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店名 |
驪山(レイザン)
|
---|---|
ジャンル | 中華料理、焼きそば |
予約・ お問い合わせ |
0263-35-3515 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
松本駅から車で20分。松本深志高校と信州大学医学部との中間にあります。 北松本駅から1,707m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
28席 |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 小松プラザに20台ほど |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | 2時間半以上の宴会可 |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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早い時間から飲んで食べて、宿に帰って寝床に転がり、NHK/BSでドキュメント観て、よく眠る。
旅商いの途中、週末を迎えると、夜は大概こんな過ごし方になる。
出先の夜遊び、倶楽部活動? も気にならないではないが、翌朝を気にせず、誰にも煩わされず、ひとりの時間を持つ、というのもなかなか得難いひとときだし、日頃無駄に動き回っている身体も休まる。
余計なことは考えず、のんびりする事にしている。
翌朝、ゆっくり起きる。
腹は減っているが、あとの「たのしみ」のためにワザと朝食はとらない。
身支度をし、宿の精算を済ませ、クルマを引っ張り出すと、信大医学部方面に向かう、1115時。
小さな、いっけん地方の街道沿いによく見かけるスナックみたいな外観の店。
なかに入ると横長のカウンタと思いの外広いダイニング、適切な食卓数と配置。
ホームページ http://www.mcci.or.jp/www/reizan/in/info/Info_Fram.html にあるように、今はなき、「竹乃家」のながれ。
若い頃、趣味で信州まわりをしていた時期、半ば訪問する事が目的、みたいになっていたその中華料理屋はもはや存在しないが、おなじレシピと味付けで、何より「おなじ遺伝子」が御菜を提供している、と、聞きつけて以来、市街地からはいささか遠く、交通至便というわけにもまいらぬが、松本に赴き、時間に余裕がある時には寄るようにしている。
二年ぶり、いや、三年ぶりかもしれない。
席につくとお茶の種類を尋ねられる。
香片(ぢゃすみん)、烏龍、普洱(ぽーれい、あ、ぷーあーる、ね)から好きなものをどうぞ、という事になっている。
華南の声の大きめなチューカでは、普洱茶に決めている。
決めているのに理由はない、あったとしても忘れてしまった。
もしあるとすれば「ぽーれい、むこい! 」(普洱唔該! )と叫んで、にわか香港通ぶりをジマンしたいから、とは、実際には、「あ、ぷーあーる、お願いします」と口にしている、とんだ意気地なしだから黙っている。
そう思いながら、蒸篭に入るシウマイの数を聞くと五個と言われ、残ったら持って帰っていい? と尋ねると、どーぞどーぞと言われたのに気を良くし注文し、ついでにその昔、松本駅前松電デパートの地下の惣菜コーナーで持ち帰りで売っていた竹乃家のそれが懐かしくて、什錦炒麵をとると、シウマイは香港のどこで食うより日本のそれが美味いという毎度お馴染みのナゾに直面し、一拍おいて運ばれてきた「五目焼きそば」に対峙すると、これ以上繊細な揚げ麺は他にない! と言い切ることが出来るその仕上がり具合に往年の店のそれの完全復刻を喜び、上に掛かった餡の「もとのあじ」に頼らぬ真実一路、単刀直入、風味快適、全体淡味ぶりに猪突猛進美味美味と箸を動かし、しかし濃い味ばかり好む若い頃、よくまあこの素直で淡い味を心地よく感じたね、と、我が三十年まえの味覚に手前味噌で感心しながら皿の上を空にし、蒸篭に残った三個に合わせ、シウマイもう一人前と叉焼を追加注文の上、打包(だーぱぉ:持ち帰り)出来るかと聞くと、女将莞爾として、用意し、丁寧に包んでくれ、高速で230キロを走り、帰宅し、薄めにスライスし、夕餉の卓に供した叉焼の割烹、芳しい燻香、脆にして軟な食感、味の調子はまさに「あの頃のまま」でありながら現代の食味嗜好にも充分たえる出来栄えで、あゝこの味が残っていてよかった、と、感慨に浸りながら、あまりの美味さに「なにこれ! 」「おとーさんばっかりズルい! 」などと叫びながら、「家のもの」と「長男」が次から次へと食い尽くしそうなのを、自らも箸で押さえ、取り分を確保しない、事もない。