今回は十割そばにトライ : そばのさと

長野県の茅野にあるお店です。
戸隠でお蕎麦を食べた後、諏訪大社の本宮をお参りして、奥さんの要望で茅野駅前のアニバーサリーチロルで「くるみかれん」を購入するために茅野へ。その後、ここまで来たらやはりこのお店に寄らなければなりませんね。（笑）

１５時過ぎに入店しましたが、４組ほどのお客さんが入っています。窓際のテーブル席に案内されました。前回は、「どうづきそば」を頂きましたので、今回は「十割新そば」：1,500円をお願いしました。

今回も10分くらいでお蕎麦が到着です。
「十割新そば」は、白い反った角皿の上に笊が引かれて山盛りにお蕎麦が盛られています。白っぽい見た目のお蕎麦で透明感があって艶々していますね。切りは少し細切りですが、かなりの粗挽きなのでしょう、切りのエッジが立っているように見えて良く見ると表面が波打って凸凹しています。白っぽい薄皮と赤い星が沢山飛んでいます。

グラスに入った水そばが一緒に出されます。まずは付け汁を付けずに水で食べて下さいという事のようです。私は何も付けない方が好きですが、一応水で頂きます。

次に何も付けずに一口頂きます。口の中に強い風味が広がります。粗挽きでかなりジューシーな印象です。甘味があって美味しいお蕎麦だと思います。美味しいんですが、やはり期待していた香りは感じられませんでした。

この十割そばはどうづきそばよりも繋がりが良いので普通に啜って頂けます。少し甘目のつけ汁を少し付けて一気に啜って頂きました。汁との相性は良いと思います。

このお店のお蕎麦はかなりの粗挽きなので遅い時間帯では、私の弱い鼻では香りを楽しむのは厳しいのかも知れません。次回は口開けを狙って来ようと思いました

ごちそうさまでした！

長野県の茅野市にあるお店です。

駒ヶ根で美味しいお蕎麦を食べた後、諏訪大社の4社（上社前宮、上社本宮、下社春宮、下社秋宮）を回り諏訪湖を一周した感じです。御朱印代は通常の神社は300円ですが諏訪大社は500円するので、4社回ると2,000円かかります。

最後の秋宮の参拝が終わったのが、14時半でした。せっかくなので近くの茅野にあるこのお店にやって来ました。私がフォローしていて信頼している諸先輩の方々が高評価をしているお店ですので期待できますね～。

お店はビーナスライン沿いにある大きなお店です。15時過ぎですが、3組のお客さんがお蕎麦を食べていました。窓際の4人席に座ってメニューを見ます。
お店のお勧めのメニューが別に大書されていました。

・八ヶ岳山麓産地紛の「どうづき十割そば」：1,600円
・夏一番の十割新そば：1,500円

普段なら、この両方を頼む所ですが、諏訪大社で2,000円使って来たので、ここでお蕎麦２つで3,100円を払うのは躊躇します。（笑）
とりあえず私は「どうづき十割そば」、奥さんは普通の「ざるそば」760円を頼みました。

どうづき蕎麦の説明はこちらを見て下さい。
『古代からの伝統の技 「水萌千本杵搗製法」
八ヶ岳山麓のそばの実を甘皮付きのまま低温水につけて、人間の手でできない部分を千本杵搗機で直捏ねして、そばの生地にする。 粗搗きでありながら手打ちで細切りにするという矛盾を解決する職人技。 甘皮のあまみとそばの香り高い手打ち「どうづきそば」の出来上がり。　　　　　　　信州茅野 どうつきそば - 茅野商工会議所』

10分くらいでお蕎麦が到着です。まずざるそばが来ました。白っぽいお蕎麦で甘皮の星が飛んでいます。これもなかなか美味しそうですね。一口頂きましたが、風味があって普通に美味しいお蕎麦です。このお蕎麦はリーズナブルに感じました。

さて、いよいよ「どうづき十割そば」が登場です。白い反った角皿の上に笊が引かれてお蕎麦が盛られています。こちらも白っぽいお蕎麦で透明感があって艶々しています。切りの太さは少し太めで粗挽きそばのように表面が波打っていて野趣一杯のお蕎麦です。白や赤っぽい星が飛んでいます。通常は取り除く花がくも一緒に捏ねているのでしょうね。

一口頂きます。柔らかくて水分量が多い印象のお蕎麦です。うまく啜れないのでもぐもぐと食べる感じになります。見た目通り風味が強いですが、期待した香りは感じられず、穀物感もありません。かなり甘味が感じられるお蕎麦です。

つけ汁は、信州風の甘味が強くて弱めの汁です。汁にどっぷりと付けて食べるタイプの汁です。このタイプの汁もきらいではありません。
弱めの汁に浸してもぐもぐとお蕎麦を食べる事になります。

午前中に頂いた蕎麦は香り高くて満足したのですが、このお店のお蕎麦は残念ながら香りを楽しめませんでした。
まあ、同じお店でも日によって（打ち手か玄蕎麦あるいは天候の違い？）香りがあったり無かったりすることは何度か経験しているのでしょうがないですね。行った時間帯が悪かったのかも知れません。

このお店は、普通のざるそばもこのお蕎麦も一口分だけ別に水そばで食べるように出されますが、個人的にはそのまま食べる方が好きですね。

ごちそうさまでした！