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長崎の歴史と情緒を愉しむ卓袱料理☆
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くりかのKon
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くりかのKonさんの他のお店の口コミ
店名 |
長崎卓袱浜勝(ながさきしっぽく はまかつ)
|
---|---|
ジャンル | 郷土料理、海鮮、創作料理 |
予約・ お問い合わせ |
050-5869-1662 |
予約可否 |
予約可 週末は、予約無しでご来店いただくお客様用のフリーの席を用意する為、予約にてお取りできるお席には数に限りがございます、早めのご予約をお薦め致します。 |
住所 | |
交通手段 |
思案橋電停より徒歩3分 思案橋駅から125m |
営業時間 |
|
予算 |
¥6,000~¥7,999 ¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、WAON、iD、QUICPay) QRコード決済可 (PayPay、楽天ペイ) |
席数 |
88席 |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 38人 |
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | ソファー席あり、車椅子で入店可 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、お子様メニューあり、ベビーカー入店可 ネットからの予約ではお子様の人数が入らない設定になっておりますので、「レストランへのご要望」の欄に入力して頂ければお席準備致します。 |
ドレスコード | カジュアル |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1968年11月12日 |
電話番号 |
095-826-8321 |
備考 | |
初投稿者 |
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関西を飛び出して長崎へ。
夜ご飯は長崎卓袱浜勝さんで卓袱料理をいただきました。
卓袱料理とは、江戸時代に起源を持つ長崎独特の郷土料理。
いわゆる鎖国の当時に外国との交流の窓口だった長崎の歴史が感じられます。
本来あった郷土料理(和食)に、中国料理とオランダやポルトガルなどの南蛮料理が融合したものです。
中国料理と同じく円卓で、大皿に盛られた料理を取り分けていただきます。
あとは以下のようないくつかの作法もあります。φ(・ω・`)メモメモ
・挨拶や乾杯の前にまずは主人や女将から「おひれ」というお吸物をいただく。
・お料理は自分のお箸かトンスイと呼ばれる匙で自由に取る。直箸です。
・取り皿は2枚まで。
大人数の宴会であれば大きな円卓に大皿がどんどん運ばれて、自分で好きなものを取っていただいていくのかと思いますが、今回は3人での訪問で円卓も小さく一気には乗り切りません。
大体1〜3皿終わると次のお皿が運ばれてくるという感じです。
というわけで今回は出されたお料理を順番通りに番号をつけてご紹介します。
いただいたのは「卓上ハタコース」(5,250円)です。
①「お鰭(おひれ)」
どこのお店でも必ず初めに出されるのが鯛を使ったお吸い物「おひれ」。
昔は一緒に鯛の鰭を添えて出し、「鯛一尾を使っておもてなしします」という主人の思いを込めたとか。
浜勝さんの「おひれ」には目太鯛、丸餅、玉半片、吸子、対馬のどんこ椎茸、白菜が入っています。
鯛以外の具材はお店によって異なるそうです。
②「バラ煮:十六寸豆の蜜煮」
前菜にあたるお料理を卓袱料理では「小菜」と呼びます。
これは小さい皿という意味で、冷めても味が変わらない・形が崩れないものが原則です。
「バラ煮」は「小菜」のうちの一品。こちらは十六寸豆の蜜煮。
甘党の私は普通でしたが他の2人が「甘・・・っ」と遠慮したので3人分独り占めv(・ω・)イエーイ
③「三品盛」
こちらも「小菜」のうちの一品。
里・海・山のものを使った盛り合わせです。
この日の盛り合わせは以下の通り。
里:鳥の松風
海:サーモン砧巻
山:栗の渋皮煮
鳥の松風はフレンチのパテに胡桃や胡麻が加わった感じです。
④「刺身:平寿・梶木・平目」
お刺身は「小菜」の一品として必ず出されるものだそうです。
季節によって魚は異なります。港町なだけあって新鮮。
⑤「揚げ物:ハトシ」
長崎名物「ハトシ」は海老のすり身などを食パンで挟んで揚げたもの。
中華にもありますがロシアのピロシキにも近い感じ。
さくさくジューシーでめっちゃ美味しかったです。
⑥「焼き物:鰆の柚子庵焼き」
味は濃いものの鰆はうまし。
ここまでですでにお腹はいっぱいになってますがまだまだ続きますっ
⑦「大鉢:萩真丈・牛蒡・里芋・舞茸・春菊」
「大鉢」は季節の材料を盛り合わせ。9月に伺ったので秋の食材。
まろやかなお出汁のあんかけが優しい。
ここまで結構どーんと来るお料理が多かったのでなんかほっとします。
⑧「中鉢:豚の角煮」
「中鉢」と呼ばれる温かいお料理のうちの一品です。
長崎名物の豚の角煮。角煮大好き♪
関西の味とは異なります。長崎の方があっさりかな。
何にしても柔らかくてうまーっ!辛子めっちゃつけるのが好みです。
⑨「煮物」
こちらは鶏玉、木耳、青梗菜のスープ仕立て。
中華風です。鶏玉ふんわり。3人分にしては量があります。お腹ぱんぱーん。
⑩「ご飯」
壱岐の天日干しコシヒカリだそうです。ご飯はもう入りません。一口で完敗!
⑪「お漬物:自家製胡瓜の焼酎漬け」
さすが九州!とツッコみたくなる焼酎漬け。
パクパク食べちゃいます。まろやかに漬かっててご飯が進・・・ご飯はもう入りません。
⑫「デザート:巨峰ゼリー」
寒天に近いような固めのゼリー。巨峰がまるごとゴロンと入ってます。
しっかり味があるのでお腹にどんと来ますがデザートは別腹。
⑬「梅椀」
卓袱料理は「梅椀」をいただいかないと終わりません。
梅椀=甘いものという意味ですが、お汁粉を出されることが一般的だそうです。
最後まで甘〜いっ!でも食べちゃう!
白玉もちもち。桜花の塩気が甘味と良い感じに調和していてさらりといただけました。
これにて終了。お腹いっぱーい。(´ε`)フー
一番リーズナブルなコースでしたが量の豪快さは満足度高し。
浜勝さんでは一人分ずつ盛りつけたお手軽卓袱料理というのもありますが、卓袱料理の歴史や作法を考えると、出来れば少人数でも大皿でわいわいいただきたいですね。
そういえばお部屋は大広間の椅子に座るテーブル席でした。
大広間と言ってもこの日はお客さんも少なかったためゆったり過ごせました。
浜勝さんはリンガーハットグループのお店です。
他店の卓袱料理より比較的リーズナブルにいただけます。
長崎の郷土料理、思い出とともにごちそうさまでした。