「ラーメン持ち帰り」に無限の可能性の拡がりを感じた（凌駕IDEA＠ #松本 高宮南） : 凌駕IDEA

１１月中旬以降、"勝手にＴｏＧｏＥａｔ！" キャンペーン中です。

テイクアウトの注文が、お店にとってイレギュラーで対応するものだとなかなか利用しにくいです。
・オードブルや会食用弁当だけではなく、店舗内で通常提供しているような内容や価格帯のメニューがある
・注文最低個数の制限なし
・ホームページやSNSでメニューや価格、条件が明示されていてスムーズに選択、注文できる
といった、通常営業の一部としてテイクアウトというチャンネルに前向きに取り組まれ、
継続的にノウハウを蓄積されているお店を選んでお世話になるようにしています。


さて

テイクアウトになかなか移行しにくいのが麺もの。
転倒汁漏れリスク、麺伸び、冷めやすく食味が低下しやすい・・など、
もとからテイクアウト向きとはいいづらく、
コンビニ麺やチルド麺、銀鍋麺、冷凍麺、乾麺、袋インスタント麺、カップ麺・・など、
代替品がたくさんあることから、そもそもテイクアウトのニーズがあまりなかったイメージ。

昨今の事情からテイクアウトに乗り出すラーメン店さんも多くありますが、
餃子や唐揚げ、ミニ丼などのサイドメニューだけといったお店がほとんど。

そんな中でも半年以上前から積極的にテイクアウトに注力されているのが凌駕系列のお店。
凌駕・麺とび六方・吉祥寺武蔵家、各店でそのお店の主力メニューのテイクアウトを提供されています。

店頭注文も可能ですが（他のテイクアウトではなかなかこのスピード感はない）、
電話予約の方がスムーズに受け取れます。

ニボジロー(\830・容器代込)を電話でお願いし、時間に受け取りに向かいました。
（信州GoToEat食事券＋PayPay）

（実は、ラーメンのテイクアウトと聞いてはじめは信越明星さんが出してる凌駕のチルド麺のようなものをイメージしていました。しかし実際は、そういった想像を”凌駕”するレベルのお店で食べるラーメンでした）

テイクアウトしてきたスーパー袋の中身は
フードパックに入ったゆで野菜（もやし＋キャベツ数片）と丼ぶり、トッピング２つ。
丼ぶりの方は底が平らで転倒しにくく、手提げビニール袋への収まりもよいデザイン。
中皿に麺（極太平打ち）と豚が入り、丼本体にスープが入った「セパ盛り」構造。
（我が地元が誇るエフピコの商品。商品名”DLV麺”で検索。蓋・中皿・本体各\10くらいで@約\30です）
そして小さなパックに、刻みにんにくと「じろう粉」が入ってます。

温め方（食べ方）のフライヤーが一緒に入ってます。
丼はセパ盛りのまま５分、野菜パックは１・５分レンチン。
温めたあとスープに麺を投入して軽くほぐしたのち、トッピングして完成。
（なるべく次郎感が出るようにトッピングしてみました。
　じろう粉・にんにくはのちほど味変に使うため未使用）
電子レンジさえあればどんな場所でも簡単にマッシュアップできます。

お味はお店で食べるのと比べてまったく遜色を感じません。
極太麺ならではのパツン感もちゃんとあります。

-----

昔は次郎も一人でゆうに完食してましたが、今回は２人でシェアしてそれでも十分なボリューム。
「１杯のラーメン」だけオーダーして２人でシェアなんてお店じゃなかなかできないです。

なかなかじっとできない子ども連れのご家族、その他さまざまな理由でなかなか外食が難しい方にも、
ラーメンのテイクアウトは平等です。

また、自宅なので味変も自由自在。
薄めが好きならお湯を足して調整すれば「薄めオーダーしたけど薄すぎ・・」「もっと薄くしてほしい・・」ってことはなくなりますし、酢やマヨネーズ足しなど邪道寄りの味変も気兼ねなく、激辛マニアの方は自宅にお持ちの高スコヴィルアイテムを入れるのも自由です。

トッピングも。さらにカット野菜を足して野菜マシマシマシ・・や、生卵を落として少し加熱してときたまラーメンにも。
ベースの美味しいスープを使って、ラー茶や雑炊はもちろん。
すこし出汁を足して鍋料理だとかポトフに、さらにカレーにもリメイク可能・・・
ジュレにすればサラダにかけてもいいかもしれない。

いわずもがな、世界に誇れる日本の美味しいラーメン。
松本も激戦区と言われてその中でもトップグループにある凌駕さんのラーメン。
ほぼお店そのままのラーメンをお持ち帰りできることで可能性は無限に拡がります。

征矢野から自衛隊入り口前（元三宝亭）へ移転した凌駕。
（征矢野の箱は、デカ盛り系定食屋（吉祥寺武蔵家のエリアFC?）に業態チェンジ。）

ホワイトペイントの明るい内装で、ファミリーやおひとり様でも入りやすい感じになりました。
お手洗いも男女別。
あと、メニューが充実しましたね。
トッピングの自由度が増して、以前のお店ではできなかった野菜たっぷりトッピングができるように。
これは訪店機会が増えそう。
そして辛味噌ビリーやスーパーレッドは健在。

半麺のインセンティブは特になし。
アブラの増減とかと同じ扱い。
一方大盛無料なんで、大盛の方にごちそうしていると思えばいいか。