昼は担々麵専門店 : しなののてっぺん

居酒屋として有名なお店ですが、2021年春より昼は担々麵専門店として営業しているようです。

靴を脱いで上がる。玄関左手に木の扉があり、そこが下駄箱。ちょとわかりにくい。
担担麺のメニューは３種類。ネギ乗せ、チャーシュー乗せ。味のベースが同じか不明。
辛さは聞かれなかったし、特に記載は見当たらない。
オプションで卵とかライスとか。
今回は一番スタンダードな担々麵と唐揚げ・ご飯セット（300円）を注文。

担々麵、3分くらい?正確な時間は覚えてないが、5分は立ってなかった。超早くてびっくり。
ちなみに唐揚げが出る前に食べ終わりそうだったので、食べるスピードを途中からゆっくりセーブ。唐揚げはアツアツ揚げたてでうまかった。

まず麺だけを。中太。まあ、そこそこ太さがあるから、もっちりはあるけど…あの…コンビニの坦々麺の冷凍っぽいような麺の歯ごたえ。外側変に柔らかいみたいな。あと風味とか弱いってのか。
提供が早くて冷凍麺かもという先入観があったとは思う。しかし現在は太麺でも早ゆで麺もあるしね。ゆでたものかもしれないが、正直素直に麺が今一つな味に感じた。
次、肉みそだけをつまむ。たっぷりは嬉しいが、冷えっ冷え。ほぐしずらい。
ここから速攻かき混ぜる。担々麵はとにかくよくかき混ぜるべし。しっかり底から何度もかき混ぜ、すぐさま麺をすする。
うん。味付けはいいね。中辛位だとは思うけど、少し辛口よりな気はする。辛いのが苦手な人は、卵とか入れても厳しそうな気はするね。
山椒が強いとか、そういうことはない。全体に食べやすいのだが…。正直、飽きてきた。あと麺の味がやっぱりイマイチでこれも飽きた原因。麺量自体は特に多いとは感じなかった。
卓上の辛味を投入。勿論辛さは増すも、味が締まって美味しくなった。ただ、香りがもっとあればいいなと思った。花山椒でもちょっとあればいいなと思ったりもした。

よく混ぜたから、冷めるのは当然だが、かなりぬるい仕上がり。汁なしはアツアツの食べ物ではないが、あの温度は他の店では体験したことないかな。肉みそは少し温めて出してほしかった。
あと麺の味は最後までピンとこなかった。低温で茹でたような感じの麺。麺の外がぐにゃんとしてて…。
最後にダイブ飯（白飯）を1/3投入して食べ終える。麺のカンスイ臭さはあんまり感じず、食べやすかった。あと汁が残ってるのは嬉しいね。たまに汁が残らない店もあるから。

あとからあげ3個とごはんが300円で頼めるってのがいいね。レモンも大きかったし。
からあげ、うまかったです。

杏仁プリンを頼もうとしたら、まさかの売り切れ。代わりにアイスの提案があったが、アイスはどこでも食べれるので断った。
ちなみに12時前に頼んだのだが。店内も2，3組だと思う。年末もあるのか、余り用意してなかったのだろうか。それにしても早い売り切れ。担々麵の提供スピードといい、なにかと早い店だと思った。


最後に。同日夜、コンビニFの冷凍担々麵を買って夕飯に食べてみる。
味付けは店の方が断然美味しい。店のは辛味の中に旨味を強く感じた。
あとコンビニ麺は付属の辛味を全部投入するも、辛さは店の方が辛く感じた。
ただ麺は…私の馬鹿舌では申し訳ないが、そんなに大差を感じなかった。
仮に麺が美味くても、味変をする時点で、やはり味に物足りなさを感じたのかもしれないと、昼を振り返った次第である。

ここは雰囲気もサービスもとにかく賛否両論であろう。一言で言えば「うるさい」か「元気」「活気」ととるか人それぞれ。ただ、間違いなく「静かな店」とは言いがたい店だ。そもそも「静か」という言葉をこの店に求めるのは間違いであろう。


本気の朝礼で有名なしなののてっぺん。噂は聞いていたが店は想像以上の声だしであった。若手のスタッフが多いのによく教育されているなと思ったし。笑顔も作り笑顔とはいえ完成度が高いと思った。また、個々でお客さんとちょっとした交流なんかかもいい。確かにうるさすぎると思う反面、私は接客全般は悪くはないと思う。
というか、この界隈の接客で欠けているもの・・・をここで改めて色々と感じた次第だ。分け隔てなく振舞う。テンション常に高く。すばやく。色々あるし若いスタッフ中心でこれだけの行動が出来る教育に驚いた次第である。
色物と捉えるか何かを学び取るかはその人次第であろう。その点、私にしては珍しくサービスを3.5と高めにした。
この街に欠けてるものを垣間見た気がした。

味自体はどれも取り立てておいしいものもないと言うのが印象。どれも普通。量も一人では多く、2,3人がいいかな？と思う量の印象を受けた。ただサラダの彩りがとてもよい。あと瓶ビールでサッポロ・アサヒ・キリンと選べるのもいい。


若い人に人気のようだ。
当初、タイトルを「街に新風を」としたが、ある意味期待したい面はある。