山麓線にて。 : Cafe 羅山

久々の松本。←他でも書いたけど２か月ぶり。
やっぱりいいですな。第２の故郷。

この回の松本登場は、穂高に配属されてたときの同僚との久々の再会が予定されておりました。
う～ん、懐かしい。穂高配属のときは島立に住んでたから、通うのはまだ楽だったな～。石芝、島立、野溝、沢村と松本市内を転々としていたりする。←しかもパチ屋が結構近い。
居住地の近場でいろいろ美味しそうなお店を探してみたりしたもんですが、まだまだ足りなかったな～。

でだ。
同僚は現在も穂高在住。穂高はいいお店、ほんとにたくさんあるんですよ。
でもね～難点がひとつ。・・・・そのほとんどが火曜休み。
「ほんとに笑えるくらい、穂高は火曜が休みのお店、多いんだよ」
って、同僚さんが言うんだけど、大げさだな～くらいにしか聞いてなかった。
・・・ほんっとに火曜休みばっかりなんだよ。
「次に来るときは火曜以外にしてね」
って言われちまった。
・・・でも、もっちっち、火曜休みが多いんだよ。火曜休みのせいで、最後の配属先の近くの大好きなケーキ屋さんにも行けねえしな。←松本市内だけど。そこも火曜休み。

で、そんな火曜日。
「確かそこは無休だよ」
という美味しいお店があると言う。イベント開催のときなどはカフェ営業しないこともあるらしいけど、基本的には無休。
「石焼ビビンバ好き？」
うわ～っ、めっちゃ好き。ということで、こちらのお店に案内してもらいました。
でも、運転はもっちっちだよ。

お店は穂高の山麓線沿い。正しくは長野県道２５号・塩尻鍋割穂高線。安曇野市内を特に山麓線って呼ぶね～。塩尻あたりじゃ山麓線とは呼んでない。
塩尻とか松本で山麓線って言ったら、中山のほうを通る「東山山麓広域農道」のほうだ。
どちらの山麓線も見晴らしが非常によく、それ以上に走りやすい。特に塩尻のほうは夜景が実に素晴らしい。

んでだ。
松本方向から山麓線を走ってくると、アートヒルズの手前。左手に看板が出てきます。つうか、看板もあるけど、お店そのものが山麓線沿いです。
横ちょの細い道を入って、裏側の駐車場へ。
テラス席も見えます。
木造のシンプルだけど、風情のある田園の中の民家って感じ。

カフェの奥には別棟でギャラリーがあるよ。
本来はギャラリーのみだったんだけど、２０１４年にカフェをオープンさせたとか。
ギャラリーは李朝の家具などをメインい扱っていて、修理も受け付けてくれるらしい。
展示会もやってるらしいよ。
それにカフェでも、韓国料理の講習会も定期的に開催されているよ。食べるだけじゃない楽しみもこのカフェにはある。

山麓線側にも玄関はあるけど、駐車場のある裏側の入り口から入る。
なんかすごい落ち着いた佇まいっていうの？　これで和食出しても、イタリアン出してもおかしくない。なんにでも使えそうなムード。
でも、韓国料理の専門店なのよ。
テーブルメニューの他にも、店内には手書きのメニューも。

ちょうどよくランチタイムの真っ最中。
先客は３組ほど。テーブルは７～８ほどあって、裏庭に向けてカウンター席もあります。
なんのBGMもない、ほんとに自然の音を聞くってやつ。←いまウマいこと言った！
ビビンバにプルコギ、冷麺、チヂミなど、日本人でもおなじみの韓国料理。他にもジューユポックンっていう、もっちっちは聞いたことのない料理があるよ。
おやつには自家製スイーツのほか、パッピンス←韓国かき氷、これが激ウマらしい。

席に着くと、まずお冷代わりの「もろこし茶」が登場。
韓国では、このモロコシ茶がすごくポピュラーらしいよ。これが飲みやすくて美味しい！
特筆すべきは鉄分が実に多く含まれていて、他にもカリウム、食物繊維、ミネラルも豊富で体に良いお茶という点。そんでもってノンカフェイン。
そう聞くと余計にありがたく感じてしまってグビグビグビ。
速攻でお代わりを注いでいただく。

そんで石焼ビビンバにする～。１４００円。
まずワカメのスープの登場。
カクテキも出していただいて、これが美味い！　辛いんだけど、辛いだけじゃない。水くれ～って辛さじゃなくて、食べたらつい次が欲しくなる辛さっていうのかな。

さてさて本命の登場です。
アツアツの鉄鍋に具だくさんのビビンバ。ご飯に盛り付けられてるナムルは季節により変わるよ。
辛さの調節は注文時に希望を伝えればバッチリだよ。最初に出てきたスープを少し回しかけして、鍋肌からご飯を引きはがすようにして混ぜる。
早く食べたいなって思いながら、ジュージュー言わせながら混ぜるのが、石焼ビビンバの楽しみでもある。←一番の楽しみは味だけど。

過去にものすごい油ギッシュな石焼ビビンバを食べて、胃もたれしたことがあって、それ以来、石焼ビビンバではなくビビンバを食べてたんだけど、久しぶりに石焼を食べて、う～ん、やっぱり美味い！って思った～。
う～ん、美味いよ～。やっぱり石焼ビビンバ好きだ～。一度の胃もたれで撤退なんかするもんじゃない。
少なくとも、３回胃もたれしたら考えよう。
これは今まで食べたことのあるビビンバよりも格段に野菜が多いことも、スッと食べられる要因かも。

静かな店内でのんびりと食べる。こりゃ～幸せだあな。
やっぱり美味しいものを食べてるときって至福だね。←当たり前だけど「至福」って打ったら「私服」って最初に出たよ。けど、なんのこっちゃって感じだ。
上手く混ざってなくて、ナムルだけのところもあったり、白米だけのときもある。そして、香ばしいオコゲになってるところもある。
ひとくちごとにちょっと違ってて、それがビビンバの面白いところ。そのままでもちょっぴりピリ辛なんだ。さらに辛くしてもらうとなると、やっぱりコチュジャンを入れるのかな。
そうそう、結構な量あるよ。←最後にそれ言うんだ。
だもんで満腹。さすがにパッピンスまでは手が出なかった。

だから～、ちょこっと穂高ドライブをしてお茶するところを探そうじゃないかってことになった。
火曜でもやってるお店、見つけなくちゃ。