第２回長崎雲仙うまいもの旅行④　～ＫＵＭＡＯ　本体よりもミミが好きだったりする～ : 遠江屋本舗

さて、相方と3回目の雲仙温泉でございまするよ。
奇しくも3回とも12月30日の訪問でだな、過去2回は積雪も伴う厳しい寒さだったけれど。
今回は少しはマシな感じ・・・とは言え標高が高いから寒いもんは寒いんだけれどね。

でよ。
長崎から県営バスの特急で到着し、ホテルにチェックインをして。
もう大体は知ってるんだけれど、一応また地獄を観光し温泉玉子も食べて。
例によってコチラのお店へ来ただよ。
今回は焼きたての湯せんぺいをたべるのじゃ。
初めてコチラのお店を訪れた際に食べた、ＫＵＭＡＯのお気に入りのヤツね。
お店に入って右側で、お父さんが手際よく焼いていてだな。
お金払って、ソコから直接手渡しでもらったのだ。
お店入口近くに縁台があって、無料の給茶機でお茶をもらい暖かな中で座って食べただよ。
ふむ・・・この本体部分のサクサク香ばしいウマウマはもちのろんの事。
実は焼く際に金型からはみ出た「ミミ」の部分が美味い。
ちょっと焦げもあり、柔らかく、ホットケーキみたいな感じ。
たまらん。
ＫＵＭＡＯは実は本体よりミミが好きなのだ。

お土産用に1箱買って、相方と共に今宵お世話になるホテルへ。
寒いので足早に帰るＫＵＭＡＯなのでした。

またまた雲仙温泉にやって来たＫＵＭＡＯと相方。
年末なので寒い中を、特急バスを降りてホテルにチェックインしてだな。
一息ついて地獄観光もし。（地獄観光って）
またコチラのお店へ来ただよ。
当地の名物である「湯せんぺい」のお店。
そこで今回は「湯せんぺい」ではないのを買ってみたのだ。
それは　湯せんぺいチョコバー　なのだ。
「ミックスドライフルーツ」と「きんかん」の2種類。
細長い直方体のチョコバーに、クラッシュした「湯せんぺい」とそれぞれの具が入っていて。
ホテルで食べたんだけれども。
それはとても寒い中を持ち帰ったからなのか。
いや、きっと「ヌガー」的な要素によってだろうけれども。（風味から察するに）
前歯が危ぶまれるほど堅いだよ。
美味しいんだけれどもね、ちょっと食べ辛かったかもしれない。
ちらほら雪の舞う雲仙で、チョコバーと格闘したＫＵＭＡＯと相方なのでした。

創業元禄八年の宿にチェックイン後、雪が降る中を雲仙地獄を見学。
その昔、高校の修学旅行で来たときは寝不足とクネクネ山道による若干の車酔いで具合が悪い中、バスを降りると止めをさすかのような硫黄の匂いしか覚えていませんでした。
しかし今回再訪してみると、立ち上る湯気や硫黄の匂い、いかにも「温泉に来たよ！」って感じで、悪天候ではありましたが、なかなか風情があって良かったです。

寒い中を散策して、暗くなる前にこちらのお店へ。
宿の斜め向かい、温泉神社交差点の角にお店はあります。
目的はもちろん「湯せんぺい」。
事前に調べて是非にと思っていた、手焼きの焼き立て（1枚50円）を購入。
お店の一角で実際に1枚1枚金型に生地を流し込んで手焼きしていて、今焼きたてのを手渡してくれました。
実演コーナーのそばに給茶機（無料）と椅子があって、温かい緑茶と共にその場でいただきました。
この焼きたて。まだ温かくて本体がサクサクして美味しいのはもちろん。
焼きたてだけに付いている「みみ」の部分が、少ししっとりしていて香ばしくて美味しかったです。
少し焼きすぎたホットケーキの端の部分みたいな感じ。

食べてから店内を見て回ると、「温泉（うんぜん）ゴーフレット」なるものを発見。
4種類（各160円）ある中でリッチクリームテイストを購入。宿で食べてみました。
このような形態のお菓子はよくある（関西の港町で有名なヤツとか）のですが、こちらはそれらよりやや厚みがあって生地も歯ごたえがありました。クリームの優しい甘さも相まってＫＵＭＡＯ好みの味や食感・・・お土産として翌日4種類全部購入しました。

残る3種類はジンジャークリームテイスト、シナモンクリームテイスト、ウンゼンリョクチャテイスト。
旅行後に家でいただきました。
ジンジャー～は生姜の風味が利いていて、なかなか美味しかったです。京都の八つ橋の硬さと風味を弱めたみたいな感じ。
シナモン～とウンゼンリョクチャ～は、ほのかに風味がする感じ。
湯せんぺい自体が味がほのかなので、もうちょっと「クセ」があるクリームならより美味しかったかもしれません。

焼きたての湯せんぺいをその場で食べるなんて、雲仙ならではな美味しい体験ができました。