【ラーメン　尚念】濃厚つけ蕎麦を食べろ！！再訪③ : つけ蕎麦 中華蕎麦 尚念‏

【食べてほしいもの・おすすめ】

・濃厚つけ蕎麦　950円
・濃厚つけ蕎麦 大盛　1050円


松本屈指の人気店となりつつあるつけ麺･醤油ラーメンがイチオシのお店です。
ラーメン店としてもまだまだ新店の部類で、週末やピーク時は行列必至なので計画的に伺うことが望ましいです。
一方で開店時より客足が落ち着き、オペレーション等が非常に良くなったと聞きまして最近またお世話になりつつあります。
当初より配膳･調理される店員さんが増え、配膳までのスピードも比較的早く、接客も明るくなっており僭越ながら驚かされました。
カウンター席はご時世からすると若干狭めの気もしますが清潔感のある広々とした店内は良いです。
本格的なつけ麺を提供されるお店は相変わらず少ない地域ということもありますが文句無しのレベルだと考えます。
値段は気持ちお高めな気もしますが通常メニューでもトッピングが豪華で凝られているので妥当かなとも思います。
麺は硬めの太麺ですが以前より細くなり全粒粉も減った印象でツルツル感があり白っぽくもあります。
つけ汁は魚粉×動物の甘めで膜が張るほど油もしっかりあります。
チャーシューやトッピングなども日々変えられているようで通い続ける楽しみがあります。
八幡屋七味も甘めのツユと相性が良く毎回の楽しみになると思います｡
細かいことではありますがつけ汁の器の配置が左になったのも少し嬉しいポイントではあります。

【食べてほしいもの・おすすめ】

・濃厚つけ蕎麦　950円
・冷やし濃厚つけ蕎麦(限定)　950円
・大盛　1030円
　

定番のつけ麺も松本界隈では間違いなく1.2を争うクオリティであり、私自身つけ麺好きと言うこともあり定期的にいただいています。
偶然かもしれませんが店主?の方は見かけないことが多いです。
今回は限定の冷やしつけ麺があるということで伺わせていただきました。
冷やし濃厚つけ蕎麦は、つけ汁のみ変更されています。
通常の濃厚つけ蕎麦とは異なったもので、見た目通りの動物系のクリーミーな味わいです。
セロリのような香草系の香りと冷さたからサッパリした感じもあります。
一方で通常の濃厚つけ蕎麦のような甘さやコッテリ感もあり、少し重いつけ麵という印象です。
数種類たっぷりの薬味や2種類の七味で味を変えながらいただくこともできるはすごくいいと思います。
麺に関してはツルツル系でコシもあり、非常にクオリティが高く美味しいと思います。
ただしコスパ面では1000円に近いことを考えるとやはり高い印象です、周辺店と同価格程度になれば文句なしのお店だとも感じます。

失礼を承知ですがオペレーションについてもいくつか気になる点があります。
提供まではかなり時間がかかります、調理から盛り付けまで丁寧にされているということもありますが、開店一周目でも10分～30分ほどかかることが多いです。
ゆったりと調理される様から職人と捉えていいものかどうかという感じです。
衛生面などで疑問な点があります、オープンキッチンということもあり調理や接客の兼ね合いで目立つ行為を何回か伺っています。
同席した知人も含め再訪は悩ましいという内容なのでいかがなものかなという印象ではあります。

【食べてほしいもの・おすすめ】

・濃厚つけ蕎麦　900円
・大盛　980円
　

【総評】

相変わらず開店より多くの方が並ばれています、平日でも一週目で座るためには15分前くらいには行く必要があるかもしれません。
何回か伺って前回のレビューよりちょっと印象が変わりました。
当日だけかもですが、トッピングは３種類で柑橘がなくなり白ネギが増えていました。
チャーシューは豚一枚から豚と鶏胸になり、レアでとてもいいです。
お店の雰囲気は相変わらず上品でよく、食べ応えのある麺や甘みのあるこってりスープ、松本でつけ麵を推すお店ではトップクラスです。
ただし、あくまで松本近隣ということであり、つけ麵激戦区の東京のお店と比較すると多少ですがこだわり・職人気質・洗練さなどが足りない印象もあります。
少し大味なところもありますし、同系のつけ麺屋ができるなどお客の選択肢が増えたら競争になるかもしれません。
しかし、これほどのものを松本でも食べられるということに価値があると思います。
上品な内装や良いものを出されていることもありますが松本のラーメンにして少しお高めで、更に11月中旬より価格改定されるようでこれからが正念場かもしれませんが、これからも応援したいお店です。

【食べてほしいもの・おすすめ】

・濃厚つけ蕎麦　900円
・大盛　980円
　

【お店の雰囲気】

シンプル・ムードがある


【総評】

南松本駅付近にある新しいお店です。
複数店舗が入る大きな建物の一階にあるため駐車場はたくさんありますが、混雑時は狭く、交差点に面しているため出入りは注意してください。
店内は無垢のようなシンプルかつモダンで格好いいです、カウンターとテーブルが数個で広々しています。
人気店なのと新規オープン店なのと提供できる杯数の少なさが相まって行列ができることもありますが、待合室が広いので比較的空いている時間を狙いましょう。

何と言っても見た目が美しいつけ麺です。
シックなお皿に綺麗に盛り付けられた麺、チャーシュー、薬味は、和食屋のような味があります。
麺は、全粒粉に近いためしっかり固めの麺ですがツルツルのどごしがいいです。
胚芽麺のようだとザラザラしてしまうことが多いような気がするため、この絶妙なのどごしで固めな麺は最高です。
つけ汁は、粘度があり甘めですが、そこまで塩味がなく動物が前面に出たコッテリです。
薬味はネギ、細ネギ、赤玉ねぎ、ゆずで、唐辛子との相性もいいです。
チャーシューも厚さがありますが低温調理のようなとても柔らかジューシーでレベルが高いです。
松本では東京のようにつけ麺を食べる文化がありませんので、先陣を切って新しい風を吹かしていけるかもしれないお店でしょう。