仕様なのですが結構スパイスが効いており辛さを感じます。コクは黒毛和牛を使った欧風カレータイプなので十分に堪能できますし、牛肉もサイコロ大のが４切れ入っていてボリュームがありました。
　近年スーパーに行くとたくさんのレトルトカレーが並んでいます。昔はなかった”○○店監修"や”高級ブランド牛使用”のカレーとして1,000円前後のものも多数ありますが、それだけ金を払うなら店に食いに行けるのでは！？と思いなかなか手が出なかったのが実状。そのため500円以上の高級なレトルトカレーは味わったことがなかったのですが、この"壱岐牛カレー"は食べ進めるうちに美味しさが増す感じで値段なりですが満足できました。”うに屋のあまごころ”ネット通販でも販売してたようですが売り切れ状態のようなので、ぜひ壱岐に来ていただきお求めください。