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【北アルプス 涸沢】 涸沢カールの山小屋です。
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河童橋から吊り尾根方面
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河童橋
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上高地～横尾
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上高地～横尾
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横尾大橋と屏風岩
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屏風岩
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横尾～涸沢
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横尾～涸沢 屏風岩
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横尾～涸沢
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涸沢小屋
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涸沢小屋
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個室（月）
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生ビール
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おでん
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夕食
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朝食
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涸沢カール
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蝶ヶ岳常念岳方面
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涸沢カール
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涸沢カール
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日の出
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涸沢カール
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涸沢小屋から涸沢ヒュッテ方面
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asakusa777
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
涸沢小屋
|
|---|---|
| ジャンル | 旅館・民宿 |
|
予約・ お問い合わせ |
0263-94-2538 |
| 予約可否 | |
| 住所 | |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥8,000～￥9,999
￥1,000～￥1,999
|
席・設備
| 個室 |
有 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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今週末の山歩きは奥上高地。
東京駅八重洲口発の夜行バスで上高地バスターミナルまでやって来た。
今日の目的地は涸沢。
通称「涸沢カール」と言われる氷河が削り取った跡の岩の盆地のような場所で、穂高連峰登山のベース基地となる人気のエリアだ。
上高地から涸沢まではけっこう遠い。
横尾分岐まで林道を歩くこと3時間、そこから左に折れて橋を渡ると涸沢へと続く山道を4時間（曲がらずに真っ直ぐ行くと槍ヶ岳）、休憩を入れて計8時間の長丁場でなかなかハードな体力勝負を強いられる。
でも、到着したときに僕達を迎えてくれる景色はまた格別で、頑張った甲斐があったという気持ちになる。
目の前に広がる広大なカール、見上げれば左端に前穂高岳、そこから奥穂高岳へと続く吊り尾根がなんとも美しい。
上高地の河童橋から見る吊り尾根の丁度真裏に来たわけだ。
また、この時期は北アルプスは夏山シーズンの準備期間で人もまばら。ここ涸沢にあるもうひとつの山小屋の涸沢ヒュッテもパノラマテラスを組み立て中だった。
少し淋しい感じもするが、こーゆー雰囲気も嫌いじゃない。
静かに涸沢カールの夕暮れを相方と楽しんだ。
空いている時期に来た特権か、あてがわれた部屋は個室だった。
北アルプスでも人気の高いエリアの小屋なだけにすし詰めを覚悟してきたが、これはとてもラッキーだった。
さらにラッキーだったのは、夕方まで曇りがちだった天気が夜はばっちり晴れた事だ。
満天の星空を横切る天の川まではっきりと見えて、これぞ山ならではの豪華な景色を思う存分堪能出来た。
食事は写真の通り、シンプルだけど美味しくて、山小屋としては十分だろう。
しかし、ラッキーだったのは夜までだった。
翌朝は曇り。
予報では午後から雨で翌日いっぱい降るとなっていた。
この日僕達の計画は北穂高岳に登り、3000m超の山小屋でのんびりしようというものだったが、曇りでは景色は全く楽しめない。下界で曇りということは山の上はすっぽりガスの中という可能性が高い。
また、次の日の雨の中での南稜の下りはかなり憂鬱だ。
他に二組、北ホに登る予定の人達がいたが、一組は目的地を奥ホに変更して、もう一組は上高地に下山する事にしたと言っていた。
確かに、雨の中での下りを思えば北ホ南稜よりも奥ホのザイテングラードの方がまだマシとも言えるが、僕達も悪天候の中の岩稜帯歩きという、根性論的試練を自ら進んでやるタイプでは全くなく、「楽しくない登山はアホらしい」がモットーなのも相まって、早速下山する事にした。
「ねえねえ、だったら河童橋まで戻ってお風呂のあるホテルに泊まろうよ」と相方、「もちろんそうしよう。去年の秋に行った嘉門次小屋で岩魚を肴にいっぱいやってこうか？」と僕、「それ最高、もう決定ね」となって一目散に下山した僕達だった。