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美肌ちゃん
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店名 |
峠の釜めし おぎのや 軽井沢駅売店 しなのそば売店(荻野屋)
|
---|---|
ジャンル | 立ち食いそば、うどん |
お問い合わせ |
0267-42-8048 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
しなの鉄道「軽井沢駅」 軽井沢駅から20m |
営業時間 |
|
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
(立ち食いカウンターのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 軽井沢駅北口西側町営駐車場が近くにあり |
空間・設備 | バリアフリー |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可(小学生可) |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1980年 |
備考 |
○『荻野屋』(峠の釜めし本舗 おぎのや) 明治18年創業 |
関連店舗情報 | 峠の釜めし おぎのやの店舗一覧を見る |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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軽井沢駅の
しなの鉄道改札付近にある、立ち食いそば
畳二畳もないくらいの、調理スペースを真ん中に挟んで
駅の通り側には2、3人
反対側には5、6人も立てば、
すぐ満員になるくらいの小さなスペース
氷点下の軽井沢
駅の構内と言っても、
扉で囲われた機密性の高い場所ではないので
行き交う人々
時刻表を眺める人々の吐く息は白い
そんな中、
この店だけは蕎麦を茹でる湯気と熱気で溢れている
かじかむ手をさすりながら店に入り
券売機でかけそばと、30円のネギのトッピングを選択
調理の女性に券を渡して待つ
セルフの水があったが、
今飲むと体温が奪われてしまうような気がして、やめておいた
生麺から茹でるため
少々時間がかかるが、
待ち遠しい気持ちを抑えて何の気なしに周りを見回す
スキー客、帰省客、観光客
大きな荷物を抱えた人々が、
いっときの暖を求めるかのようにやってくる
「お待たせしました」
透き通った茶色い汁に浸る、薄鼠色の蕎麦
まずは両手で丼を包み込む
気持ちがほぐれる温かさ
割り箸を割り、
ただ夢中に手繰る蕎麦は、しっかりと、でも柔らかく、旨い
ネギは切り置きされたものであろう
本来の風味は感じられないが
今の私には充分なものであった
ふと、
荷物を抱え大きなリュックを背負った、外国人が入ってきた
物珍しげな様子で券売機で買い、
私の隣に立つ
調理の女性が他のお客さんに蕎麦を手渡す時、
お客さんが受け取る時、
狭いので、その外国人に触れてしまう
その度に「スミマセン」と、
慣れない言葉でペコリと会釈する
ただでさえ狭い店内
大柄な外国人にはさらに窮屈であろう
それでもこの寒さの中、湯気と出汁の香りは
国を超えて惹き寄せるものがあるのかもしれない
「はい、どうぞ」
外国人の前に蕎麦が置かれた
彼は軽く会釈すると、慣れない手つきで割り箸を割り
少しの間、愛おしむかのように蕎麦を見つめながら
ゆっくりと手を合わせ、微かな声で
「イタダキマス」
その時、立ち込める湯気の中、
窓から差し込んだ光が乱反射して彼を照らした
神々しささえ感じるその姿に、ハッとさせられる
「イタダキマス」
作り手を通して、
その先の命あったものに生かしていただくという
その言葉のなんと尊い事か
当たり前過ぎて、忘れがちになる大切な事は
ふとした時に思いもよらない形で気付かされる事がある
私は残りの蕎麦を噛みしめ、
身体の隅々にまで暖をとらせるかのように汁を飲み干し
絶え間なくやって来る人に譲るようにその場を離れた
再び冷たい空気の中で
時折見せる日差しが暖かく 眩しかった・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
実は、あまりに混んでて写真を撮るのを遠慮したというのは
ここだけの話 ( ̄b ̄) シー