馬刺しと高遠そばの店 : 楽座 紅葉軒

馬刺し好きの県外の友人夫妻を連れてこちらの店へ。場所は日本三大桜の桜の名所とも言われる長野県の「高遠城址公園」から車で5分程度の場所。こちらの高遠城址公園は桜もいいですが、個人的には秋の季節も紅葉が大変綺麗です。
伊那･高遠地域は元々馬肉を食べる文化が古くからある地域と記憶してます。（スーパーで「馬肉煮込み用」なるものを鶏肉と豚肉に並んで同じ程度の価格で売っていたりしたのを何度か見かけたことがある）でも、お店でお昼に提供となると････全然店をしりません。よって、以前訪れたこちらへ。


さてと。
駐車場は店の前。1時を少し回って駆け込みます。店内入り口は蕎麦打ちのスペースがあります。
店はそんなに広くはないです。昔のきれいな食堂って感じでしょうか。でも客席全体に窓が配置され、自然光の店内。
先客3名。全員そばを食べています。ムムム・・・。時期は新そばですからね。


席に着いた瞬間「そばください」というのをぐっと押さえて早速メニューを拝見。おぉ～ぉ～さすがですね。馬肉料理が沢山！馬刺し、馬刺し丼、桜ステーキ、その他色々ありますね。決めるのにちょっと迷いますね、こりゃ。さらに高遠そばまであります。高遠そばはもちろん店内で手打ち蕎麦をいただけます。（12月、秘密のケンミンshowで高遠そばが紹介された際、こちらのお店の高遠そばも比較対象で映っていました）
今回、馬肉を食べにきましたが、新そばも気になって仕方ありません。特に高遠そばといえば「つゆ」が面白いんですよ。つゆは「焼味噌＋辛味大根おろし」の味噌つゆなんです。好みでネギを加えて食べます。なかなかね、私はこの食べ方も好きなんですよね。
そんなわけで最後まで「桜花丼＋高遠そば」にするか悩みましてね。。。（半分食べない?と言ったのですが、誰もいらないって･･･）
4名のオーダーは桜丼１、馬刺し定食１、桜花丼２で最終決定。高遠そばは今回遠慮しました。（私もそんなにお腹すいてなかった）


桜花丼は馬刺しを生姜醤油に軽くつけて白い温かいご飯の上に花びら上に盛りつけたものですね。（写真あり）
お肉たっぷりです☆値段も1200円だったかな。これだけ肉がのって1200円ならリーズナブルですね。近隣のスーパーで海外産の馬刺しより安くて美味いわ（笑）肉質も緻密で脂身も少ない。馬肉はクセもなく甘みもあり私は大好きです。万人受けしやすい味だと思います。鮮度のよい馬刺しは本当おいしいですね。
そうですね、生姜醤油につけた桜花丼もリーズナブルな価格と食べやすさが魅力。でも、やっぱり馬刺として食べるほうが自分的には好みですね。


馬刺し定食は1500円だったかな。サシの入った馬刺しですね。友人の旦那さんが食べました。
実はこの夜も松本でホテル近くの蔵のむこうにて馬刺しを食べたのですが、馬刺し自体の味は夜のほうが美味しいとのこと。ただ、奥さんが食べていた桜花丼を少したべていたのですが、桜花丼は夫婦そろって夜の馬刺し共に絶賛。
やはりこちらの店は桜花丼がいいのかな？


桜丼は彼氏がオーダー。
お店の方が「火が通った馬肉ですがいいですか」と確認してます。それでいいとのこと。馬刺しを食べないなんて珍しいなと思ったら･･･どうやらお腹の調子が悪かったらしく火の通ったものにしたみたい。
しかし、なかなか加熱した馬肉って食べないですからね。こう、もったいない感があるので。良い機会です。
白いご飯にサイコロ状にカットした馬肉がゴロゴロ。甘めの出汁でごぼう等と一緒に肉を軽く煮たものです。あっさりパサ付はあまりありません。このような食べ方も美味しいですね。馬は馬刺し・すき焼き・ステーキなど華やかな料理をよく見かけますが普通の食べ方も美味しいものだと思った次第です。
余談ですが以前、伊那市（この店のある隣町。馬肉を食べる文化あり）のスーパーで肉コーナーにて「馬肉煮物用」として沢山売っていたのが衝撃的でしたね。この辺りでは馬肉が割りと一般的に食べられてるのね～と改めて思った記憶があります。


お店の接客は普通です。でも、帰り際に注文がはいってそばを打つご主人とお話させていただき、高遠城址公園の紅葉の情報等教えてもらったり、そば打ちを始めて目の当たりにした友人夫妻は感動しきりだったり。桜花丼も美味しかったと終始言ってましたしね。連れて行ってよかったです。


伊那、高遠は馬肉が有名と言っても昼に食べれる店はここか駒ヶ根のビアンデ さくら亭位しか知りません。他にももう少し馬肉ランチを食べれる店を探しているのですが･･･。ご存知の方がいらっしゃいましたらコメントいただけると助かります。（南信地方）


馬は鮮度がいいのを生で食べるのが好きです♪