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店名 |
キッチン ヤマナミ
|
---|---|
ジャンル | パスタ |
お問い合わせ |
0263-31-5273 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 |
このお店は「松本市深志1-2-8」から移転しています。 |
交通手段 |
中央自動車道:安曇野ICから車で15分 安曇追分駅から2,056m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
席数 |
16席 (カウンター4席 4人卓3つ (他、店外にテラス席もあり)) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | オシャレな空間、カウンター席あり、オープンテラスあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
ホームページ |
http://www7b.biglobe.ne.jp/~alps_azumino/yamanami/kitchen-Yamanami.htm |
備考 |
キッチン・ヤマナミが2018年7月20日安曇野でオープン致しました。 ヤマナミ自慢の昔ながらの定番スパゲッティをはじめ、美味しいカツやハンバーグ、エビの串焼き等をのせたスパゲッティを取り揃えて皆様のご来店、心よりお待ちしています。 小さな花園ですが季節の草花のあるお庭を眺めながらユックリと過ごして頂けると思います。 |
初投稿者 | |
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蓼科での休暇の5日目。
私たちは初めて蓼科を離れ安曇野にやってきた。
目的は一軒の「スパゲティ屋」さんに来るため・・・。
その店はかつて松本の駅前の商店街にあった。
私が初めて訪れたのはまだ小学生の頃で、おそらく今から45年以上前のことだと思う。
経緯は定かではないが、家族旅行で来た時に何気なく入った喫茶店風のスパゲティ屋で注文した「ミートソース」がとても甘かったのに驚いた。(甘みがあるというレベルではなく『甘い』のだ)
そんなことも忘れていた20数年前、仕事で松本を訪れるようになった私は、やはり何気なく駅前を歩いていた時に偶然この店を見つけて、懐かしさと怖いもの見たさで飛び込んだ。
当時と同じ「ミートソース」を注文。
その味はやはり甘かった。
こんなに甘かったっけというほど甘かった。
でも、その時もそう思っただけだった。
ところが、次に松本を訪れた時、私はどうしてもこの「甘いミートソース」が食べたくなった。
そう、ハマってしまったのだった。
実は松本には、ソウルフードとも言うべき変わった食べ物が他に二つある。
「デリーのカレー」と「フォルクスラーメン」(この時はフォルクスワーゲンからクレームが付いて???「松本ラーメン」と名を変えていた)。
「デリーのカレー」は土蔵のような建物が特徴の超和風味のカレー屋さん。
「フォルクスラーメン」は、https://tabelog.com/rvwr/000638412/rvwdtl/B323448051/
この二つも、初めて食べたときには「なんだこれ?」と思うが後にハマる人はハマってしまう類の店だった。(現在は両店とも閉店してしまった・・・残念!)
私がこの「ヤマナミ」も松本人のソウルフード的存在だと知ったのはこのころだった。
私は関連会社の同僚や、今度は自分の家族を連れてこの店にやって来たこともある位好きだった。
ところが・・・、
この店はその後、駅前通りに縮小移転した後に閉店してしまった。
そのころ私は同じ「甘いミートソース」の店として、愛媛・松山にある「でゅえっと」と群馬・高崎にある「シャンゴ」を知ったので、勝手に「日本三大甘い系ミートソースの店」と名付けていたのだが、その一角が崩れてしまったことはとてもショックだった。
時は流れ、一昨年だったか?、長野の知人から、「ヤマナミ復活プロジェクト」なるものがあり、一夜限りだったが「ヤマナミ」が復活したという話を聞いた。
店のご主人がまだご存命なので実現したとのことだった。
そして昨年「キッチンヤマナミ」が安曇野で復活したと聞き、今回の蓼科の休暇中に必ず行こうと決めていたのだった。
前置きが長くなりましたが・・・、
安曇野の郊外ののどかな場所にそのおしゃれな店はあった。
テラス席が似合う環境の中、ウッディな内装の店内は、松本時代の味気ない店とは180度違ってとても雰囲気が良い。
週4日(木~日)しか営業していないという事で、今回ここまで待って訪れた。
私は明らかにこの店に来るのがメインだったのだが、義妹やその娘2号には「松本城へ行ってみよう」と口実をつけてやって来た。
そして当然のことながらこの店のことは何も話していなかった。
「ふふふっ・・・。」
久しぶりの「ヤマナミ」に私は少し興奮していたのか、「何にしますか?」との問いかけに、思わず「あのミートソース!」と答えてしまった。
開店直後のため、客はまだ我々だけだったので問題はなかったが、もし知らない人が聞いていたら引いてしまう人もいたかもしれない(笑)
結局「ヤマナミ風スパゲティ」を注文。
あのミートソースの上にエビの串焼きが乗っている一番人気の商品とのことだ。
久々の「ヤマナミ」は以前よりはいくらか抑え気味かと思ったがそれでもやはり甘かった。
実は、私の家族(妻と今朝茅野駅で合流した息子2号)は、かつての「ヤマナミ」に一発でハマった留学中の息子1号が、よく高崎の「シャンゴ」のレトルトソースを取り寄せていたこともあって慣れていたので、「懐かしいねぇ」と言いながら美味しく食べたのだが、義妹の家族はおそらく初めてであろうこの「甘い系ミートソース」をどう思っただろう?
「ふふふっ」・・・私のいたずら心に火がついて二人の反応を興味深く観察していた。
案の定、二人ともひと口めを口にした時、とても驚いたような顔をして顔を見合わせた。
そしてふた口めを食べながら、義妹が妻に「このミートソース、甘くない?」・・・ふふふっ。
「そうよ、ここは甘いミートソースなの」と妻が言うと、義妹は「え~、そーなの?」と場もわきまえずに不満そうな雄叫びを上げた。
どうやら酒飲みの義妹には口に合わなかったようだ。
(でも、この後ハマるかどうかは知ったこっちゃない・・・ふふふっ)
でも、その横で娘2号はまんざらでもないようで美味しそうに完食していた(笑)
聞けば、ここのオーナーは松本の店で常連だった方とその奥さんとのことで、開店時にはしばらく松本時代のご主人も手伝いに来ていたそうだ。
「なので、この味はあの『ヤマナミ』の味そのままです」とのこと。
奥さんの接客もとても心地よい。
私はとてもうれしかった。
後継者不在で個性的な店が次々消えてゆく中、こうして復活する店のいかに少ないことか?
私はとても心地よい余韻と満足感をもって安曇野を散策して松本に向かったのだった。
ちなみに、この店は好き嫌いがハッキリする類の店です。
もし行こうと思う方はご留意ください。
また、病みつきになっても当方は全く関知いたしません。
「ふふふっ・・・。」