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店名 |
明治亭 駒ヶ根本店(めいじてい)
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受賞・選出歴 |
とんかつ 百名店 2021 選出店
食べログ とんかつ 百名店 2021 選出店
とんかつ 百名店 2018 選出店
食べログ とんかつ 百名店 2018 選出店
とんかつ 百名店 2017 選出店
食べログ とんかつ 百名店 2017 選出店 |
ジャンル | かつ丼、とんかつ、うどん |
お問い合わせ |
0265-83-1115 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR飯田線「駒ヶ根駅」 から バス10分(2.5km) 駒ケ根駅から1,784m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、JCB、Master) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
40席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 ただし店の入り口が喫煙所 |
駐車場 |
有 40台 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、ソファー席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可、お子様メニューあり |
ホームページ | |
オープン日 |
1915年 |
備考 | |
関連店舗情報 | 明治亭の店舗一覧を見る |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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東京に行ってきた。
ちょっとした用事と母親宅に赴き、片づけおよび母の相手をする、そんな程度の上京であった。日曜朝から火曜の朝まで、2日ほどの滞在であった。初日は私の用事、というかあるアーティストのLIVEだったのだが、新しくなった街 渋谷に翻弄され疲労困憊して終わった。2日目は母を伴って父親の墓参、そして私の生まれ育った場所や、小学校・中学校の周辺をまわった。こんな狭い場所を飛び回っていたのか。こんな狭い路地を、全力で走ることが出来たなんて、おれはどれほどのサイズであったのか。そんな感慨にふけりながら帰途についたが、今度は母が自分の生まれ育った街を見たいという。どうせ帰り道なのだ、寄り道などどうという事はない。
飯田橋から九段下、靖国神社わきを通り抜け曙橋から外苑東通りへ。青山通りに至れば彼女の生まれ故郷、そう彼女は青山の生まれなのだ。昭和11年2月初めに生まれた直後に起きた二・二六事件は宮城に近いこの青山近辺が主舞台となった。
「兵隊さんがたくさん集まってくるは、銃声は聞こえるはで生きた心地がしなかった」
とは、祖母から直接聞いた話だ。母を生んで10日かそこいらであったから動くに動けず、困り果てたのだとか。幸いにして事なきを得たから私がここにいるわけだが。
その祖母のブッとびすぎた生涯は、小説にすればかなりよいものになると思うのだが、私に文才さえあれば。まことに才能のなさを嘆くばかりだ。青山界隈を回れば、どうしても祖母の話題に至る。あの時はどうだった。その後どうして、あそこに至ったのだ。ただでさえ話好きの母親だから、留まるところを知らない。ひとり暮らしだから仕方がない、好きなだけ話をさせてやろう。
祖母は私が小学5年の時に亡くなったのだが、いくつかの断片的な思い出を除いて、よく覚えていない、というのが正直なところだ。隣で寝ている時、私の寝相が凄まじく
「寝るどころか、殺されるかと思った」
と苦笑いしている顔とか、肺が悪く医師から禁煙を促されているのに、いつまでもやめず終いには私の父から本気で叱られシュンとなっている姿くらいか。
祖母の法事も一、三、七、十三、十七、二十三、三十三ときっちり最後まで行ってきた。当たり前のことだが、わが家および親戚関係は集まり好き、宴会好き、酒好きときているので、余計と真面目にやっていた、という側面もあると思う。
何回忌の時かまでは覚えていないが、出てきたある料理の大半を食べてしまった事がある。
エビフライ
大皿に積まれた褐色の揚げたてを食べに食べて17本。だってみな酒のんで騒いでいるのだから。冷めてしまえば味は落ちる、ではおれが喰ってやろうと思っただけだ。すでに20歳は過ぎていたはずだから、情けないことこの上ない。
そんな事を思い出していたらエビフライを食べたくなってきた。駒ヶ根廻りで帰らねばならないのだ。ちょうどよい、あそこに行こう。
「明治亭 駒ヶ根本店」
駒ヶ根はソースカツ丼発祥の地、と言い張っているようだが、実際のところはわからないそうだ。それは別として、こちらは駒ヶ根ソースカツ丼の代表格といって支障はないだろう。長野店には行った事はあるのだが、こちらは初めてだ。もっとも、初訪問の割に注文は違うものとなったが。
「エビ丼」2062円
丸い丼に熱々ごはん、山盛りキャベツの上には太い太いエビフライが3本鎮座している。細かな衣に包まれたエビのコリコリとした歯ごたえがたまらない。甘いソースもらしくてよい。あぁエビフライうまし。
考えてみれば、祖母の墓参りには10年以上いっていない。なんて罰当たりな孫なのだろうか。近々いってやろう、と思っていてもなかなか実行に移せないのがもどかしくてならない。