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mmatさんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
ル・シャモイーヴル
|
---|---|
ジャンル | フレンチ |
住所 | |
交通手段 |
軽井沢駅より車で10分 中軽井沢駅から1,310m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
席数 |
20席 |
---|---|
個室 |
無 個室のように仕切って使えるスペースあり |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 7〜8台可 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、オープンテラスあり |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | ペット可 |
お子様連れ |
子供可 |
備考 |
ランチは2800円のプリフィクス |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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「酔っ払った駱駝」。何とも風変わりな店名だが、中軽井沢から軽井沢方面に18号線を数分、通りに面した瀟洒な家。
雨が降っていたが、車で駐車場に入ると、傘を持って出迎えてもらえた。
店内に入るといきなり2つのテーブル、これは後で分かったが、ワンちゃん連れのお客様用。更に、自動扉を抜けると、感じの良いダイニングルームとなる。
夜のコースは5800円(税サービス込6,264円)、8,000,10,000円超えの3種類のコース。
初めてなので、5,800円のコースにしてみたが、これは前菜2種、スープ、メイン1品、デザートのハーフコース。
メインは料金内で魚1種類、肉はシチュー、鶏、豚、牛(追加料金)、子牛(追加料金)から選択となる。
初めに断っておくと、真反対の話をこれからする。好みの問題、シェフの狙いを理解でき無いこちらの問題があるのかもしれ無いので、誤解しないで頂きたい。
と言うのは、ビックリする様な料理もある反面、あくまで個人的に塩加減に注文つけたくなるものもある。
フロアのサービスが素晴らしい(説明が少し早口)、店の雰囲気が良い、立地も良い、パンまで自家製。ここまで揃っていれば、更なる進化に期待して、言いたい放題言わせて頂く。
テーブルにつき、予め、コースの内容(価格)は伝えてあったので、5,800円のコースのメニューが準備される。
チョイスは2つ。メインの内容の決定と、デザート2種類からの選択、そして飲み物の決定(コーヒー、エスプレッソ、紅茶、ハーブティー)。
3人で出向いたがここでちょっとした問題が発生する可能性がある。鶏は2人揃うこと。豚は2〜3人揃うこと。細かい話だが、3人鶏は選択出来ない、2人が魚又はシチューを選択すると最後の一人は鶏又は豚を選ぶことが出来ないことになる。鶏、豚はローストされる訳だが、ローストの処理上、固まりで行う必要がある為仕方のないことなのであろう。
私達は幸いな事に、一人が魚を選択し、二人が豚のローストで意見が一致したので、私のメニューは次の様になった。
前菜1:味噌のスフレとリコッタチーズをベースにしてトマトジュレにガスパッチョアイスを乗せて
前菜2:鯵のカルパッチョの野菜サラダにイカスミチュール添え
スープ:カリフラワーのポタージュ
メイン:コメ豚のロースト温菜添え
デザート:メレンゲのデザート イチジク添えキャラメルのソース
コーヒー
アミューズ:4種類のベリーケーキとマシュマロ
デミタスカップの冷たい紅茶
前菜2種とスープ迄は素晴らしい。
最初の皿の意外な素材の組み合わせ、量が少ないので、一口か二口で味わい切らねばならないのが残念なくらいである。実は、説明を聞くからなるほど素材が感じられる、と言う体たらくなので、偉そうな事は言えないが、美味しいものは美味しい。
二皿目は鯵のカルパッチョと付け合わせの野菜として味わってしまうと、ウンそうね、で終わってしまうが、皿のメッセージを感じ取ったのはイカスミチュール。黒くて薄いスライスは、見た目のアクセントとしてはインパクトがあるが、ここでも正直な話になるが、イカスミチュールの味は鯵、サラダとしてのドレッシングに鯵として絡んで来る程、強い味ではなく、説明があったので味わって、言われてみせばイカスミと言った程度。私が驚いたのはサラダを構成する野菜の一つ、これも口に入れて何なのか分からなかった。しかし、フワフワ、サクッ(ちょっと大袈裟)とした食感と仄かな美味しさがたまらない。何だろうと聞くと水茄子との事。生、もしかしたら生っぽく食べる為には、アク抜きが必要ではないかと言う意見も出たが、あまりクドクドとフロアの女性に聞く訳にもいかないので水茄子を聞くだけで精一杯。頭の中では、主役の鯵と水茄子とイカスミチュールが入れ替わりカルパッチョのサラダでは無くなった。
カリフラワーの冷製ポタージュスープも前菜2品に頭が支配されて、冷静さを欠いていたかもしれないが、間違いなくカリフラワーの旨さを感じる素晴らしいもの。
実はチーズがかかった自家製のパンが出されていたが、前菜に気を取られて手をつけるのを忘れていた。
次はいよいよメインだと少しパンを口にしてビックリ。味が濃過ぎる。何でこんなに塩をきつくするのか混乱状態。もしかしたら、パンとしての塩の塩梅を、チーズが壊したのか、等と考えているうちにメインの豚肉のローストが登場。
見た目も美しく、焼き加減も適切。塩かげんもピッタリ。注文を受けてから、それなりにじっくりオーブンで弱火で熱したのではないかと思うが、十分美味しい。しかし、ブロックをローストする技として、10時間近く低温で加熱すると言う手法があり、つい、それを思い出してしまった。あまり小難しい事を言うつもりも無いが、注文確定してから、実質1時間弱で焼きあげなければならない訳なので、手段としては、これ以上如何ともし難いはず。焼き上げをカバーする技は、豚の肉質かソースという事になるが、豚の肉質の味まで分かる程、こちらの舌は肥えていないので、どうしても、ソースに頼りたくなる。そういった意味では、ソースは若干の工夫が欲しかった。
問題が一つ発生。メンバー一人の魚料理の塩加減がきつ過ぎるとの話。少しシェアして食べさせてもらったが、豚のローストの塩加減は丁度良いのに、何で?と言うレベル。どうしてこうなるのであろうか?
デザートは私の選んだメレンゲのデザート イチジク添えキャラメルのソースは素晴らしかった。味も複雑でイチジクと強過ぎるかなと危惧したキャラメルソースの相性も良く、大満足。一方、クレープを選択した二人は凡庸なデザートと評価が高くなかった。
コーヒー、これは私の好みに合わない、5〜10年前の勘違いコーヒー(あぶくが出ててば美味しいと言う勘違い)。少なくとも私の好みのドリップコーヒーとは次元の異なるもの。
少しガッカリした所に、アミューズ。このマシュマロが美味しい。
そして私的にはサプライズのデミタスカップの冷たい紅茶。コーヒーをお代わりする気は全く起きないレベルだが、この紅茶に救われた。
色々書き綴ったが、要は美味しかったのかと問われれば、全てでは無いが、かなり工夫されたハーフコースで美味しいものが色々出されそのレベルは非常に高いという事になる。
何故この様な書き方になるかと言うと、チーズパン味の濃さ、メンバーの魚の表面のおかしな塩加減、何故こんなレベルのものを出すのかと言うコーヒー。いっその事ハーブティーにでもすれば良かったと思う。
ネットを拝見すると、パンだけを販売されている様に見えるが、コース料理のパンと普通に外板するパンは似て非なるものでは無いか?年寄りに固いパンを出してしまう等、折角のレベルの高い料理を毀損してしまう事になるので、冷静に調整して、レベルを上げて頂くと、素晴らしい店になると思う。